エピソード291の感想一覧

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[良い点]
雪さん、お元気ですか?
縁の本棚を拝読し、「神去なあなあ日常」を読み終えました。
自然の偉大さと、林業を営む山々と畏敬の念で接する地元の人々の様子に、大変心を打たれました。とても面白かったです。敬い慕うことって、良い心ですね。
山の神さまとか自然に立ち向かっていくのではなく、敬って大切にし共存し受け入れようとする男たちの姿を拝読し、自分の人生になぞらえた時、自分の身に起こったことを受け入れて、時には受け流すことも必要なんだなあと思った次第です。
主人公の勇気が好きになった、直紀さんの叶わぬ恋。これは辛いです。恋愛もなかなかに、ままならないものですね。
人間が生涯においてずっとつがいでいられる、両思いの生物だったらさぞ幸せなのにと、どうしても思ってしまいます。
素敵な本をお勧めくださり、ありがとうございました。
どうしても新しく出る本に手を伸ばしてしまいますから、こうして紹介いただけるのは、嬉しい限りです。
雪さんと読む本を一冊でも共有できることは、私の幸運です。
これからもどうぞご自愛くださり、色々な本をご紹介くださいね。エッセイも楽しみにしております。(o^^o)

  • 投稿者: 三千
  • 2021年 09月09日 17時59分
三千さま

お返事おそくなってしまってごめんなさい。
読んで下さってありがとうございます。
同じ本を読んで感想を共有できることは嬉しいですね(^^♪

ひとつの村には、自分たちの御祖(みおや)が築き上げてくれた伝統や風習があります。こと神様に対する思いを、今のご時世で引き継いでいくことは本当にむずかしいのですが、この村には、自然に対する謙虚さと慎みが残っていますね。
神かくしなど、信じない人は一笑に付してしまいがちですが、人智でははかりしれない不思議なことはたくさんあるのですよね。

直紀さんとの恋は、なかなかひとすじなわではいかないでしょうけれど、明るい希望は持ちたいですね。
続編出ているそうです。ぜひ読んでみたいですね!


感想ありがとうございましたm(__)m
  • 雪縁
  • 2021年 09月13日 12時42分
[一言]
 神木や鎮守の森を薄暗くうっとうしいから切り払うなんて、凄まじい話ですね……。
 此方の方でも、鎮守の森や山の大木を片っ端から切り倒して、山を明るくして居ますが、何考えて居るんだろうと思いますよ。
 切り倒した方たちは、神にでもなったつもりなのでしょうか? 

 神木を斬るなとか、山の大木を斬ってハゲにするなとかの昔から言われている事は、何か理由が有って言われて続けて居る訳で、何も理由が無く言われて居る訳じゃないのですけどね……。
 千年以上前からある、その土地で生きるための知恵の結晶。 それが昔から伝わる伝承なんだとつくづく感じます。
 それを無視しては、いずれ山が崩れるとか、井戸が干上がるとかの災いがその身に降りかかるのでしょうけど……。
 現代の人たちは、今の世代が良ければよいのでしょうね。
 なんとも嘆かわしい事です。

くろねこさま


感想ありがとうございます。

くろねこさんのおっしゃるとおりです。
ただ、もしそう考えている方が、少数いたとしても、小さな村の中では少し力のある方が、たとえ間違った意見を言っても、それになびいてしまいます。
「あんた、それはちがうよ」そうたしなめてくれる古老が、すっかりかげをひそめてしまいました。
神職として、言わなくてはならないことは言っているつもりですが、今の時代さえよければいいと、後のことを全く考えようともしない方たちには、まるで馬の耳に念仏状態です。

本当に嘆かわしいことです。
  • 雪縁
  • 2021年 09月06日 10時46分
[良い点]
小一郎様という祠。
由来がわかれば知りたいですね。

「御祖の心が伝わっていない現実の悲しさをひしひしと感じてしまう」
 当事者にとってはつらいことですね。
  • 投稿者: keikato
  • 2021年 08月24日 20時06分
keikatoさま

感想ありがとうございます。
小一郎さまは、文献が少なくて、宮司もよくわからないと言っております。
けれど、とても起源が古くて、それぞれに建てられた地区のお社よりも古いそうです。
小一郎さま、庚申さまの碑は、昔はもっとあったのですが、まつりをしなくなって、藪に埋もれてしまっているのも多いのです。
悲しく残念なことです(>_<)

  • 雪縁
  • 2021年 08月27日 01時52分
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