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[一言]
ちらりと読んでみるだけにしようと思っていたら、面白すぎて1日で読み終えてしまいました。明子が終始一貫すてきな女性として描かれていて、読んでいて楽しかったです。特に由との対決、悪女の演じっぷりはスカッとしました(笑)
明子と森沢さんのかけあい、親交を深めていくさまも丁寧で、とても可愛らしい関係でした。ふたりに限らず他のキャラクターも魅力的で、このお話を支える大事なメンバーだったと思います。個々の性格の肉付け、ストーリーの軸、細かい設定まで行き届いていました。
最終的にすべての元凶が由に押し付けられ、完全悪として片付けられているような構図は(実際自業自得ではあるものの)性急で手軽な役割にも感じましたが、一生明子とは相容れない、分かり合えないであろうその性格と、働き先のおじちゃんとの関わりの中で彼女の芯が見えたような気もします。達也も因果応報ではあるが可哀想で好きです。
素敵なお話をありがとうございました、出会えてよかったです。
  • 投稿者: みけ
  • 2018年 02月28日 00時11分
こんにちは!
感想をありがとうございます。

>最終的にすべての元凶が……

そうなんですよ~(汗)

明子は、六条姉妹の中で一番クセのない子なので、彼女の輪郭をはっきりさせるために……とか、達也は気が回らない優等生なだけで決して悪い人ではないということを描こうとするあまり、結果的に対抗相手の唯の描写がなにかと酷くなってしまいました。
 彼女は彼女なりにいいところもあるし、実は小心者だし、モデルという常にコンプレックスと対峙するような職についてさえいなければ、もっと普通の好い人として生きていけただろう……というようなところも書ききれたらよかったのですが、私の筆力不足でした。

 なんか、言い訳ばかりになってしまいましたが、長い話を最後まで読んでくださってありがとうございました。お楽しみいただけましたようで、とても嬉しかったです。
 






  • 風花てい(koharu)
  • 2018年 03月01日 08時28分
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