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[一言]
1.2の両方とも大好きな作品です。モバの方ではもう書かれないそうなので追ってきました。



一次選考突破おめでとうございます
  • 投稿者: ふのゆけん
  • 18歳~22歳 男性
  • 2012年 02月10日 21時58分
[一言]
 はじめまして、ヒメノムラサキと申します。
『NecRomance』第2章まで拝読させて頂きました。

 主人公が特殊な家系、イズミを護る美少女ダーシェンカ、悪友の佐倉、そして肝試しにて初遭遇する敵──といった具合に、少なくとも第2章まで読んだ時点では登場人物・展開ともに王道ライトノベルの体を成している本作なのですが──。

 正直、第1章の「息子に死体とのキスを促す父親」という構図には、ライトノベルというより角川ホラーによくある理不尽さを覚えましたw
 ええ、回りくどい表現ですが、褒めています。

 以下、感想というよりは自身の勝手な考察です。
 あいにく、後々読み直して後悔するレベルの深読みが好きなタチなので、まあ流し読みして下さいw
 第2章を読み終えて思ったことは、ああこれはイズミではなくダーシェンカに感情移入する話なのか、と。
 そもそも登場人物に感情移入可能な話が面白いか否かは、ここでは省かせて頂きます。

 ダーシェンカは確かにこの時点で謎の多い少女です。
 何せ死者ですしね。まさに「非日常」の象徴です。

 しかしキャラでいうとイズミの方がはっきり言って読めない。
 簡潔に言いますと順応力が半端じゃない。
 あの両親の許で育った子どもですから、元から完全無垢な「一般人」というわけでもなかったのかもしれませんが、にしたって「実際に痛い目にあってはいないから」「ダーシェンカが助けてくれたから」という理由のみで、体術訓練の段階まで飛躍できるのは色々凄過ぎる。

 その清々しいまでの順応っぷりに読者は「えっ?」と思うわけです。
 そこで、ダーシェンカはイズミに尋ねます。
 イズミは弱音を漏らさないのか──と。
 これ、そのまま読者の気持を代弁してると私は思います。
 で、ここでさらに思ったんですよね。
 ああ、これはダーシェンカに感情移入して楽しむ物語なのか、と。

 日常に属しているはずなのに、いまひとつ胸の内が読めないイズミ。
 非日常に属しているはずなのに、何故か中身では下手するとイズミよりも「一般人」やってるダーシェンカ。
 故意に作られた人間関係かどうかはさておき、ユニークなチグハグさですね。

 読了次第また感想(?)書かせて頂くかもしれません。
 流石に今回みたく怪文が長々と続くことはないでしょうがw
 ではでは、ヒメノムラサキでした。
 細かいところまで見てくださっていて、とても嬉しいです。ニヤニヤが止まりませんw

 NecRomanceは、ライトノベルの王道を志して描いた作品なので、王道としてとらえてくださってくれたことはとても嬉しいです。

 で、感情移入にかんしては、作者としても割と気をつけました。が、ラノベの主人公は、私にとって往々にして感情移入の対象ではなく、その境遇(カワイコちゃんたちとイチャイチャしたり、ねw)を羨むあるいは妬む対象だったので、読者の共感を得る役割ではなく、物語をラノベ王道展開に持っていく装置として機能していただくことにしました。でも、感情移入一切できないラノベは個人的にナイと思ったので(ラノベ以外は感情移入できないのもアリだと思うのですが)境遇は感情移入できなくとも、感情は共感できるように、と描いたのがダーシェンカです。まぁ、感情移入できるように、というよりはいじらしく見えるように描いた、というほうが正しいのですがw

 イズミとダーシェンカのチグハグな関係はNecRomanceの終盤を書いてるあたりで気付きましたね。そこをこっから先で描いていけたらな、などとも思っております。

 もし、1を読み終えたら、読み終えての感想もぜひ聞かせて頂きたいです。
[良い点]
面白かったです。文章もしっかりしていて、よかったです。
[気になる点]
一話一話が長すぎて読むのが大変でした。素敵な作品なのに少しもったいないです。一話5000文字くらいだったら、読みやすいかなと思います。
[一言]
とても楽しませていただきました。次回作も頑張ってください。
  • 投稿者: ゆき
  • 2010年 06月11日 23時31分
なるほど。一話5000文字ですかやっぱり細かく区切ったほうがいいのですかね……そうすると話数がとても多くなってしまうのでやらなかったのですが。とりあえず次はもう少し細かく区切ってみようと思います。感想、ありがとうございます。
[良い点]
オリジナリティーがあって、とてもおもしろいですっ!

これからも頑張って下さい。

楽しみにしてますね。
[気になる点]
そんなもん無いです。
[一言]
先が気になる展開です。

執筆頑張って下さい!
  • 投稿者: Fehli
  • 2010年 05月16日 20時44分
ありがとうございます! これからだいたい休日に更新していくのでお目通し頂ければ幸いです。
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