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*未読の方へ:この感想にはネタバレが含まれています。ご注意下さい。
TOM-Fさま、こんにちは。石燈 梓です。完結まで拝読しましたので、拙い感想を書かせていただきますv
『フェアリーテイルズ・オブ・エーデルワイス』シリーズではありますが、これは綾乃ちゃんの成長譚だったなあ、というのが読み終えたときの最初の感想でしたv 『天文部』シリーズにちょこっと出ていたスイスの騒動が、こんな大変なことに( ゜Д゜)
慣れない地での取材、一筋縄でいかない取材対象、恋愛、陰謀、暴走と挫折……等、大変な経験を経ながら自分の進む道を見定めていく綾乃ちゃん。頑張りましたね! 彼女とジョセフさん、ベルナルドさん達の未来にエールを贈ります(*´ω`)
CERNが登場するフィクションは、有名なところでは『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの『天使と悪魔』だったかなあ? あれはCERN製の反物質爆弾でしたか(笑)。
今回はまっすぐ多重世界ネタで、大変面白かったですv 余談ですが、登場人物の名前にひとりで受けておりました。ボーア、プランク、シュレーディンガー……♪ カタカナ名前を覚えるのは苦手なのですが、おかげで分かりやすかったです(*^^*)
欧州に根強く残る民族差別と恋愛だとか、門閥貴族の権力維持抗争とか、個人の社会的成功への執着だとか……。複数の人物の思惑が絡み合う複雑な事件でしたが。そんな中で真実をよりわけていった綾乃ちゃんの若さと強さが頼もしかったです。悲劇も起きてしまいましたが…(T_T) マスメディアの害悪は、事実・真実を一方的に捻じ曲げたり、理解不足から勝手に低俗なゴシップを作成して流布することの方だと思うので(コロナ禍で現実に現れておりますね・汗)。暴走気味だったとはいえ、『真のジャーナリストの誕生』とジョセフさんが称えた言葉には納得します。真実にはツラいこともある……あれは逆恨み、ですよね……。
各人がそれぞれの「理想の世界」を求めて奔走した今回の事件。真実の理想は「今ここにある世界」にこそあるのだと、感じさせて頂きました。
大変面白かったです(*^^*) 楽しませて頂きました。ありがとうございましたv
また他の作品にお邪魔させて頂きますね(*ノωノ)
*未読の方へ:この感想にはネタバレが含まれています。ご注意下さい。
TOM-Fさま、こんにちは。石燈 梓です。完結まで拝読しましたので、拙い感想を書かせていただきますv
『フェアリーテイルズ・オブ・エーデルワイス』シリーズではありますが、これは綾乃ちゃんの成長譚だったなあ、というのが読み終えたときの最初の感想でしたv 『天文部』シリーズにちょこっと出ていたスイスの騒動が、こんな大変なことに( ゜Д゜)
慣れない地での取材、一筋縄でいかない取材対象、恋愛、陰謀、暴走と挫折……等、大変な経験を経ながら自分の進む道を見定めていく綾乃ちゃん。頑張りましたね! 彼女とジョセフさん、ベルナルドさん達の未来にエールを贈ります(*´ω`)
CERNが登場するフィクションは、有名なところでは『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの『天使と悪魔』だったかなあ? あれはCERN製の反物質爆弾でしたか(笑)。
今回はまっすぐ多重世界ネタで、大変面白かったですv 余談ですが、登場人物の名前にひとりで受けておりました。ボーア、プランク、シュレーディンガー……♪ カタカナ名前を覚えるのは苦手なのですが、おかげで分かりやすかったです(*^^*)
欧州に根強く残る民族差別と恋愛だとか、門閥貴族の権力維持抗争とか、個人の社会的成功への執着だとか……。複数の人物の思惑が絡み合う複雑な事件でしたが。そんな中で真実をよりわけていった綾乃ちゃんの若さと強さが頼もしかったです。悲劇も起きてしまいましたが…(T_T) マスメディアの害悪は、事実・真実を一方的に捻じ曲げたり、理解不足から勝手に低俗なゴシップを作成して流布することの方だと思うので(コロナ禍で現実に現れておりますね・汗)。暴走気味だったとはいえ、『真のジャーナリストの誕生』とジョセフさんが称えた言葉には納得します。真実にはツラいこともある……あれは逆恨み、ですよね……。
各人がそれぞれの「理想の世界」を求めて奔走した今回の事件。真実の理想は「今ここにある世界」にこそあるのだと、感じさせて頂きました。
大変面白かったです(*^^*) 楽しませて頂きました。ありがとうございましたv
また他の作品にお邪魔させて頂きますね(*ノωノ)
- 投稿者: 石燈 梓(Azurite)
- 2021年 05月23日 09時04分
石燈 梓(Azurite)さん
こちらの作品もお読みいただき、ありがとうございます!
作品のシリーズについては、私もちょっと違うかなぁと感じていました。メインとなる物語は、仰るように綾乃のジュブナイルですので、『天文部シリーズ』に入れようかと考えています。
はい、あのシリーズでちょこっと顔を出していたネタが、じつはこんな大事件でした。最初は、課題のひとつくらいの軽い気持ちで取り組んだことが、綾乃の人生を決定づけることに。明らかに手に余る事件を追い、曲者揃いの大人たちにもまれ、ぼっこぼこにされてふらふらになりながらも、最後までよく頑張り彼女は大きく成長しました。わが子ながら、あっぱれです(笑)
『天使と悪魔』は、執筆中に深夜放送で観たことがあります。そうそう、あのお話は反物質でドカンでしたね。そういえば、ウチの子にも反物質にご執心なのがいましたねぇ(爆)
拙作はいわゆる多重世界を扱っていますが、どうしても荒唐無稽に陥りやすいので、どれだけ真実味を演出できるか苦心しました。面白かったと言っていただけて、嬉しいです。
そして、せっかく量子理論を取り上げるのだからと、キャラのネーミングでも遊ばせてもらっています。こういうのって、アマチュア作家の楽しみですよね。
仰る通り、登場人物たちは、みんなそれぞれに思惑やしがらみやらを抱えて、自分自身や味方勢力の利益を追求しています。それが事件を複雑にしてしまったわけですが、それらの背景には個人の力ではどうしようもないこともあって、さすがに快刀乱麻というわけにはいきませんでした。繰り返しになりますが、それでも綾乃はよくやりました。お褒めの言葉をいただいて、喜んでいると思います。
マスメディアの問題も、ほんとうに仰る通りで、「切り取り」報道や偏向報道などを含めて、じつにレベルの低いものも現実にありますよね。綾乃がやらかしたことは、暴走ではありましたが間違いではなかった。でも、それによって人生に大きな影響を受けた人もいた(逆恨みですけどねw)。そういうことを骨身にしみて理解できたことは、ジャーナリストとして得難い経験だったと思います。
ニーナが目指した世界、綾乃が目指した世界、他の人々が目指した世界。それぞれに異なっていますが、多かれ少なかれ影響を与えあって、この「世界」に内包されている。そんなイメージで書いていましたので、総括のお言葉はとても嬉しいです。
じつに面倒くさい作品におつきあいくださり、また丁寧な感想を寄せていただき、ほんとうにありがとうございました。
こちらの作品もお読みいただき、ありがとうございます!
作品のシリーズについては、私もちょっと違うかなぁと感じていました。メインとなる物語は、仰るように綾乃のジュブナイルですので、『天文部シリーズ』に入れようかと考えています。
はい、あのシリーズでちょこっと顔を出していたネタが、じつはこんな大事件でした。最初は、課題のひとつくらいの軽い気持ちで取り組んだことが、綾乃の人生を決定づけることに。明らかに手に余る事件を追い、曲者揃いの大人たちにもまれ、ぼっこぼこにされてふらふらになりながらも、最後までよく頑張り彼女は大きく成長しました。わが子ながら、あっぱれです(笑)
『天使と悪魔』は、執筆中に深夜放送で観たことがあります。そうそう、あのお話は反物質でドカンでしたね。そういえば、ウチの子にも反物質にご執心なのがいましたねぇ(爆)
拙作はいわゆる多重世界を扱っていますが、どうしても荒唐無稽に陥りやすいので、どれだけ真実味を演出できるか苦心しました。面白かったと言っていただけて、嬉しいです。
そして、せっかく量子理論を取り上げるのだからと、キャラのネーミングでも遊ばせてもらっています。こういうのって、アマチュア作家の楽しみですよね。
仰る通り、登場人物たちは、みんなそれぞれに思惑やしがらみやらを抱えて、自分自身や味方勢力の利益を追求しています。それが事件を複雑にしてしまったわけですが、それらの背景には個人の力ではどうしようもないこともあって、さすがに快刀乱麻というわけにはいきませんでした。繰り返しになりますが、それでも綾乃はよくやりました。お褒めの言葉をいただいて、喜んでいると思います。
マスメディアの問題も、ほんとうに仰る通りで、「切り取り」報道や偏向報道などを含めて、じつにレベルの低いものも現実にありますよね。綾乃がやらかしたことは、暴走ではありましたが間違いではなかった。でも、それによって人生に大きな影響を受けた人もいた(逆恨みですけどねw)。そういうことを骨身にしみて理解できたことは、ジャーナリストとして得難い経験だったと思います。
ニーナが目指した世界、綾乃が目指した世界、他の人々が目指した世界。それぞれに異なっていますが、多かれ少なかれ影響を与えあって、この「世界」に内包されている。そんなイメージで書いていましたので、総括のお言葉はとても嬉しいです。
じつに面倒くさい作品におつきあいくださり、また丁寧な感想を寄せていただき、ほんとうにありがとうございました。
- TOM-F
- 2021年 05月25日 17時48分
[一言]
とても遅くなりましたが完結おめでとうございます!
また一から読ませていただきました。通して読むと流れがよりよくわかって面白かったです! 他の作品も好きですが、わたしはこの作品が一番好きです。毎作言ってるかもしれないけど。(笑)
物理学に関してはわたしではわからない部分もありますが、それでも物語として十分に面白く、楽しませていただきました。調べた知識で適当に書いているだけです、といつも仰いますが、これほど上手くまとめて物語として破綻なく組み込んでいるのがいつもすごいなあと思っています。
最初からは想像もできなかったくらい大きな話になりましたね。思いがけない展開の連続にグイグイ引っ張られました。シリアスな展開も壮大な展開も着実に描き切っていて、本当にすごいです。綾乃が一回り……どころか二回りも三回りも成長したのを感じました。なんかもうスーパーウーマンすぎてすっかり手の届かないところに行ってしまったような……。もう智之とは話が合わなそうですよね。世界が違いすぎて。(笑)
彼は彼でまた高校卒業後、違った人生経験を積んできたんでしょうけど。
綾乃は智之一筋かと思ってたけど、ベルナルドさんと完全にお別れにはならなかったのが、個人的にはちょっと嬉しかったです♪
ひとつだけ気になったのは、13-2の告発文を見せるところですが、これを所長の視点で書くのはちょっと反則かなあと思いました。他の人の視点からでも成り立つ話ですし、あえて所長の視点を使ってまで嘘の心情を書く必要はないような気がします。そこだけちょっと気になりました。
長い連載、本当にお疲れさまでした。今後の活躍も楽しみにしています!
とても遅くなりましたが完結おめでとうございます!
また一から読ませていただきました。通して読むと流れがよりよくわかって面白かったです! 他の作品も好きですが、わたしはこの作品が一番好きです。毎作言ってるかもしれないけど。(笑)
物理学に関してはわたしではわからない部分もありますが、それでも物語として十分に面白く、楽しませていただきました。調べた知識で適当に書いているだけです、といつも仰いますが、これほど上手くまとめて物語として破綻なく組み込んでいるのがいつもすごいなあと思っています。
最初からは想像もできなかったくらい大きな話になりましたね。思いがけない展開の連続にグイグイ引っ張られました。シリアスな展開も壮大な展開も着実に描き切っていて、本当にすごいです。綾乃が一回り……どころか二回りも三回りも成長したのを感じました。なんかもうスーパーウーマンすぎてすっかり手の届かないところに行ってしまったような……。もう智之とは話が合わなそうですよね。世界が違いすぎて。(笑)
彼は彼でまた高校卒業後、違った人生経験を積んできたんでしょうけど。
綾乃は智之一筋かと思ってたけど、ベルナルドさんと完全にお別れにはならなかったのが、個人的にはちょっと嬉しかったです♪
ひとつだけ気になったのは、13-2の告発文を見せるところですが、これを所長の視点で書くのはちょっと反則かなあと思いました。他の人の視点からでも成り立つ話ですし、あえて所長の視点を使ってまで嘘の心情を書く必要はないような気がします。そこだけちょっと気になりました。
長い連載、本当にお疲れさまでした。今後の活躍も楽しみにしています!
つるけいこ さん
長い作品を再通読いただいたんですね。ありがとうございます。
連載期間が三年と長く、月二回と頻度が低いので、連載におつきあいくださった皆さんは、前回どんな話だっけ? ってなっていたんじゃないかと心配していました。やはり、通読していただくのが流れがよくわかるんですね。そのうえで、気に入っていただけて嬉しいです。何回伺っても嬉しい言葉ですし、モチベーションにもなります。感謝します。
物理学ネタについては、私もガチ文系なのでほんとによくわかっていません。ただ、作品が物理学を扱っているので、やはりそういう雰囲気やネタを出さねばと思い、あれこれ調べて書き込みました。破綻なくまとまっていた、楽しんでいただけた、というお言葉をいただけて、頑張った甲斐があったというものです。
ちなみに、ホントにナンチャッテ物理なので、真に受けないでくださいね……って、そんな人いないか(笑)
この作品は、当初はもうすこし分量も内容も、コンパクトなものになるはずでした。そこに、あれこれ詰め込みすぎて、巨大化してしまったという一面もあります。ですが、書きたかったことはすべて書ききれたと思っています。
思いがけない展開だと感じていただけて、良かったです。この長さで平板な物語だと、さすがにマズいですよね。
綾乃はヒロインですし、才能にも環境にも恵まれている子なので、かなり頑張らせました。ハタチそこそのの小娘には、さぞや荷が重かっただろうと思いますが、いろんな「世界」に触れて経験を積み、ほんとうに成長したと思います。
ぼおっと大学生活を送っている幼馴染の彼とは、大きな開きができました。そうなんですよ、もう世界が違いすぎて話が合わないんですよ、あの二人。しかも、こっちに彼氏と彼女ができちゃったし、三角関係の決着、どうするんでしょうねぇ(笑)
さて、ご指摘の部分ですが。
彼の心情を描くシーンが少ないので出番を増やしたかったのと、いわゆるミスリードを誘う狙いもあったんですけど、嘘の心情を語らせたのはたしかに無理のあるし無用ですね。あそこの視点は、綾乃でもベルナルドでも良かったわけですしね。うん、ちょっと考えてみます。
この度は、拙作をお読みいただき、また丁寧な感想を書いていただき、ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします。
長い作品を再通読いただいたんですね。ありがとうございます。
連載期間が三年と長く、月二回と頻度が低いので、連載におつきあいくださった皆さんは、前回どんな話だっけ? ってなっていたんじゃないかと心配していました。やはり、通読していただくのが流れがよくわかるんですね。そのうえで、気に入っていただけて嬉しいです。何回伺っても嬉しい言葉ですし、モチベーションにもなります。感謝します。
物理学ネタについては、私もガチ文系なのでほんとによくわかっていません。ただ、作品が物理学を扱っているので、やはりそういう雰囲気やネタを出さねばと思い、あれこれ調べて書き込みました。破綻なくまとまっていた、楽しんでいただけた、というお言葉をいただけて、頑張った甲斐があったというものです。
ちなみに、ホントにナンチャッテ物理なので、真に受けないでくださいね……って、そんな人いないか(笑)
この作品は、当初はもうすこし分量も内容も、コンパクトなものになるはずでした。そこに、あれこれ詰め込みすぎて、巨大化してしまったという一面もあります。ですが、書きたかったことはすべて書ききれたと思っています。
思いがけない展開だと感じていただけて、良かったです。この長さで平板な物語だと、さすがにマズいですよね。
綾乃はヒロインですし、才能にも環境にも恵まれている子なので、かなり頑張らせました。ハタチそこそのの小娘には、さぞや荷が重かっただろうと思いますが、いろんな「世界」に触れて経験を積み、ほんとうに成長したと思います。
ぼおっと大学生活を送っている幼馴染の彼とは、大きな開きができました。そうなんですよ、もう世界が違いすぎて話が合わないんですよ、あの二人。しかも、こっちに彼氏と彼女ができちゃったし、三角関係の決着、どうするんでしょうねぇ(笑)
さて、ご指摘の部分ですが。
彼の心情を描くシーンが少ないので出番を増やしたかったのと、いわゆるミスリードを誘う狙いもあったんですけど、嘘の心情を語らせたのはたしかに無理のあるし無用ですね。あそこの視点は、綾乃でもベルナルドでも良かったわけですしね。うん、ちょっと考えてみます。
この度は、拙作をお読みいただき、また丁寧な感想を書いていただき、ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします。
- TOM-F
- 2021年 01月15日 17時17分
[一言]
遅ればせながら読ませて頂きました。
理数系にとことん弱いので、難しい言葉の意味はよく分からないのですが、最後の「what a wonderful world」に全てが込められているんだろうなと思いました。そして、人物それぞれがとても丁寧に描かれていて、こんな人いる気がすると思えるところがよかったです。
あの実験が成功していたらアルバートさんとイズミさんは幸せになっていたかもしれない。だけど、全てが破滅していたかもしれないんですよね。ニーナさんにとっても実験成功で物理学者(彼女の場合人生の勝ち組的な意味合いがありそうですが)としての成功を束の間掴んだかもしれませんが、結局のところ今ある現在が世界にとっての最良なのかもと思わざるをえません。なんと言っても私たち人間は未来を自分で作っていくことが出来るのですものね。
最後にマルガレーテさんの「弟」の言葉で勘違いが取れてアヤノさんの罪悪感が一つだけ薄れてよかったです。
面白かったです。読ませて頂きありがとうございました!
遅ればせながら読ませて頂きました。
理数系にとことん弱いので、難しい言葉の意味はよく分からないのですが、最後の「what a wonderful world」に全てが込められているんだろうなと思いました。そして、人物それぞれがとても丁寧に描かれていて、こんな人いる気がすると思えるところがよかったです。
あの実験が成功していたらアルバートさんとイズミさんは幸せになっていたかもしれない。だけど、全てが破滅していたかもしれないんですよね。ニーナさんにとっても実験成功で物理学者(彼女の場合人生の勝ち組的な意味合いがありそうですが)としての成功を束の間掴んだかもしれませんが、結局のところ今ある現在が世界にとっての最良なのかもと思わざるをえません。なんと言っても私たち人間は未来を自分で作っていくことが出来るのですものね。
最後にマルガレーテさんの「弟」の言葉で勘違いが取れてアヤノさんの罪悪感が一つだけ薄れてよかったです。
面白かったです。読ませて頂きありがとうございました!
>瑞月風花さん
読んでいただいて、ありがとうございます。
じつは作者もガチガチの文系でして、物理系ネタはほぼすべて雰囲気を楽しんでいただくために、ちょこっと調べただけで書き散らしたものです。専門の方が読んだら、きっと噴飯ものですね。
キャラが丁寧に描かれていて実在感があった、というお言葉は嬉しいです。
さて。
かの実験が成功して理論が感性していたら、いろんな意味で影響は大きかったと思います。仰るように、アルバートと泉美は幸せな家庭を築いていたかもしれませんし、ニーナも名声や地位を得ていたことでしょう。けれど、それがその後の人生にとって、果たしていいことだったのかは、疑問ですね。特に、実力もないニーナは、あんな方法で手に入れた名誉や地位が、逆に彼女を追いつめる結果になっていたと思います。
自分の力でいろんなものを掴みとっていく(=自分の未来は自分で作っていく)綾乃とは好対照だったわけですが、ラストは「what a wonderful world」という歌詞をそれぞれがどう受け止めるのか、というふうに集約させてみました。なので、そこに全てが込められていると感じていただけて、良かったです。あのあと、ニーナもきっと、一歩を踏み出しているはずです。
綾乃は、作者の依怙贔屓を一身に集めるチートキャラ(笑)ですので、作中ではそれなりに頑張らせました。ベルナルドとのあれこれは、彼女へのささやかなご褒美です。
だらだらと長い作品を読んでいただき、面白いと言っていただけてほんとうに嬉しいです。
このたびは、丁寧な感想をお寄せいただき、ほんとうにありがとうございました。
読んでいただいて、ありがとうございます。
じつは作者もガチガチの文系でして、物理系ネタはほぼすべて雰囲気を楽しんでいただくために、ちょこっと調べただけで書き散らしたものです。専門の方が読んだら、きっと噴飯ものですね。
キャラが丁寧に描かれていて実在感があった、というお言葉は嬉しいです。
さて。
かの実験が成功して理論が感性していたら、いろんな意味で影響は大きかったと思います。仰るように、アルバートと泉美は幸せな家庭を築いていたかもしれませんし、ニーナも名声や地位を得ていたことでしょう。けれど、それがその後の人生にとって、果たしていいことだったのかは、疑問ですね。特に、実力もないニーナは、あんな方法で手に入れた名誉や地位が、逆に彼女を追いつめる結果になっていたと思います。
自分の力でいろんなものを掴みとっていく(=自分の未来は自分で作っていく)綾乃とは好対照だったわけですが、ラストは「what a wonderful world」という歌詞をそれぞれがどう受け止めるのか、というふうに集約させてみました。なので、そこに全てが込められていると感じていただけて、良かったです。あのあと、ニーナもきっと、一歩を踏み出しているはずです。
綾乃は、作者の依怙贔屓を一身に集めるチートキャラ(笑)ですので、作中ではそれなりに頑張らせました。ベルナルドとのあれこれは、彼女へのささやかなご褒美です。
だらだらと長い作品を読んでいただき、面白いと言っていただけてほんとうに嬉しいです。
このたびは、丁寧な感想をお寄せいただき、ほんとうにありがとうございました。
- TOM-F
- 2020年 12月15日 20時41分
[一言]
完結おめでとうございます!
約三年の長期連載であったことに今さらながら気づき、あっという間だったとびっくりしております。もちろん私が年を取ったという理由もあるのでしょうが(笑)、物語として無駄がなく、破綻やテーマのブレが皆無だったからだと思います。
多視点の一人称記述という、かなり難易度の高い手法で綴られた本作、まったく混乱せずに読み進むことができました。文章が巧みなのはもちろんですが、それぞれの心情の掘り下げが絶妙でありました。ヒロインの綾乃は深めに、それ以外の語り手は読者が共感しすぎない程度に、このへんの距離感がうまいです。
実際、全員が自分の思いを同じ深度でぶちまけ始めたら、読み手の視点が定まらなくて大変だったと思います。私はついやらかしがちなので、勉強になりました……。
そして前作に引き続き、欧州の街並みの描写が素敵でした! 行ってみたくなります。
量子物理学という非常にハイブロウなモチーフを前に、さてついて行けるだろうかと最初不安でしたが、読み始めるとまったくそんな心配は不要でした。
「権威に絡んだ大人の思惑と、それに真っ向から疑問をぶつける若い感性」という対立軸は王道でありながら鮮烈です。さらに若さゆえの残酷な潔癖さと暴走、隠蔽する側ののっぴきならない事情がシビアに描かれて、善悪が分離できない現実が写し取られているようでした。実験結果に異を唱えた綾乃が追い詰められるあたりまでは完全に彼女が善玉でしたが、独断でアルバートとニーナのスキャンダルをすっぱ抜いたところをきっかけに、被害者と加害者の境が曖昧になりましたもんね……才気に溢れ頼もしく見えていたベルナルドの閉塞感や、ニーナの昏く壮絶な過去が明らかになるにつれ、この世界はそう単純ではないと気づかされます。終盤のノエルの台詞「排他的に見えるふたつのものは、実は不可分で、相互に補いあうことで世界を作り上げているのよ」に、本作のテーマがすべて集約されているように感じました。
多重世界の存在可能性に、結局それぞれが見たい世界を夢見たのかもしれません。誰もが不完全で欠乏と願望を抱えていて、だからこそここではないどこか、理想の世界を求める。疑惑の実験とその後の騒動を通して、拘った全員の人生が揺さぶられ、良い意味でも悪い意味でも欺瞞が削ぎ落とされて再構築されていくのは象徴的でした。
綾乃はもちろん、ニーナのその後にも幸多かれと祈るばかりです(とはいえ彼女は逞しく立ち上がりそうだなあ)。
長期に渡る連載お疲れ様でした。素晴らしい物語をありがとうございました。
完結おめでとうございます!
約三年の長期連載であったことに今さらながら気づき、あっという間だったとびっくりしております。もちろん私が年を取ったという理由もあるのでしょうが(笑)、物語として無駄がなく、破綻やテーマのブレが皆無だったからだと思います。
多視点の一人称記述という、かなり難易度の高い手法で綴られた本作、まったく混乱せずに読み進むことができました。文章が巧みなのはもちろんですが、それぞれの心情の掘り下げが絶妙でありました。ヒロインの綾乃は深めに、それ以外の語り手は読者が共感しすぎない程度に、このへんの距離感がうまいです。
実際、全員が自分の思いを同じ深度でぶちまけ始めたら、読み手の視点が定まらなくて大変だったと思います。私はついやらかしがちなので、勉強になりました……。
そして前作に引き続き、欧州の街並みの描写が素敵でした! 行ってみたくなります。
量子物理学という非常にハイブロウなモチーフを前に、さてついて行けるだろうかと最初不安でしたが、読み始めるとまったくそんな心配は不要でした。
「権威に絡んだ大人の思惑と、それに真っ向から疑問をぶつける若い感性」という対立軸は王道でありながら鮮烈です。さらに若さゆえの残酷な潔癖さと暴走、隠蔽する側ののっぴきならない事情がシビアに描かれて、善悪が分離できない現実が写し取られているようでした。実験結果に異を唱えた綾乃が追い詰められるあたりまでは完全に彼女が善玉でしたが、独断でアルバートとニーナのスキャンダルをすっぱ抜いたところをきっかけに、被害者と加害者の境が曖昧になりましたもんね……才気に溢れ頼もしく見えていたベルナルドの閉塞感や、ニーナの昏く壮絶な過去が明らかになるにつれ、この世界はそう単純ではないと気づかされます。終盤のノエルの台詞「排他的に見えるふたつのものは、実は不可分で、相互に補いあうことで世界を作り上げているのよ」に、本作のテーマがすべて集約されているように感じました。
多重世界の存在可能性に、結局それぞれが見たい世界を夢見たのかもしれません。誰もが不完全で欠乏と願望を抱えていて、だからこそここではないどこか、理想の世界を求める。疑惑の実験とその後の騒動を通して、拘った全員の人生が揺さぶられ、良い意味でも悪い意味でも欺瞞が削ぎ落とされて再構築されていくのは象徴的でした。
綾乃はもちろん、ニーナのその後にも幸多かれと祈るばかりです(とはいえ彼女は逞しく立ち上がりそうだなあ)。
長期に渡る連載お疲れ様でした。素晴らしい物語をありがとうございました。
橘 塔子さん
はい、長いようで短い三年でした。アインシュタインの言葉じゃないですが、楽しいことをしていると時間は短く感じるようです。加齢による圧縮効果は、無視です(笑)
物語に無駄や破綻やブレがなかったという評価は、すごく嬉しいです。調子に乗ってあれこれ書き込んでしまったので、ハチャメチャな内容になっているのではないかと心配していましたので、安心しました。
登場人物ひとりひとりの内面「世界」を描くために、ああいう手法を取りましたが、本来はタブーなんですよね、ああいうのは。実際、書きはじめてみるとやはり敷居が高かったです。誰が何をどこまで知っているのかとか、誰がいつ何をしたのかとか、そのあたりが混乱してきて、自分で仕掛けた迷路にはまり込む寸前でした。
心情の描写の濃淡については、お褒めの言葉は嬉しいのですが、白状しますといわゆる『怪我の功名』というやつです。全員を同じ分量で書ききれず、ヒロインの綾乃にフォーカスすることにした、というのが実態です。ただ、おっしゃるように、あれくらいの濃淡差があった方が、物語の軸が安定する効果はあったようです。おかげで、なんとか最後まで書ききれました。
物理学に関する部分については、さんざんに言いふらしてきました通り、私もど素人でして、かっこいい言葉を連ねただけのナンチャッテ理論でした。専門家の方からのツッコミがなくてほっとしています。
仰るように、超一流の研究所という権威に若い力が挑んでいくという構図のなかで、隠蔽する側のいかにも黒い事情と、追求する側の青くさいほどの潔癖さは、わかりやすい対立軸として機能しましたので、これは成功だったかなと思っています。
そしてそのうえで、善悪が分離できない表裏一体のものであるということを描くために、追求する側の綾乃を絶対的な正義にはせず、マスコミの悪い面を体現させる役割も与えました。ベルナルドも、ニーナも、その他のキャラたしも、多かれ少なかれ似たような役割を演じています。結局、誰しもが、被害者であって加害者でもある、良いことをしながら悪いこともする、そういうものなのだろうなと思います。これも、お気づきのとおりですね。
ノエルのあのセリフ、ご指摘のとおり拙作の最も重要なモチーフです。彼女にしてはめずらしくまともなことを言っていますけど、そもそも諸悪の根源ですからね。自己正当化のための詭弁にしか聞こえないですよね(笑)
アルバートの理論と実験が垣間見せた甘美な夢想を、ひとときの夢と見切れた者は良かったのでしょうけど、それを本気で追ってしまった者は自身の願望に溺れてしまいました。アルバート自身の末路も、その象徴です。そして、科学だの正義だのという欺瞞がそぎ落とされてしまえば、そこにあったのはひたすら人間臭い営みでした。
ただ、それでも自身と取り巻く世界(人間関係)を受け入れられれば、また歩いて行くこともできるのだと思います。ニーナも最後の最後で、やっとそれに気づきはじめたようです。まあ、メンタルは強いですから、きっとすぐに元気になって、こんどはファッションモデルでもやりだすんじゃないかなぁ(笑)
橘 塔子さんには、連載開始から完結まで長きにわたって、ツィートやコメントやらで応援していただき、執筆のモチベーションを支えていただきました。
また、この度は拙作を掘り下げた丁寧な感想だけでなく、過分なお褒めの言葉までいただき、感謝しております。
ほんとうに、ありがとうございました。
はい、長いようで短い三年でした。アインシュタインの言葉じゃないですが、楽しいことをしていると時間は短く感じるようです。加齢による圧縮効果は、無視です(笑)
物語に無駄や破綻やブレがなかったという評価は、すごく嬉しいです。調子に乗ってあれこれ書き込んでしまったので、ハチャメチャな内容になっているのではないかと心配していましたので、安心しました。
登場人物ひとりひとりの内面「世界」を描くために、ああいう手法を取りましたが、本来はタブーなんですよね、ああいうのは。実際、書きはじめてみるとやはり敷居が高かったです。誰が何をどこまで知っているのかとか、誰がいつ何をしたのかとか、そのあたりが混乱してきて、自分で仕掛けた迷路にはまり込む寸前でした。
心情の描写の濃淡については、お褒めの言葉は嬉しいのですが、白状しますといわゆる『怪我の功名』というやつです。全員を同じ分量で書ききれず、ヒロインの綾乃にフォーカスすることにした、というのが実態です。ただ、おっしゃるように、あれくらいの濃淡差があった方が、物語の軸が安定する効果はあったようです。おかげで、なんとか最後まで書ききれました。
物理学に関する部分については、さんざんに言いふらしてきました通り、私もど素人でして、かっこいい言葉を連ねただけのナンチャッテ理論でした。専門家の方からのツッコミがなくてほっとしています。
仰るように、超一流の研究所という権威に若い力が挑んでいくという構図のなかで、隠蔽する側のいかにも黒い事情と、追求する側の青くさいほどの潔癖さは、わかりやすい対立軸として機能しましたので、これは成功だったかなと思っています。
そしてそのうえで、善悪が分離できない表裏一体のものであるということを描くために、追求する側の綾乃を絶対的な正義にはせず、マスコミの悪い面を体現させる役割も与えました。ベルナルドも、ニーナも、その他のキャラたしも、多かれ少なかれ似たような役割を演じています。結局、誰しもが、被害者であって加害者でもある、良いことをしながら悪いこともする、そういうものなのだろうなと思います。これも、お気づきのとおりですね。
ノエルのあのセリフ、ご指摘のとおり拙作の最も重要なモチーフです。彼女にしてはめずらしくまともなことを言っていますけど、そもそも諸悪の根源ですからね。自己正当化のための詭弁にしか聞こえないですよね(笑)
アルバートの理論と実験が垣間見せた甘美な夢想を、ひとときの夢と見切れた者は良かったのでしょうけど、それを本気で追ってしまった者は自身の願望に溺れてしまいました。アルバート自身の末路も、その象徴です。そして、科学だの正義だのという欺瞞がそぎ落とされてしまえば、そこにあったのはひたすら人間臭い営みでした。
ただ、それでも自身と取り巻く世界(人間関係)を受け入れられれば、また歩いて行くこともできるのだと思います。ニーナも最後の最後で、やっとそれに気づきはじめたようです。まあ、メンタルは強いですから、きっとすぐに元気になって、こんどはファッションモデルでもやりだすんじゃないかなぁ(笑)
橘 塔子さんには、連載開始から完結まで長きにわたって、ツィートやコメントやらで応援していただき、執筆のモチベーションを支えていただきました。
また、この度は拙作を掘り下げた丁寧な感想だけでなく、過分なお褒めの言葉までいただき、感謝しております。
ほんとうに、ありがとうございました。
- TOM-F
- 2020年 11月21日 11時38分
[良い点]
Article 10 : examination - 「百回目」の検証
に追いつきました。
続けて読むと少しずつ着実に話が進んでいるのがわかります。群像劇としてすごく面白いです。難しい言葉が並んでいてもやはり人間関係がきっちりと押さえられているから苦ではありません。
私はアヤノさんが好きですね♪
これから楽しみです。
[一言]
読ませていただきありがとうございました。
応援しています。
Article 10 : examination - 「百回目」の検証
に追いつきました。
続けて読むと少しずつ着実に話が進んでいるのがわかります。群像劇としてすごく面白いです。難しい言葉が並んでいてもやはり人間関係がきっちりと押さえられているから苦ではありません。
私はアヤノさんが好きですね♪
これから楽しみです。
[一言]
読ませていただきありがとうございました。
応援しています。
>古都ノ葉さん
感想へのお返事が遅くなり、申し訳ありません!
最新話まで読んでくださって、ありがとうございます。
うまく話が進んでいるか、最近ちょっと心配になっていましたので、安心しました。
群像劇。そうですね、複数の人物の視点を混在させていますので、そういう側面もあると思います。人間関係、しっかりと描き切れるように頑張ります。
綾乃を気に入ってくださって、嬉しいです。彼女、スペックは優秀なんですけど、周りのオトナたちが曲者ばかりなので、苦労することになります。最後まで見守ってやってくださいね。
感想、ありがとうございました。
感想へのお返事が遅くなり、申し訳ありません!
最新話まで読んでくださって、ありがとうございます。
うまく話が進んでいるか、最近ちょっと心配になっていましたので、安心しました。
群像劇。そうですね、複数の人物の視点を混在させていますので、そういう側面もあると思います。人間関係、しっかりと描き切れるように頑張ります。
綾乃を気に入ってくださって、嬉しいです。彼女、スペックは優秀なんですけど、周りのオトナたちが曲者ばかりなので、苦労することになります。最後まで見守ってやってくださいね。
感想、ありがとうございました。
- TOM-F
- 2018年 07月16日 23時41分
[良い点]
Article 06 : irreversibility - 不可逆な午後 まで拝読させていただきました。
難しい言葉で理解できないことも多いのに次が読みたくなる不思議な作品ですね。
たとえばふっとした風の清冽さやプレゼンの空気感などが現実社会で起きていることだと言っている気がします。だから面白いのですね。
[一言]
読ませていただきありがとうございました。
続きはまたゆっくりと読ませていただきますね。
Article 06 : irreversibility - 不可逆な午後 まで拝読させていただきました。
難しい言葉で理解できないことも多いのに次が読みたくなる不思議な作品ですね。
たとえばふっとした風の清冽さやプレゼンの空気感などが現実社会で起きていることだと言っている気がします。だから面白いのですね。
[一言]
読ませていただきありがとうございました。
続きはまたゆっくりと読ませていただきますね。
>古都ノ葉さん
拙作に感想をお寄せいただき、ありがとうございます。
『難しい言葉で理解できないことも多い』と感じられたとのことですが、本作が物理学的な――あくまでも「的な」ですが――雰囲気を感じていただきたいというコンセプトであったため、わざと説明も加えずに専門的な用語を書き連ねています。いささか無責任な発言ですが、作者もよくわかっていませんし、用語の意味がわからなくてもストーリーの把握に影響はありませんので、ご安心ください。それなら書くなよという声が聞こえてきますが、そこは作者の未熟&我儘とご笑覧くだされば、ありがたいです。
にもかかわらず『次が読みたくなる』と言っていただけて、とても嬉しく思います。
日常的な描写については、あまりくどくならないように、それでも雰囲気が伝わればと思いながら書いていますので、感覚に訴えられていれば成功かなと思います。
読んでいただいただけでなく、感想も書いていただき、執筆の励みになりました。
ほんとうに、ありがとうございます。
連載ペースは、月に一回から二回くらいが関の山だと思います。
スローペースですが、もしよろしければ、ご無理のない範囲で完結までお付き合いいただけると幸いです。
拙作に感想をお寄せいただき、ありがとうございます。
『難しい言葉で理解できないことも多い』と感じられたとのことですが、本作が物理学的な――あくまでも「的な」ですが――雰囲気を感じていただきたいというコンセプトであったため、わざと説明も加えずに専門的な用語を書き連ねています。いささか無責任な発言ですが、作者もよくわかっていませんし、用語の意味がわからなくてもストーリーの把握に影響はありませんので、ご安心ください。それなら書くなよという声が聞こえてきますが、そこは作者の未熟&我儘とご笑覧くだされば、ありがたいです。
にもかかわらず『次が読みたくなる』と言っていただけて、とても嬉しく思います。
日常的な描写については、あまりくどくならないように、それでも雰囲気が伝わればと思いながら書いていますので、感覚に訴えられていれば成功かなと思います。
読んでいただいただけでなく、感想も書いていただき、執筆の励みになりました。
ほんとうに、ありがとうございます。
連載ペースは、月に一回から二回くらいが関の山だと思います。
スローペースですが、もしよろしければ、ご無理のない範囲で完結までお付き合いいただけると幸いです。
- TOM-F
- 2018年 06月26日 19時50分
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