エピソード72の感想一覧

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[良い点]
うーん、エルガイムは作画もメカデザもよかっただけにガッカリが大きかったんですよねえ。
あの軽いノリさえなければ……

いよいよダンバインです。ちょっと前後してしまいますが。
とはいえストーリーの大筋は知ってたのでザブングル、エルガイムより若干贔屓目に見てしまうのは仕方ないのでしょう。
なので、ダイジェストでも充分楽しめました。実際に見ると想像と違うところも多々あるのも新鮮でしたし。
ロボ魂では生物的なオーラバトラーが合わなかったとありましたが当方は気になりませんでした。ただゲームで慣れ親しんでたというバイアスはかかってます。湖川キャラも当方の好みから外れてはおりませんでした。あのキャラデザ、どことなく天野喜孝に似てるような気がするのは気のせいでしょうか。
でもダンバインのカラーリングは1話に出てた紺色、緑色の方がカッコよく見えたり……

異世界ファンタジーストーリーとはいえ、クトゥルフより中世ヨーロッパを下敷きにしているようで、昨今のファンタジーとはまた趣が違っててこれも当方の好みとは外れてません。しかも現代社会ともクロスするので逆にリアル系だと感じました。
ただこれ書いてる現在、当方はまだ機甲界ガリアンを観ていないのでまた評価が変わるかもです。これから観たいと思います……と思ってロボ魂確認したらガリアンの方が後発でしたわ。(笑)


[気になる点]
総評としましては文句なく面白いロボアニでした。サンライズの現代兵器も新鮮でしたし、リアルタイムで見たかったものです。
特に終盤、戦いの舞台が地上に移ってからオーラバトラー、パイロット等がどんどん強力になってゆくストーリーはちょっとした恐怖です。好戦的な人間が強大な力を持つことへの警鐘が盛り込まれてると感じました。
もしかするとこの作品、後のAKIRAに影響与えたのではないかと思いました。強力な兵器もバリヤーで弾かれ、ハイパー化したり一機で軍隊に互したり、AKIRAで感じた恐怖と同じものがダンバインにも見られました。いや、ネットに同じ意見がたくさんあるかもですが。(笑)

一部コア層で富野監督最高の作品はガンダムではなくダンバイン(もしくはイデオン)という評があるのも納得です。結城氏の好みからは外れていたようですが、当方には合ってたようです。このあたりもダンバイン評がいまひとつ定まらない理由なのかなとも思いました。

[一言]

そういえば当方、この作品のタイトル名からてっきりスポンサーはあの会社だと思ってたのですが、ロボ魂読み返してみるとクローバーという会社だったそうですね。このあたりもどういう事情があったのか、実に謎です……

  • 投稿者: 厠 達三
  • 2022年 02月05日 20時28分
お読みいただきまして誠にありがとうございます。

いや、これリアルタイム当時は虫系生体ロボに忌避反応あったんですけど、スパロボを経たあとで見直してみたら高評価になったんですよ。やっぱりストーリーは富野作品で一番じゃないかという評価は不当ではないと思えます。打ち切りも無くきちんと完結してますし。

で、スポンサーがクローバーなのは、この枠のスポンサーがザンボットの頃からサンライズ・名古屋テレビ制作の名古屋テレビ17:30枠(ザンボットやダイターンの頃まではテレ朝のみ金曜18時枠)は、ずっとクローバーがメインスポンサーだったんです。バンダイはプラモ担当のサブスポンサーでした。バンダイがメインになるのは、何とこのあとのエルガイムからなんですよ。だから、玩具はダンバインまで全部クローバー。途中で倒産したんでビルバインのみトミーとなってます。バンダイはタカトクトイスが倒産したときはバルキリーの版権と金型を買ってるんですけど、この頃のクローバー倒産では金型とか買ってないんですよね。今は超合金魂作ってますけど、ザンボットやダイターンは「超合金」じゃなかったんですよ。
確かにタイトルは無茶苦茶にあの会社っぽいんですが(笑)。

感想ありがとうございました。
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