エピソード83の感想一覧

[良い点]
　今回はガラットです。アニメはほぼ未見ですが、全く知らないわけでもありません。ガンダムエースにガラットのDVDの広告が載ってた記憶があります。で、そのパケ絵に主人公三人組と変形前、SD状態のロボットたちが描かれてたんですね。それ見た時には「タイムボカンっぽいアニメなんだろうな」って、何の疑問も抱かず漠然と思ってました。

　でも最近になってそれはおかしい事実に気付いたんですよ。バンダイが版元でサンライズ制作ならタイムボカンはおかしいだろ！　って。（笑）

　当方はその頃の時代背景を知らないので憶測でしかないのですが、もしかするとガラットはタイムボカンの対抗馬として制作されたんじゃないのかという仮説を立てました。タイムボカンほどとはいかなくても、ギャグ、コミカル路線でシリーズ化できればいいな、程度のものだったかもしれません。

　配信されてる1話を見てみると絵柄といい背景といい、確かにDr.スランプを意識してるように見えます。ジャンブーもタイムボカンっぽいです。まあこれも大河原氏なので当然っちゃあ当然なんでしょうけど、あえて似たメカデザを発注した可能性は否定できません。
　でもメカの作画は気合入ってるし（これは第1話しか見てないのでなんとも言いようがありませんが）、80年代のパワーも感じます。当方も小中学生の頃ならたぶん毎週見たと思います。
　気に入ったのがパティに「毎回こんな感じなの？」と聞かれてキウイ博士が「いろんなパターンを用意してある」って返すシーンですね。あれ見たら毎週応援したくなってしまいます。

　で、最後にガラット変形でカッコよく変身。タイムボカンとスーパー系のファン層を取り込もうという狙いも見えなくもありません。ただ当時のスーパー系ファンが低年齢向けロボ物を見るのかという疑問はありますが……
　低年齢ユーザーを獲得して育てていこうというコンセプトでもあったのかもです。

[気になる点]
　それとロボ魂の指摘にあったのですが、「あの当時でスーパー系を真面目にやったらギャグにしかならない」とのご指摘には苦笑を禁じえません。だって当方もまっとうなスーパーロボ物が書けなくてタイヘーンみたいなアホ系作品やってんですもん。（笑）　当方はリアル系ロボ物を書こうとして書けなくて、仕方なし的にタイヘーン書いた、ってのもあるんですけどね。そういうわけでガラットはいま最も気になってる作品のひとつでもあります。

　それと大人になってから見るとつまらなくてショック、てのも共感します。当方も昔夢中だったアニメが最近アニマックスで放送されて、無料放送を見たけどあんまり面白くありませんでした。自分が大人になったのか、作品が時代遅れになったのか、その両方か、それはよく分かんないんですけどね。

　ただロボ魂でのあらすじ見るとキウイ博士とか、当方の作品とかぶる部分も多くありそうなので全話見てみたいものです。しかし大人になってからだとどうにも制作視点で見てしまうのが難点です……

[一言]
　あ、ご返信は嬉しいですがあまりお気になさらずとも大丈夫ですよ。
　おヒマな時にでも暇潰しくらいになればこちらとしては幸いです。