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[良い点]
 小説になっていてもおかしくないような題材です。
[一言]
声に才能がある。これもどうしようもないのかもしれません。まだ1ページなので気長に読ませていただきます。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 02月16日 10時12分
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感想ありがとうございます。
それなりに長い作品ですので、お暇な時にでも目を通していただけると幸いです。
[良い点]
異常なまでの文章力の高さと、主観語りの完成度。

人物設定から滲むキャラクターへの愛情。

風景や小道具の描写のリアルさ。

「独白」システム。

一番最後まで胸キュンを高め続けるストーリー構成。

『恋よりさきのその先で』という言葉のセンスと、最終話での「人が生きる上での『誰か』という概念」のストレートさ。
[気になる点]
最初にある0章である程度のことが把握できてしまい、それが予備知識となってしまったために以降の章での感動が減ってしまったように思えたのが残念でした。
読むことでこの物語への理解は深くなりますし、内容も緻密で面白かったのですが、それでも設定集なので場所は最終話の「あとがき」以降でよかったかなと思います
(声者の説明についてだけは、1章序盤に散らしてもいいかもしれませんが)。
[一言]
心にというよりは、「体に落ちる」感じの読後感でした。
恋愛ものは色々読みましたしパーツとしては自分でも書きましたが、文章を読んでここまで「誰か」と触れ合いたくなったことは初めてかもしれません。

響いた台詞は多すぎて全て挙げられませんが、個人的には107での日結花の「もう止まったままじゃいられないから」の一言が強く残りました。
これを特に強調せず他の文に混ぜて言えてしまうことが、「『誰か』と前に進みたい」という感情の本質のような気がします。


すばらしい作品を、ありがとうございました。
とても、とても面白かったです。
  • 投稿者: 砂押 司
  • 2019年 02月07日 07時23分
本作を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

「恋よりさきのその先で」というタイトルには恋や愛以上の何かという意味合いを持たせたものだったので、その人にとっての"誰か"が伝わったなら嬉しいです。

事前知識で感動が減ってしまうというのは、言われてみれば確かにその通りでした。細かい設定は最後にして、最初は軽い設定程度にすればよかったなと思いました。アドバイスありがとうございます。

なんにせよ、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。ありがとうございました。
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