感想一覧

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[一言]
銃の購入時の身元確認ですが、一応州によってはやっているところもありますよ。
それに一応銃の購入時に前科があるかどうかも調べてはいますね。
[一言]
>中には護身用として売られているはずの銃を悪用する人もいます

日本でも、中には料理用として売られているはずの包丁を悪用する人もいます。

というのは半分冗談として、「悪用されるから規制」するのであれば、その反対給付として、市民の安全・安心を政府(銃を規制する側)が保証する必要があります。
けど、現実的に、それは不可能です。私のステイしたホストマザーの家のように、銃声がしたとしても近隣の家では(あれ?銃声がしたのかな?)と思われる程度に距離が開いている場合、政府がどのように守ってくれるでしょうか?
単純に、面積当たり警官数が足りなすぎるんです。
日本の面積比でアメリカに警官を配備したら、どれだけの人数が必要になると思います?
或いは、民間の警備会社等を使うのなら、その費用はどこで賄いますか?財政赤字で倒産寸前のアメリカに、そんな費用はありますか?
そうなると、市民の、というよりも「俺の家族の」安心・安全を守る為の、最も低コストな手段が「銃」なんです。
そして、確かに誤射の(悪意無き他人を射殺する)リスクはありますが、その場合でも犠牲になる相手の多くは「他人」ですから。「俺の家族」は守れますから。

そういうところが、「日本の村社会の感覚でアメリカの治安を語ってはならない」という話なんです。
たかあきらさん、再度意見を書いてくださりありがとうございます。

>日本の村社会の感覚でアメリカの治安を語ってはならない
これに関しては納得できます。たかあきらさんの言う通り、アメリカと日本は全く違う国ですからね...。なので、エッセイ内で日本とアメリカを比べてしまった事に不満に思われてしまったのかもしれません。

ですが、やはり
>その場合でも犠牲になる相手の多くは「他人」ですから。「俺の家族」は守れますから。
というのは理解できないんですよね。私が長い間、日本に住んでいたからかもしれませんが、他人だからといって317件の銃乱射事件を無視してはいけないと思うんです。

アメリカの広さ、政府の予算などを考えて、警察の数を増やすというのは無理かもしれません。
ですが、私がエッセイ内でも言ったように銃の購入時に身元確認くらいは出来るのではないのでしょうか?もちろん、完全に事件を起こさなくする事は不可能ですが、誤射のリスクは少なくする事は出来ると思うんですけど...。
  • 林 雅
  • 2018年 01月22日 23時17分
[一言]
失礼ながら、私の感想返しの内容がかなり的外れなような気がして、再度書き込み。

>、アメリカ人は日本人と比べると「問題は自分で解決でき
>る/他の人に頼らなくても大丈夫」と考えている人が多い
>気がします

老夫婦二人で暮らしていて、隣近所にも頼る事が出来ず、911(警察)にも期待出来ない状況で、ホストマザーたちは銃以外の何に頼れば良かったんでしょうか?
まさか、不審者に対し聖書を朗読したら相手は涙を流して悔悛する、なんてことはないでしょうし。
そして、警察に頼るにしても、やはりそれは警察の持つ「銃」の力に頼るもの。

では、彼らが平穏無事に生きる為に、「銃」以外の何に頼れば良いのでしょう?

そして、バトンルージュの「服部君誤射事件」を考えても、仮に間違っていたとしても、失われる命は「他人」。だけど、それを恐れて最悪の可能性が実現した時、失われるのは自分か自分の愛する家族。
なら、答えは一つでしょう。

「官憲が何とかしてくれる」。
それこそが、平和ボケとまで言われる、日本の隣組・村社会の高度な安全性の証です。
たかあきらさん、前回の感想の意図を読み取れなかったこと、誠に申し訳ありません。

「問題は自分で解決できる/他の人に頼らなくても大丈夫」という考えよりも、「アメリカ人は身を守るために銃を持たざるをえない」という事でしょうか?

また間違っていたら申し訳ないのですが、今回はそう解釈させていただきます。

たかあきらさんの言う通り、アメリカで危険に合いそうな状況で一番自分の身を守れるのが銃だと私も思います。だからこそ護身用の銃が売れているわけで、銃が簡単に手に入ってしまいます。
そして、また多くの人が銃を持つから、他の人も護身用の銃を買う...。

しかし、私が怖いと思ったのは「護身用」というだけで誰でも銃が持てるという事です。多くの人が銃を使い、人を殺めるなんて事はしませんが、中には護身用として売られているはずの銃を悪用する人もいます。

たしかに、今のアメリカ、一般人に多く普及してしまった銃を取り上げることが出来ない社会では、銃が身を守る為の一番の武器です。ですから、せめて悪用されないためにも、何かしらの規制は必要だと思いました。
  • 林 雅
  • 2018年 01月19日 21時56分
[一言]
「銃=悪い物」的な流れを感じたので……

マイケル・ムーア監督の映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」でもありましたが、カナダはアメリカより銃の普及率が高いのに銃犯罪の発生率は低いなど銃の保有率や入手し易さと銃犯罪の発生率は必ずしも比例しません。
スイスは国民皆兵なので軍事訓練が終わると軍用銃が貸与されたそうです。それこそ一家に一丁ぐらいの勢いで貸与されていましたが銃犯罪のイメージはありません。実際低かったそうです。現在は郵便局などの近隣の公的施設でまとめて保管しているそうですが、銃犯罪防止のためではないようです。(メンテナンスの都合とか自殺防止とか……)

自らの権利を守るために闘う手段としての銃。
銃は民主主義の原動力であり象徴である。

こういう思想が根底にあって銃規制反対に一定の支持があるのだと思います。

鈍器や刀剣なら筋力や技術の差がでますが、銃は同じ銃・同じ実包なら誰が撃とうが同じ威力です。子供が撃とうが屈強な大人が撃とうが当たれば同じ被害を受けます。
訓練している人の方が命中率が高いですが、当たらなければどうという事はないですし、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるのです。
闘う訓練ができる貴族・騎士階級に対して訓練の機会が乏しい民衆が対抗できる武器が銃な訳です。
欧州では銃の力で自由や人権を獲得してきたという歴史があります。

民衆の反抗を恐れる強権的な国家ほど厳しく、自由で民主的な国ほど緩いのが銃規制です。
中国の元(モンゴル)は征服した民衆が反抗できないように武器を取り上げ、包丁も何軒かに一丁ぐらいまで取り上げたとかなんとか。

別に「日本で銃を解禁しろ」とも「アメリカの銃犯罪は問題ない」とも言うつもりは微塵もありませんが、銃規制と銃犯罪は分けて考えないとコブラ効果になるような気がします。

銃犯罪を予防するため銃を規制(非合法)にする。
飲酒運転やアルコール依存症を無くし市民の健康を守るために酒を非合法にする。
根っ子が同じように思います。

アメリカの禁酒法は当初は過度な飲酒の防止といった比較的納得性のあるように感じる禁酒運動からスタートしたのですが、禁酒法によって禁酒法以外の法令を含めた法秩序の軽視や不法勢力の資金源になってしまいました。

  • 投稿者: 烏木
  • 2018年 01月19日 00時49分
鳥木さん、感想ありがとうございます!

たしかに、私が書いた今回のエッセイでは銃の恐ろしさを書いた部分が多かったがために「銃=悪いもの」という風にも見えたかもしれませんね。

鳥木さんが言われました、「自らの権利を守るために闘う手段としての銃」と「銃は民主主義の原動力であり象徴である」ということはその通りだと思います。

私のアメリカ人の友達も同じようなことを言っていました。
もし独裁政権なんかになった時に銃があるから俺達は戦うことができる、的なことを言っていたと思います。
また逆に考えて、多くの一般人が銃を持って、反抗する力があるからこそ、アメリカの政治は独裁的ではないのかもしれません。(もちろん、それ以外にも理由はたくさんありますが…)

その反抗する力を与えられるところが「銃」の良いところだと私も思います。

ですが、そのせいで銃が広まり、悪用されていることも事実です。
その悪用をどうやって止めるのかがアメリカが考えなければいけないことなのではないかと私は思いました。
  • 林 雅
  • 2018年 01月19日 01時11分
[一言]
アメリカでホームステイしている時。
ホストマザーは(日本で言ったら)還暦のおばあちゃんと、連れ合いに先立たれたそのお姉さんの二人暮らしでした。
ある夜、外で物音がした時。
私はベッドの中で、耳を澄ませました。
お二人は、ライフルを手に物陰に隠れました。

ちなみに、ステイ先の家は、銃声がしたとしても近隣の家では(あれ?銃声がしたのかな?)と思われる程度に距離が開いています。

日本の村社会の感覚で、アメリカの治安を考えると、根本的に間違えます。「911では住民の命を救えない」。それが向こうのスタートラインなのですから。
  • 投稿者: たかあきら
  • 40歳~49歳 男性
  • 2018年 01月18日 14時33分
たかあきらさん、感想ありがとうございます!

たしかに、アメリカ人は日本人と比べると「問題は自分で解決できる/他の人に頼らなくても大丈夫」と考えている人が多い気がします。(もちろん、すべての人がそうではないのですが)

そういったことが意識が「銃に対抗するには銃しかない」という考えを生み出しているのかもしれませんね。
  • 林 雅
  • 2018年 01月18日 22時39分
[一言]
う~ん、乱射事件等が起きると銃の売り上げが増えるとこだからな・・・防弾繊維の服とかではなく^^;
ライフル協会のお偉方は自分たちは襲われないからどうでもいいんだろうな。
あれだよ、ライフル協会の全関係者&家族がことごとく乱射で死んでいけば少しは考えるかもしれないな。
黄金拍車さん、感想ありがとうございます!

そうですよね…。護身のためなら防弾繊維の服でもいいですよね。

私は詳しく調べてはいないのですが、ライフル協会は政府に大きく影響していると聞きます。例えば、これはニュースで読んだ話なのですが、ライフル協会は年に300万ドルを銃規制のために使っているそうです。

ですが、本来のライフル協会の目的は銃を広めることにあります。そういったこともあり、銃規制の話はアメリカであまり進まないんだと思います。

本当に利益よりも人の命を考えてほしいものですね…。
  • 林 雅
  • 2018年 01月17日 22時03分
[一言]
あれだけ事件が起こっても、文化だなんだと擁護する意見が多いのが不思議です。人の命より、文化の方が大事なのでしょうね。
それなら、こちらの文化にも口を出さないで欲しいですね。

実際に住まわれている方のお話というものは、色々と考えさせてもらえますから、今後も楽しみにしております。

まんちゃんさん、感想ありがとうございます!

私もまんちゃんさんと同じ意見なのですが、これだけ人の命が奪われている状況で「俺/私はきちんと使えているから大丈夫」と言っている人を見ると不思議に思います。

たしかに、銃を保持している多くの人は人を殺めるなんてことはしませんが、その逆もいるわけです。
そういった「危険な人」でさえも銃を簡単に手に入れることができるという事を銃を支持している人には知ってもらいたいです。

応援ありがとうございます&よろしくお願いします!
  • 林 雅
  • 2018年 01月17日 21時52分
[一言]
銃ではありませんが、日本刀の話です。
私は子供の頃、あまりにも暴れるので、親戚の伯父さんに日本刀を突き付けられたことがあります。
それから数年後、その家で、従兄弟がその日本刀を持って暴れたので、その一家中の人が、私の家に逃げて来たことがあります。
銃の話ですが、
私の父は、戦後、ストライキに参加したら、
社長の息子に拳銃を突き付けられた
そうです。
その会社の名前は、日本人なら誰でも知っています。当然、今でもあります。
全て日本の話です。
ぽごちんさん、感想ありがとうございます。

凄い話ですね…。
私には、ぽごちんさんのご家族が体験したような事は経験してないのですが、刀や銃が原因でトラブルになることは少なからずあるとニュースなどを見て思います。

実際に、2013年には日本の中学校で教員が生徒からモデルガンだと思い没収した銃が本物で暴発した事件もあります。

一般人が銃を簡単に買ったり、保持できない日本でもそのような事件は起きているのに、アメリカでは一般人が平気で銃を持つことが許されています。

ちょっと怖いですよね。
  • 林 雅
  • 2018年 01月17日 10時27分
[良い点]
確かに、アメリカではアウトドア商品のホームセンターのようなところでで、銃が売られています。
数年前、防寒着を買おうと立ちよったのですが、普通に置いてあって、生銃を初めてみました。
その手軽さは、凶器になる物だということを忘れさせてしまうほどでした。
文化の違いといえばそれまでかも知れませんが、我々が見る銃と、彼らの目に写る銃は、恐らく違う物に見えているのでしょう。
子供のころから、恐ろしさを十分に教えていくべきでしょう。
このように、異国の生のエッセイは、目に写るものが国によって違うのだということであり、国どおしの争いのもとになる考え方を教えてくれる貴重な物だと思います。
[一言]
今後もエッセイを読ませていただきます。
  • 投稿者: Shran Andria
  • 男性
  • 2018年 01月16日 21時20分
Andriaさん、感想ありがとうございます!

そうですよね。日本の人の多くは銃を兵器と見ていると私は思います。それに対して、アメリカの人の多くは趣味の1つ、護身用の武器の1つと見ている人が多いです。

そういった中でアメリカはどれだけ趣味を抑制できるかが銃による問題を解決する1つの鍵だと私は思いました。

それと、応援ありがとうございます!
  • 林 雅
  • 2018年 01月16日 22時03分
[一言]
海外に出ると日本がいかに安全で治安が良いかを実感しますよね。アメリカが銃を持たなくなるのは難しいかもしれませんが、諦めてほしくないというところに共感しました。
  • 投稿者: すー
  • 2018年 01月16日 20時09分
すーさん、感想ありがとうございます!

すーさんのおっしゃる通り、私も日本がアメリカと比べるとどれだけ安全かを学びました。
  • 林 雅
  • 2018年 01月16日 21時56分
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