感想一覧

[良い点]
技巧派な小説だ！！！めちゃくちゃ技巧派だ！！色んな技巧派の中でも優れた技術の数がとんでも無く多いのに全体的も綺麗に作られていて傷ひとつない宝玉系の技巧派だー！！

今まで複数の要素をしっかり並列かつ絡ませて見事に完結した小説のことを寄せ木細工のようだって感想で伝えていました。後は伏線をビシバシして最後に綺麗に回収する小説にはロイヤルストレートフラッシュ。予想外で爽快感ある展開を見事にした小説にはホームラン。繊細で儚いのに危ういバランスで成り立つ魅惑の小説にはガラス細工やトランプタワー。大量の設定がぎっちり関係しあってifすら想像できない鉄筋コンクリート。
本小説はそういうのを全て組み合わせるような、凄すぎて何に例えるべきかとても悩ましい小説です。あえて思いつくなら地球ですかね？科学的に整然としつつ、たくさんある要素、一方で予想外なことが未だある現代、太陽との距離によって絶妙なバランスで成り立つ繊細さ、全ての伏線と要素が調和する地球全体の姿。…地球以外例えれないですね！

本小説は鬱二強を含めて要素多いのに感情や背景等ガッツリ描写しつつ、何気なく最初から最後まで伏線が見事に自然かつ繊細かつバリバリ描写されていました。しかもしわ寄せになった不自然なところも無い。横長一本道な小説ではなく、事前に作者さんが超絶に設定を練って綺麗に配置して端が見つからない宝玉になってました。
ピーチ姫のごとく拐われ姫になってるのに、よくある拐われ過ぎでは？という不満違和感が全くありませんでした！色々現実的一般的では無い要素は沢山あったのに読者にそれが普通と洗脳させる描写力！
世界観も作者さんが一から組み直されてて世界観厨な私はとても満足しました！宗教や国など
トラウマの描写で知らなかった知識を読んだ時も、詳しく調べた又は作った作者さんの本気が伝わって感動しました。積み重ねていく心理とトラウマ描写がかなり上手く読者を引き込むのが凄かったです。心理系は下手すると安っぽくなってしまうので、かなり入念な準備と技巧派な描写をしたんだなって思いました。
解毒タイムリミットとか、描写力によってかなり面白さが変わりそうな扱いが難しいシーンも、バターたっぷり使ったお菓子のように確実に濃厚面白い描写でした。
主人公の性格（今までシンドイことがあっても元気そうに振る舞う、実は鬱なのに割と喋るなど）が精神科に何ヶ月も通っていて改善してないのに人前で元気そうに振る舞うタイプの自分と被って、共感しました。仲間が幸せになっていく様子を見れて嬉しかったです。ありがとうございます。
というか片方のトラウマだけでも小説一本分はあるのに、ダブル憂鬱と気づいた時には驚愕しました。予想外！でもたしかにダブルだからこそ安定感ある話でした。
定番ジャンルは話の導入はどうしても「あるある」してしまって夢中になりにくいデメリットがあります。しかしメタ的に主人公が積極的に「あるある」を楽しんだから、面白くって話に入り込むことができました。作者さんにエスコートしてもらって本編に入場したような気持ちです。ありがとうございます。

創作ありがとうございました！


[気になる点]
主人公の主語の違いに気がつけてなかった！早めに気づいてニマニマしたかった！でも予想外だったのも爽快感あったからよかった！あと元々人格が普通に存在してたのも予想外！やられた！（爽快感ホームラン）

[良い点]
話が軽めの転生ものかと思っていたら、途中から出てくるトラウマとかすごく良かったです。満月を見るっていうことをトリガーにして病むのもとても好きでした。アラル君とリアちゃんが二人ともお互いを支えにしていて、思い合ってるのもすごく好きです。二重人格の片方がもう片方を支えて隠して守ろうとしているのに救うことはできないのめちゃくちゃに好きです。後、二人とも重いトラウマ持ちなのに皇帝陛下とクィリアルテちゃんはすごく明るいところもすごい好きです。古語も文法まであり、イーデルシーアの所はすごく好きな所です。伏線がいっぱいあったり、読み直した時に違う受け取り方ができてとても楽しい時間を過ごさせていただきました。
[一言]
殿下の信託を読んでこちらを読ませていただきました。自分は感想をきっかけが何かないと送れないため、読んでから一ヶ月以上感想を書くか迷っていました。どちゃくそ話が好みで三周くらいはしました。二人には今後も幸せでいて欲しいです。語彙力の少なさと長文失礼しました。殿下の信託も楽しみに待ってます！応援しています！

[良い点]
とても良いお話でした
[一言]
テンプレ物が多い中、このような作品を見つけることが出来たのはラッキーでした

[良い点]
殿下の信託から流れてこちらも読ませて頂きました、大変面白かったです！！
[気になる点]
叔父さんと会うと1週間の設定が、初夜の時にはその晩で復帰してませんかね？
[一言]
まぁ、そういう細かい事は気にせずに一気に読み切ってしまいました、本当に面白かったです♪
転生モノの転生前の意識や魂はどうなるのかの、ひとつの答えとなっていたのも良かったです！！

[一言]
タイトルから気軽に読み始めたら、予想を裏切り続ける展開でとても面白かったです。多分、これから何度か読み返す気がします。

皇帝の過去の話とかクィリアルテのわたしの話とか、他にも涙なしでは読めなかったです。
こどもたちが大人になれて幸せになれて本当に良かった！
皇帝の二人とも欲しい(意訳)発言には胸が熱くなりました。
始めは皇帝もクィリアルテも何を考えてるのか分からなかったですが、本人たちも分かってなかったんですから当然ですよね。最後は二人共、大好きなキャラクターになりました。なんてゆうか、可愛い！って感じです(語彙力なくてごめんなさい)

あのシーンはこう繋がるのかぁとかこのセリフの意味はと感心させられっぱなしで奥行きのある素敵な物語でした。これからも色々な作品を楽しみにしています。ありがとうございました！

[良い点]
良い意味でタイトル詐欺(笑)
思っていたより深く、重かった…
伏線もいっぱいばらまいてあったけど、ちゃんと回収されていてストレスなく読めました。
[気になる点]
時系列、視点が目まぐるしく変わるので、一瞬混乱してしまうときもありました。
最終的に受け入れたけど、解決はしてないような…色々と大丈夫かなぁと気になる終わりではありました。
[一言]
久しぶりに、先が先が気になる一気に読みたくなるお話に出会えました。最後までお疲れ様です。素敵な作品ありがとうございました。

[良い点]
ランキングから！読破しました。一気読みしちゃいました楽しかったです眠たいですw
シリアスとラブコメのブレンド感がドンピシャストレートでしたありがとうございます！！好きです！！！
[気になる点]
クィリアルテ様の教育が出来なかったのが何故なのか気になってます！城に勤めてる者たちが彼女に話せなかった為に、うっかり忘れてたってことですか？他にも色々ありましたが、勝手ながらお義母さんとのボタンの掛け違いの一部となっていたという意味ですごく印象深く思いました。
[一言]
寝て仕事したら、また二周目読みます！！素敵作品ありがとうございます！！！

[良い点]
はじめまして。たまたまランキングでお見かけして読み始めたのですが、どんどん引き込まれて1日かけて最終話まで読みきってしまいました。
クィリアルテちゃんがとても好きなタイプの女の子だったので、最終的には「私」と「わたし」、彼女たちがいっしょに幸せな結末に辿り着けたのがほんとうにうれしかったです！
また、過去に縛られていたアラルくんや、「私」に守ってもらっていたリアちゃんがそれらを乗り越えるまでの話にはとてもはらはらしましたが、お互いや周囲の優しく強い人たちの力を借りながらも自分で立ち上がって前を向く姿は素敵で、後半の章はほとんど涙ぐみながら読ませていただきました。
主人公たちだけでなく、フォレンタさんやメフェルスさん、ロズウィミア嬢、女王さま、素敵なキャラクターもたくさんで読んでいるうちにみんな好きになってしまいました。話中のやり取りも可愛くて、読んでいてとても楽しかったです。

最後になりますが、これだけの内容の小説を完結にまで持っていくのはどんなに大変だったことかと思います。ですが、すばらしいお話が読めたことを幸せにも思います。素敵な作品をありがとうございました！
思いの丈を伝えなければという衝動に駆られ、つい長文になってしまって申し訳ありません。ご負担になればいけませんので、返信はなさらなくとも大丈夫です。これからも冬至さまの書かれるお話を楽しみにしております。

[一言]
ギャグとシリアスのバランス、絶妙でした。
最後のメタも唐突ではなくいい感じでした（小並感
とりあえず大好きな作品です。

最後に一つだけ気になるのは、こんなアホの子になったのは【私】の影響なのかそれとも元々こういう素質あったのか…回想ではあくまでも儚い印象だったので

[一言]
主人公が気持ち悪い。人や物事を全てサブカル知識で分類しようとするのが怖すぎる。