感想一覧
▽感想を書く[一言]
石田治部を調べれば調べるほど、ズルくあろうとするなら誰よりもズルく悪辣を行えるはずなのに、徳川に政権が移り変わっているのは理解してて、主君を変えれば変えられただろうに……。(そもそも藤堂高虎は転職しまくり……それが当時は普通)
豊臣への恩とか、義理とか、人情に縛られてるからか、どうしようもなく不器用で、糖衣を着せるなどして人の心を上手くつかめない。
『大一大万大吉』……今風に言えば、『一人はみんなのために、みんなは一人のために』でしょうか?
旗印だけでも、三成の人格がよく現れている様に思えます。
島左近、大谷刑部はそんな不器用さに好意を寄せていたのでしょうか。治部少輔……こちらの作品に描かれている様に、つくづく惜しい人物です。
そんな表現がされた素敵な作品だと思います。
石田治部を調べれば調べるほど、ズルくあろうとするなら誰よりもズルく悪辣を行えるはずなのに、徳川に政権が移り変わっているのは理解してて、主君を変えれば変えられただろうに……。(そもそも藤堂高虎は転職しまくり……それが当時は普通)
豊臣への恩とか、義理とか、人情に縛られてるからか、どうしようもなく不器用で、糖衣を着せるなどして人の心を上手くつかめない。
『大一大万大吉』……今風に言えば、『一人はみんなのために、みんなは一人のために』でしょうか?
旗印だけでも、三成の人格がよく現れている様に思えます。
島左近、大谷刑部はそんな不器用さに好意を寄せていたのでしょうか。治部少輔……こちらの作品に描かれている様に、つくづく惜しい人物です。
そんな表現がされた素敵な作品だと思います。
感想ありがとうございます(^_^)
おお、作品名書かなかったのに、見つけてくださいましたか_(..)_
三成さんと家康さんは構想する政治が違いましたからね。信念を曲げられない人です。
左近はそもそも石田家臣だし、大谷は豊臣系の奉行ですから、三成さんにつくにはそれなりの必然性があったのではないかな、と。じっさい大谷はかなり主導的に動いていますし。
そこに、対徳川の毛利が加わり、島津も味方に……
いまとなっては夢の跡ですが。
おお、作品名書かなかったのに、見つけてくださいましたか_(..)_
三成さんと家康さんは構想する政治が違いましたからね。信念を曲げられない人です。
左近はそもそも石田家臣だし、大谷は豊臣系の奉行ですから、三成さんにつくにはそれなりの必然性があったのではないかな、と。じっさい大谷はかなり主導的に動いていますし。
そこに、対徳川の毛利が加わり、島津も味方に……
いまとなっては夢の跡ですが。
- 檸檬 絵郎
- 2019年 01月01日 15時18分
[良い点]
福島正則と黒田長政のキャラの対比が面白いなと思いました。
特に黒田長政は自分の中では脳筋タイプの武将だと思っていたので、この作品の黒田長政は新鮮に感じました。
石田三成の最期はやっぱり泣けます・・・
[一言]
石田三成シリーズ読ませていただきました。
石田三成は魅力的な人物なので、書き甲斐がありそうだな〜と思いました。
石田三成は最期に柿を断ったエピソードが、性格の一端を表していて好きです。
続きを楽しみにしております。
福島正則と黒田長政のキャラの対比が面白いなと思いました。
特に黒田長政は自分の中では脳筋タイプの武将だと思っていたので、この作品の黒田長政は新鮮に感じました。
石田三成の最期はやっぱり泣けます・・・
[一言]
石田三成シリーズ読ませていただきました。
石田三成は魅力的な人物なので、書き甲斐がありそうだな〜と思いました。
石田三成は最期に柿を断ったエピソードが、性格の一端を表していて好きです。
続きを楽しみにしております。
- 投稿者: 退会済み
- 2018年 05月29日 23時33分
管理
感想ありがとうございます(^_^)
ちょうど今、プライベートで、三成さんゆかりのスポットをまわっているところでした。
黒田長政は関ヶ原では調略の才を発揮しますが、武断派的なエピソードが多いですね。ある程度仲のよい武断派仲間たちに合わせてたほうが都合がよかったとか? ……まさか(笑)
ちょうど今、プライベートで、三成さんゆかりのスポットをまわっているところでした。
黒田長政は関ヶ原では調略の才を発揮しますが、武断派的なエピソードが多いですね。ある程度仲のよい武断派仲間たちに合わせてたほうが都合がよかったとか? ……まさか(笑)
- 檸檬 絵郎
- 2018年 05月30日 00時08分
[良い点]
どの人も面白かったです。
でもやっぱり檸檬さまの佐吉キャラ愛には勝てない。
檸檬さまの佐吉、やっぱりいいなぁ。
先に佐吉読んでるからだと思いますけれどね^_^
つまりは私も檸檬さまの佐吉が好きです。
どの人も面白かったです。
でもやっぱり檸檬さまの佐吉キャラ愛には勝てない。
檸檬さまの佐吉、やっぱりいいなぁ。
先に佐吉読んでるからだと思いますけれどね^_^
つまりは私も檸檬さまの佐吉が好きです。
感想ありがとうございます^^
今回の佐吉さんは、先の話の柔和な感じとも少し違ったかな、と思います。
福島さんみたいな人ともうまくやっていける長政さんに対して、うまく扱えない三成さん。
本当に狡猾な敵は長政だったのだとわかっていながらも、彼と話せて、どこかホッとしてしまっている三成さん。そんな彼を見てあきれる長政さん。
武将たちの、「敵味方」では片付けられないヒューマンドラマの、ほんの一片でした。
今回の佐吉さんは、先の話の柔和な感じとも少し違ったかな、と思います。
福島さんみたいな人ともうまくやっていける長政さんに対して、うまく扱えない三成さん。
本当に狡猾な敵は長政だったのだとわかっていながらも、彼と話せて、どこかホッとしてしまっている三成さん。そんな彼を見てあきれる長政さん。
武将たちの、「敵味方」では片付けられないヒューマンドラマの、ほんの一片でした。
- 檸檬 絵郎
- 2018年 03月17日 17時30分
[一言]
長政は三成のことを随分嫌っていたはずですが、敗戦の敵将に礼を尽くす話は面白いですね。
父親譲りの知将のイメージではありませんでしたが、新鮮な長政像でした。
少し知識ありきで進めているような気がするので、もう少し捕捉をすれば、ここから歴史に興味を持つ方も増えるのではないかと思います。
長政は三成のことを随分嫌っていたはずですが、敗戦の敵将に礼を尽くす話は面白いですね。
父親譲りの知将のイメージではありませんでしたが、新鮮な長政像でした。
少し知識ありきで進めているような気がするので、もう少し捕捉をすれば、ここから歴史に興味を持つ方も増えるのではないかと思います。
- 投稿者: 退会済み
- 2018年 02月23日 02時31分
管理
感想ありがとうございます(^^)
個人的な遺恨に関しては、今回はあまり触れませんでしたが、あったにはあったのでしょうね。長政は長政で、感情的なところの見えるエピソードもありますし。
今回は会話中心で、関ヶ原以前の情勢、特に家康の台頭をさらりと流しているので、多少読みづらかったかもしれませんね。
黒田長政は、知略の面においても関ヶ原の最大の功労者なのです。小早川などへの工作の話も入れるとよりわかりやすかったのかな……
個人的な遺恨に関しては、今回はあまり触れませんでしたが、あったにはあったのでしょうね。長政は長政で、感情的なところの見えるエピソードもありますし。
今回は会話中心で、関ヶ原以前の情勢、特に家康の台頭をさらりと流しているので、多少読みづらかったかもしれませんね。
黒田長政は、知略の面においても関ヶ原の最大の功労者なのです。小早川などへの工作の話も入れるとよりわかりやすかったのかな……
- 檸檬 絵郎
- 2018年 02月23日 02時57分
[良い点]
なるほど、こういう解釈ですか。自分ではイメージできないおもしろい黒田長政像でした。新感覚です。
自分はどちらかというと、もう少し剛のイメージだったんですが、こちらの柔の性格のほうが怖いですね。父親顔負けの怖さです(笑)
『佐吉のうた』とは色が違って、とても楽しめました!
なるほど、こういう解釈ですか。自分ではイメージできないおもしろい黒田長政像でした。新感覚です。
自分はどちらかというと、もう少し剛のイメージだったんですが、こちらの柔の性格のほうが怖いですね。父親顔負けの怖さです(笑)
『佐吉のうた』とは色が違って、とても楽しめました!
- 投稿者: D@2年連続カクヨムコン受賞
- 2018年 02月22日 21時37分
感想ありがとうございます^^
本当はもう少し、剛のほうが強いのかもしれませんね。特に、父親と比較されると。
拙作の長政さんが関ヶ原で暴れまわっているところを描こうとすると、大変なことになりそうです^^;
黒田長政って、後藤又兵衛との反目や、闇討ちした敵の怨霊に怯えるエピソードなど、結構人間臭いお話も多いのですが、関ヶ原での活躍を考えるとどうしても、ちょっと俯瞰したような優れた人物に描きたくなる……不思議なお方です。
今後もこんな感じで、大好きな三成公を、外堀からじわじわと攻めて(描いて)いこうと思います( ̄▽ ̄)
本当はもう少し、剛のほうが強いのかもしれませんね。特に、父親と比較されると。
拙作の長政さんが関ヶ原で暴れまわっているところを描こうとすると、大変なことになりそうです^^;
黒田長政って、後藤又兵衛との反目や、闇討ちした敵の怨霊に怯えるエピソードなど、結構人間臭いお話も多いのですが、関ヶ原での活躍を考えるとどうしても、ちょっと俯瞰したような優れた人物に描きたくなる……不思議なお方です。
今後もこんな感じで、大好きな三成公を、外堀からじわじわと攻めて(描いて)いこうと思います( ̄▽ ̄)
- 檸檬 絵郎
- 2018年 02月22日 21時52分
[良い点]
黒田長政という人物の、柔らかそうな物腰のなかに隠した、なんとも言えない刃にぞくっときました。
家康の存在感にも。
正則さんは愛嬌ありましたよ。よくも悪くも真っ直ぐというか、表面的な人物といいますか。
三成の最期からは、苛烈さや、潔さや、悔しさや、色んなものがにじんでいるような気がします。
面白かったです。
黒田長政という人物の、柔らかそうな物腰のなかに隠した、なんとも言えない刃にぞくっときました。
家康の存在感にも。
正則さんは愛嬌ありましたよ。よくも悪くも真っ直ぐというか、表面的な人物といいますか。
三成の最期からは、苛烈さや、潔さや、悔しさや、色んなものがにじんでいるような気がします。
面白かったです。
感想ありがとうございます^^
関ヶ原の戦いの後、福島正則などの武将が三成に対して罵声を浴びせたのに対して、黒田長政・藤堂高虎のみは武人としての礼儀を尽くした、
という話がありまして。
で、この二人に共通することといえば、どちらも時代の流れが読めていて、確信を持って徳川に与していた、ということなんです。だから見ようによっては、福島らのほうが可愛げがあるわけで(笑)
というわけで私は、普通に美談として語られるこのエピソードを少し歪めて、こんな形にしてみました。
まあ、歪めてはみたものの、二人の心の交流を描くとなるとどうしても「いい話」になってしまいます^^
この短い会話のなかに、多くのことを感じ取っていただけたようで嬉しいです。
関ヶ原の戦いの後、福島正則などの武将が三成に対して罵声を浴びせたのに対して、黒田長政・藤堂高虎のみは武人としての礼儀を尽くした、
という話がありまして。
で、この二人に共通することといえば、どちらも時代の流れが読めていて、確信を持って徳川に与していた、ということなんです。だから見ようによっては、福島らのほうが可愛げがあるわけで(笑)
というわけで私は、普通に美談として語られるこのエピソードを少し歪めて、こんな形にしてみました。
まあ、歪めてはみたものの、二人の心の交流を描くとなるとどうしても「いい話」になってしまいます^^
この短い会話のなかに、多くのことを感じ取っていただけたようで嬉しいです。
- 檸檬 絵郎
- 2018年 02月22日 20時06分
[良い点]
石田三成は決して悪い人物ではなく、真面目で自分にも厳しい人物だったと聞きます。
人は毒を持っていると思います、私もその毒を隠している人物よりも、それが見え隠れする人物の方が安心して付き合えます。ただ、世の中はそう言う人の方には動かないんでしょうね。これは不思議です。
ですから、本作の様な小説が沢山書かれて、もっと人がこう言う不遇な人物の事を取り上げてくれると良いなあと思います。例えば、明智光秀も悪人では無かったらしいんですよね・・・
[一言]
楽しみにしています。これからもよろしくお願いします。
石田三成は決して悪い人物ではなく、真面目で自分にも厳しい人物だったと聞きます。
人は毒を持っていると思います、私もその毒を隠している人物よりも、それが見え隠れする人物の方が安心して付き合えます。ただ、世の中はそう言う人の方には動かないんでしょうね。これは不思議です。
ですから、本作の様な小説が沢山書かれて、もっと人がこう言う不遇な人物の事を取り上げてくれると良いなあと思います。例えば、明智光秀も悪人では無かったらしいんですよね・・・
[一言]
楽しみにしています。これからもよろしくお願いします。
- 投稿者: 退会済み
- 30歳~39歳
- 2018年 02月22日 00時10分
管理
感想ありがとうございます^^
三成さんに関していえば、最近は割と見直されてきているらしいですよ。北条早雲とかもそうなのかな。
日本史って多角的に研究されるので、絶対的な英雄がいないんですよね。信長びいきの人もいれば、秀吉びいき、家康びいきの人もいて、地域によっても違ったりして。だから、いい役に描くも悪役に描くも比較的自由で。一昨年の大河ドラマでは逆に、私のなかでは偉大な人ってイメージだった千利休が食えない人って感じに描かれていて、おもしろかったです。
そして、これまた大河ドラマですが、一昨年、昨年と二年連続で、今まで狸親父あるいは神君とされてきた徳川家康がより人間的に描かれていたことが嬉しいです。
あ、不遇といえば、本作でも損な役回りになってしまった福島正則も、あまりいい話は聞かないなあ……
いつも感想ありがとうございます。
三成さんに関していえば、最近は割と見直されてきているらしいですよ。北条早雲とかもそうなのかな。
日本史って多角的に研究されるので、絶対的な英雄がいないんですよね。信長びいきの人もいれば、秀吉びいき、家康びいきの人もいて、地域によっても違ったりして。だから、いい役に描くも悪役に描くも比較的自由で。一昨年の大河ドラマでは逆に、私のなかでは偉大な人ってイメージだった千利休が食えない人って感じに描かれていて、おもしろかったです。
そして、これまた大河ドラマですが、一昨年、昨年と二年連続で、今まで狸親父あるいは神君とされてきた徳川家康がより人間的に描かれていたことが嬉しいです。
あ、不遇といえば、本作でも損な役回りになってしまった福島正則も、あまりいい話は聞かないなあ……
いつも感想ありがとうございます。
- 檸檬 絵郎
- 2018年 02月22日 00時36分
― 感想を書く ―