感想一覧

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[良い点]
始めまして、作品を拝読しました。
素晴らしい作品でした。ちょっと語彙が死んでしまうほど素晴らしい。
魔女集会で会いましょうタグで作品を探して読んでいましたが、これは最高に磨き上げられた作品の一つだと思います。
きっちりタグの条件は消化しつつ、ガッチリとしたハイファンタジーの文脈で語られていて驚きました。
ハイファンタジーとはありますが、様々な設定の用語を見ると、中近世のイタリアをモデルにしているのでしょうか?
風景が目に浮かぶような地の文の描写、手に汗握る戦闘シーン、未だ銃砲なき時代の騎士たちの戦術、どれをとっても一線級でした。

フランチェスカとユリアンの呪いと、その心理描写も素晴らしく、ユリアンが目覚めるためにフランチェスカが犠牲になるところなどは、騎士の一人としてユリアンの勇姿を見ているかのようでした。
[気になる点]
この作品が埋もれるのは物凄く勿体ないと思うのですが、なろうのシステム上読者の目に留まっていないと思われます。

5000字毎くらいに分割して、タイトルも少し変えてアップロードし直してはどうでしょう。
[一言]
ちょっと感動が収まったらレビューを書かせて頂こうと思います。
ながみゆきと様。
こちらこそはじめまして。感想を下さり、ありがとうございます。
そして素晴らしいレビューまで書いて頂けて、わたしのほうこそ語彙が死滅してしまいます。
たぶん他の魔女集会タグ作品とは毛色が違うと思うのですが、楽しんで頂けたようで嬉しく思います。

ご指摘の通り、物語の舞台である王国はイタリアがモデルとなっています。というより、そこに暮らす人々の名前や民族的特徴などが基本的にイタリア系をベースにしています。さらに北方出身のユリアンや大司教ニコラウスがドイツ系、西方の魔法使いオーギュスタンたちがフランス系、占星術師サマンサがイギリス系といった具合です。
これは世界観に規則性と統一感を与えるためです。今回は独自に考案する余裕がなかったので、現実世界からモデルを引っ張ってきました。
後半の戦闘シーンに入るまでが冗長かなとは思ったのですが、クライマックスからエンディングにかけて感情移入して頂けたようでほっとしました。わたしはお話を書く際に映像が頭に浮かぶタイプなので、「映画さながら」というレビューでのご指摘はとても光栄です。

ところで、読者様の目に留まっていないのではないかというご指摘ですが、やはり短編としては文字数が多すぎたでしょうか?
わたし自身なろうの利用が初めてで確認不足だったこともあり、短編ではページ分割できないとは考えていなかったのです。
ただ、短編と連載の区別は後からの変更ができない仕様となっているようですから、仮に分割する場合は完全に新規で投稿し直すということになると思うのですが、少人数とはいえ評価やブックマークをして下さっている方もいらっしゃいますし、なろうでのマナーとしてどうなのか、と悩ましくはあります。
でも、分割したほうが読みやすいですよね。うーん。

ともあれ、なろうでの初めての感想とレビューを頂けて、とても嬉しかったです。
ながみゆきと様。この度はありがとうございました。
  • pantarai
  • 2018年 03月27日 21時15分
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