エピソード180の感想一覧
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本当にこの作品を読み始めて良かったと思いました
トビアスのしたことは許されないことだが、その罰を受けながらも生きていくという苦しい選択をすることで読者目線での『罰』を受けていますし、
エミリヤの心境なども書かれることで物語序盤であのようなことになったのは単なるざまぁ系の冒頭ではないことがわかって無理なく読めました
個人的にはエミリヤを許す気にはなれませんが、全てが思い通りにいかないことも含めて完成された小説だと思いました
トビアスのしたことは許されないことだが、その罰を受けながらも生きていくという苦しい選択をすることで読者目線での『罰』を受けていますし、
エミリヤの心境なども書かれることで物語序盤であのようなことになったのは単なるざまぁ系の冒頭ではないことがわかって無理なく読めました
個人的にはエミリヤを許す気にはなれませんが、全てが思い通りにいかないことも含めて完成された小説だと思いました
エピソード180
最近の社会は、一度失敗した人間が這い上がることを良しとしない風潮にある気がしている。勧善懲悪の後の「悪」に付随する様々な要因を想像できる人間が少なすぎるのだと思う。
善は善、悪は悪としか考えられない短絡的な人たちが「ざまぁ」系の小説を過度に持ち上げているのだと思う。
ざまぁした後も、された後も、人生は続く。
トビアスとエミリヤのその後の人生がすごくうまく行くかどうかはわからない。
なんだかんだ言って喧嘩ばっかりかもしれないし、反対にすごく仲良しで子沢山になって商会も大繁盛する未来があるかもしれない。
なろう系はどうしてもざまぁを愛する人が多いから、読者の傾向を読み取って、トビアスとエミリヤの2人を奈落の底に突き落として「ざまぁ」を成立させることは、甘岸先生になら簡単にできたと思う。
けれどもそれをせず、2人の未来を読者それぞれに委ねるのは、「ざまぁ」を手軽に描くより数倍難しいはずなのに、この数話でそれを成してしまった甘岸先生、さすがです。
彼らがダリヤを傷つけた事実はもう変えられない、周りにかけた迷惑は消えないし、開き直ることもできない。
その現実を突きつけた上で、「まだ若いんだからそんなところで燻ってないでがんばれ」って煽ってくれるオズ先生がかっこいい。
こういう粋な大人になりたい。
善は善、悪は悪としか考えられない短絡的な人たちが「ざまぁ」系の小説を過度に持ち上げているのだと思う。
ざまぁした後も、された後も、人生は続く。
トビアスとエミリヤのその後の人生がすごくうまく行くかどうかはわからない。
なんだかんだ言って喧嘩ばっかりかもしれないし、反対にすごく仲良しで子沢山になって商会も大繁盛する未来があるかもしれない。
なろう系はどうしてもざまぁを愛する人が多いから、読者の傾向を読み取って、トビアスとエミリヤの2人を奈落の底に突き落として「ざまぁ」を成立させることは、甘岸先生になら簡単にできたと思う。
けれどもそれをせず、2人の未来を読者それぞれに委ねるのは、「ざまぁ」を手軽に描くより数倍難しいはずなのに、この数話でそれを成してしまった甘岸先生、さすがです。
彼らがダリヤを傷つけた事実はもう変えられない、周りにかけた迷惑は消えないし、開き直ることもできない。
その現実を突きつけた上で、「まだ若いんだからそんなところで燻ってないでがんばれ」って煽ってくれるオズ先生がかっこいい。
こういう粋な大人になりたい。
エピソード180
[一言]
なぜエミリヤを選んだのかって理由でトビアスがどーゆー人間かは大体わかった。女に頼られたい、自分より優秀な婚約者に嫉妬。それで簡単に婚約破棄。トビアスが若干いい奴に見えたかもしれないが、結局は婚約者より出会ってすぐの女と一夜を過ごすようなやつ。トビアスがエミリヤと幸せになったとしても、全てにおいてダリヤに劣っているからざまぁとしてはすっごくいいね。じっっっくり煮込まれて練りに練られてネッチョネチョになったストーリーで見ててとても気持ちがいい。
なぜエミリヤを選んだのかって理由でトビアスがどーゆー人間かは大体わかった。女に頼られたい、自分より優秀な婚約者に嫉妬。それで簡単に婚約破棄。トビアスが若干いい奴に見えたかもしれないが、結局は婚約者より出会ってすぐの女と一夜を過ごすようなやつ。トビアスがエミリヤと幸せになったとしても、全てにおいてダリヤに劣っているからざまぁとしてはすっごくいいね。じっっっくり煮込まれて練りに練られてネッチョネチョになったストーリーで見ててとても気持ちがいい。
エピソード180
[一言]
最近トビアスを美化しすぎませんでした?あの婚約破棄と一連の対応を置いといて、浮気を選んだのは真実の愛って自分自身をも騙す卑劣さよね。ここ本音を告白する場面でも自分の器の小ささと自尊心を守るための暴挙だと素直に認められず、そのうえオズワルド先生に励まされそして全面的サポートを約束されて、図々しいにも程があります。そしてこの卑劣なクズ野郎、待遇良すぎ感。
最近トビアスを美化しすぎませんでした?あの婚約破棄と一連の対応を置いといて、浮気を選んだのは真実の愛って自分自身をも騙す卑劣さよね。ここ本音を告白する場面でも自分の器の小ささと自尊心を守るための暴挙だと素直に認められず、そのうえオズワルド先生に励まされそして全面的サポートを約束されて、図々しいにも程があります。そしてこの卑劣なクズ野郎、待遇良すぎ感。
- 投稿者: yinlianxue
- 2024年 08月17日 03時47分
エピソード180
[気になる点]
今後は変な貴族に目を付けられ助けを求めてラリ嫁再登場~とか
しなければ良い落しどころなんでは?
[一言]
横の繋がりも切られて倒産寸前まで追い込んだからもう毟れる物も矜持も無いしこんな所か。
これ以上はどうやってもダリアの目に留まるカタチにしかならないから。
オズ師匠の見立てが正しくてもトビアスは15年程は鳴かず飛ばず
オルランドの当代は一年で商会を傾ける無能の集まりという謗りは免れない。
叙爵クラスの功績でも漸く商人と雀の陰口が止む程度だろう。
その15年でロセッティの名はどこまで上に行ってるかも予想つかないし
親子二代に渡って市井にも広く浸透してるのは強すぎる。
民間でそれは昔の事と白い眼で見られなくなるのはどれほど後になる事やら
今後は変な貴族に目を付けられ助けを求めてラリ嫁再登場~とか
しなければ良い落しどころなんでは?
[一言]
横の繋がりも切られて倒産寸前まで追い込んだからもう毟れる物も矜持も無いしこんな所か。
これ以上はどうやってもダリアの目に留まるカタチにしかならないから。
オズ師匠の見立てが正しくてもトビアスは15年程は鳴かず飛ばず
オルランドの当代は一年で商会を傾ける無能の集まりという謗りは免れない。
叙爵クラスの功績でも漸く商人と雀の陰口が止む程度だろう。
その15年でロセッティの名はどこまで上に行ってるかも予想つかないし
親子二代に渡って市井にも広く浸透してるのは強すぎる。
民間でそれは昔の事と白い眼で見られなくなるのはどれほど後になる事やら
エピソード180
[良い点]
オズヴァルド先生…!!!!!
かっこよすぎますオスヴァルド先生…
このスタンスで妻3人ちゃんとみんな愛してるの器用すぎる
[気になる点]
トビアスとエミリアとトビアス母は、あまり先のことまで考えられない小物
ということは理解できたけど、これイレネオお兄ちゃん大変そう
オズヴァルド先生…!!!!!
かっこよすぎますオスヴァルド先生…
このスタンスで妻3人ちゃんとみんな愛してるの器用すぎる
[気になる点]
トビアスとエミリアとトビアス母は、あまり先のことまで考えられない小物
ということは理解できたけど、これイレネオお兄ちゃん大変そう
エピソード180
[良い点]
大切な我が子を思うあまりの行動が婚約破棄という方向に転がってしまうという「善意が全て良い方へ向かう」だけの話ではないのが読んでいて楽しいです。
[気になる点]
トビアスを庇えるようなところは一つもないですが、結局ダリヤとトビアスの二人ともカルロの庇護の下「兄弟弟子」という仕事仲間のまま何も考えずに婚約してしまったのは精神的に子どもで、お互い様としか言いようがない。
ダリヤは転生前の消極性を引きずったままなのを今後どう乗り越えていくかが見どころなのだろうと期待しつつ読み進めたいです。
しかしトビアスについては他の方も仰っている通り、あまりに酷い。
ダリヤが気づかなかった善行(?)(建物の劣化を補修、苦情をダリヤに流さない)を行なっていたとは言え、自分で勝手に抱えた劣等感から相手に仕返しとばかりに結婚する直前で甘えてきた女性と未使用のベッドを汚す行為であったり「紅金」で所持金が吹っ飛んだからという理由だけで腕輪を取り返したり新居に住みたいというエミリアの我儘から金もないのに住みたい金を貸してくれという認識や行動は、とてもとても許される物じゃない。
エミリアも「私が悪かった」と後悔の涙を流してますが、果たしてどこまで正しく理解し反省しているのか。
エルメリンダが慰め激励(?)してますが、エルメリンダは覚悟を決めて行動したからこその妻の立場で居られる(自分以外に二人も妻がいるという不安定な位置)、果たしてエミリアはそれを正しく掬い取れるのか…これからもまだ続く先を読まなければ分かりませんが無理だろうと思います。
無理だろうというか、もしエミリアがこのままトビアスと別れず添い遂げたとしても夫婦としての晩年になってやっとまともな人間になれるんじゃないだろうかと邪推と期待をしてしまいます。
原作でもマンガでもエミリアは、他の「ざまぁ」系マンガの人物のような底意地の悪さを排除していて「純粋ゆえに過ちを冒したキャラ」として表現されてますが、もしそれを狙って作者さまが書いているとしたら手放しで素晴らしいと拍手したいです。
今回の件でトビアスとエミリアは舞台から降りるのか、それともまだ登場して何かしでかすのか。先が楽しみです。
[一言]
このあと色々気持ち的にも大変だと思うけど…ヴォルフがんばれ!
大切な我が子を思うあまりの行動が婚約破棄という方向に転がってしまうという「善意が全て良い方へ向かう」だけの話ではないのが読んでいて楽しいです。
[気になる点]
トビアスを庇えるようなところは一つもないですが、結局ダリヤとトビアスの二人ともカルロの庇護の下「兄弟弟子」という仕事仲間のまま何も考えずに婚約してしまったのは精神的に子どもで、お互い様としか言いようがない。
ダリヤは転生前の消極性を引きずったままなのを今後どう乗り越えていくかが見どころなのだろうと期待しつつ読み進めたいです。
しかしトビアスについては他の方も仰っている通り、あまりに酷い。
ダリヤが気づかなかった善行(?)(建物の劣化を補修、苦情をダリヤに流さない)を行なっていたとは言え、自分で勝手に抱えた劣等感から相手に仕返しとばかりに結婚する直前で甘えてきた女性と未使用のベッドを汚す行為であったり「紅金」で所持金が吹っ飛んだからという理由だけで腕輪を取り返したり新居に住みたいというエミリアの我儘から金もないのに住みたい金を貸してくれという認識や行動は、とてもとても許される物じゃない。
エミリアも「私が悪かった」と後悔の涙を流してますが、果たしてどこまで正しく理解し反省しているのか。
エルメリンダが慰め激励(?)してますが、エルメリンダは覚悟を決めて行動したからこその妻の立場で居られる(自分以外に二人も妻がいるという不安定な位置)、果たしてエミリアはそれを正しく掬い取れるのか…これからもまだ続く先を読まなければ分かりませんが無理だろうと思います。
無理だろうというか、もしエミリアがこのままトビアスと別れず添い遂げたとしても夫婦としての晩年になってやっとまともな人間になれるんじゃないだろうかと邪推と期待をしてしまいます。
原作でもマンガでもエミリアは、他の「ざまぁ」系マンガの人物のような底意地の悪さを排除していて「純粋ゆえに過ちを冒したキャラ」として表現されてますが、もしそれを狙って作者さまが書いているとしたら手放しで素晴らしいと拍手したいです。
今回の件でトビアスとエミリアは舞台から降りるのか、それともまだ登場して何かしでかすのか。先が楽しみです。
[一言]
このあと色々気持ち的にも大変だと思うけど…ヴォルフがんばれ!
エピソード180
[良い点]
オズワルド先生が本当にいつもかっこ良すぎる。
オズワルド先生無双ターン!それにつきます。
[一言]
トビアスの嫁の人は心底ダメ女ですがどうでもいいですね。 もう出てこないでしょうし。所詮モブにしかなれない(のに自分は悲劇のヒロインぶってる哀れ)小者。
そこまで愛(愛なのか?)せるトビアスの趣味が悪いとしか‥。
この物語の中で唯一(今のところ)、全く株が上がる気配がない地下の生き物‥。
オズワルド先生が本当にいつもかっこ良すぎる。
オズワルド先生無双ターン!それにつきます。
[一言]
トビアスの嫁の人は心底ダメ女ですがどうでもいいですね。 もう出てこないでしょうし。所詮モブにしかなれない(のに自分は悲劇のヒロインぶってる哀れ)小者。
そこまで愛(愛なのか?)せるトビアスの趣味が悪いとしか‥。
この物語の中で唯一(今のところ)、全く株が上がる気配がない地下の生き物‥。
エピソード180
[良い点]
駄目旦那再生工場オズワルドうおおおぉぉぉ
駄目旦那再生工場オズワルドうおおおぉぉぉ
エピソード180
[一言]
ドビアスの母、昔は美しくて有能な女でしょうけど年をとるにつれて思いやりの心を忘れて打算だけで動くようになる、「自分に都合がいいなら筋を通らなくても許される」と勘違いして、失脚したあとも過去の栄光に縋って自分が足まといになった現実を受け入れないから、すっかり哀れな老婦になってしまった。
対してガブリエラさんは最初そんなに出来る訳じゃなくて夫婦二人三脚でずっと努力してきた、上に立つ決断力を磨き上げて甘さを捨てたけど未だに周りとの会話を怠らない、昔得た教訓と受けた恩を忘れず、情と懐も深いから、衰えるところが昔より「いい女」になってる気がします。
ドビアスの母、昔は美しくて有能な女でしょうけど年をとるにつれて思いやりの心を忘れて打算だけで動くようになる、「自分に都合がいいなら筋を通らなくても許される」と勘違いして、失脚したあとも過去の栄光に縋って自分が足まといになった現実を受け入れないから、すっかり哀れな老婦になってしまった。
対してガブリエラさんは最初そんなに出来る訳じゃなくて夫婦二人三脚でずっと努力してきた、上に立つ決断力を磨き上げて甘さを捨てたけど未だに周りとの会話を怠らない、昔得た教訓と受けた恩を忘れず、情と懐も深いから、衰えるところが昔より「いい女」になってる気がします。
エピソード180
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