エピソード236の感想一覧

[一言]
七章読了しました。

正直異星人というこれまでにない突飛な敵に、どのような展開となるのか予想がつきかねていましたが、蓋を開けてみればこれまでの章で一番面白かったです。
一度はさらわれる場面もありましたが強力な能力を得たローラがぐっと頼もしくなり、新たな仲間も。シグリッドは敵に比して神話伝承からのパワーキャラで、今後が面白そうです。
御作は章完結の形式をとっていながら、各キャラにしっかりスポットを当て、関係性や成長など刻一刻変化していく群像劇ストーリーとして秀逸なのが本章で確信できた気がします。敵にも惜しみなくスポットが当たり、ネタバレは控えますがやはり長く活躍してきたキャラ達の計算された裏切りなども、ストーリーをここまで追ってきたからこそ楽しめています。また当初は何の感情移入もできなかったあの敵に、最後のサイドストーリーで感動させられるとは思いませんでした。これほどのストーリーをプロットも作らずに書かれていることに、改めて驚嘆を禁じえません。

時間がかかっておりますが、読破に向け八章も読み進めております。また節目で感想投稿いたします。