感想一覧
▽感想を書く[一言]
おそらくこの主人公とは違うものなのですが、私にも逃げ水のようなものがありました。
彼女とは少し違う形で記憶と感情を封じて、一昨年まで、すっかり忘れてしまっていたことがあります。
封じられたものが現れたとき、とてつもない苦痛を感じましたが、それでも取り戻せてよかったとも思っています。
彼女にとっての逃げ水が、超常現象ではなく、精神的な何らかの防御的機構であったのならば、いつかふと戻ってくることもあるのかもしれないな、なんて思いました。
拝読してすぐには、感想を残せませんでした。
胸がぞっと冷え、手が震えてたまらなくなりました。
再読した今もまた、心構えがあったにも関わらず、身体の震えがあります。
心の奥の奥の、普通ならだれも触らないようなところをかすかに撫でられたような作品でした。
かわかみれい様の書かれたかった趣旨とはまったくズレていて、ご不快にさせてしまう感想でしたら大変申し訳ございません。
私はきっと、ずっとこの作品を覚えていると思います。
余計な一言がございましたので、一度感想を削除いたしました。
通知など、ご迷惑をおかけいたしました。
おそらくこの主人公とは違うものなのですが、私にも逃げ水のようなものがありました。
彼女とは少し違う形で記憶と感情を封じて、一昨年まで、すっかり忘れてしまっていたことがあります。
封じられたものが現れたとき、とてつもない苦痛を感じましたが、それでも取り戻せてよかったとも思っています。
彼女にとっての逃げ水が、超常現象ではなく、精神的な何らかの防御的機構であったのならば、いつかふと戻ってくることもあるのかもしれないな、なんて思いました。
拝読してすぐには、感想を残せませんでした。
胸がぞっと冷え、手が震えてたまらなくなりました。
再読した今もまた、心構えがあったにも関わらず、身体の震えがあります。
心の奥の奥の、普通ならだれも触らないようなところをかすかに撫でられたような作品でした。
かわかみれい様の書かれたかった趣旨とはまったくズレていて、ご不快にさせてしまう感想でしたら大変申し訳ございません。
私はきっと、ずっとこの作品を覚えていると思います。
余計な一言がございましたので、一度感想を削除いたしました。
通知など、ご迷惑をおかけいたしました。
感想をありがとうございます、空原海様。
前回の『さいはてエレジー』同様、古い作品を読んで下さり、素晴らしい感想をお寄せ下さってありがとうございます。
この作品も、多分人生でそう何作も書けないタイプの作品だと、心ひそかに思っておりました。
読んだ方の心を強く揺さぶれたと知り、書いてよかった・書けてよかったと、深く静かな喜びが沸き上がってきました。
そうですね、この作品の主人公もいつか、逃げ水に沈めた生々しい記憶や感情を取り戻す日が来る、可能性がありますね。
その時……おそらく彼女は耐えがたい苦痛に苛まされるでしょうが、乗り越えることが出来れば、とても素敵な女性になるとも思います。
ただ、命がけの闘いになるとも思いますが。
お読み下さって本当にありがとうございました。
前回の『さいはてエレジー』同様、古い作品を読んで下さり、素晴らしい感想をお寄せ下さってありがとうございます。
この作品も、多分人生でそう何作も書けないタイプの作品だと、心ひそかに思っておりました。
読んだ方の心を強く揺さぶれたと知り、書いてよかった・書けてよかったと、深く静かな喜びが沸き上がってきました。
そうですね、この作品の主人公もいつか、逃げ水に沈めた生々しい記憶や感情を取り戻す日が来る、可能性がありますね。
その時……おそらく彼女は耐えがたい苦痛に苛まされるでしょうが、乗り越えることが出来れば、とても素敵な女性になるとも思います。
ただ、命がけの闘いになるとも思いますが。
お読み下さって本当にありがとうございました。
- かわかみれい
- 2023年 01月17日 14時09分
[良い点]
こういったジャンルの方が、かわかみれいさまの本領なんですかね。以前読ませていただいた短編もそうでしたが、あまりに本格的だと感じました。
[気になる点]
感じたことをそのまま書きますので、かわかみれいさまの狙いとは異なるかもしれませんがご容赦を。
[一言]
子供ならではの純粋さって、大人になるにつれてすり減り、感度が鈍ってしまうもの。
あまりに多感で生きるのが辛い、そうしたときに心を閉ざしてしまうこともあるのでしょうね。
それは確かに生きるために必要な知恵であり、それが大人になるということならばそうなのかもしれませんが。しかし寂しい。
知り合いの女性(40歳独身)が3人、公園で手をつなぐ年配者のカップルを見たときのこと。
1人が「いいなあ」と言うと、あとの2人が「もういい年だし、ああいうことはできない」と言ってました。
作中の「私」は後者であり、ほとんどの人がそうなのかもしれませんが、せっかくの気持ちを逃げ水に沈めてしまうのは惜しいと思ってしまいました。
こういったジャンルの方が、かわかみれいさまの本領なんですかね。以前読ませていただいた短編もそうでしたが、あまりに本格的だと感じました。
[気になる点]
感じたことをそのまま書きますので、かわかみれいさまの狙いとは異なるかもしれませんがご容赦を。
[一言]
子供ならではの純粋さって、大人になるにつれてすり減り、感度が鈍ってしまうもの。
あまりに多感で生きるのが辛い、そうしたときに心を閉ざしてしまうこともあるのでしょうね。
それは確かに生きるために必要な知恵であり、それが大人になるということならばそうなのかもしれませんが。しかし寂しい。
知り合いの女性(40歳独身)が3人、公園で手をつなぐ年配者のカップルを見たときのこと。
1人が「いいなあ」と言うと、あとの2人が「もういい年だし、ああいうことはできない」と言ってました。
作中の「私」は後者であり、ほとんどの人がそうなのかもしれませんが、せっかくの気持ちを逃げ水に沈めてしまうのは惜しいと思ってしまいました。
感想をありがとうございます、たんばりん様。
過分なお褒めの言葉、感謝します。
そうですね、こういうタイプの話が好きなことは確かです、読むのも書くのも。
本当に超常的なナニかに魅入られたのか、それとも自分の心が自分を守る為に作り出したナニかなのか?
どちらにせよ、彼女が本当の意味で幸せかどうか。
『不幸』を恐れるあまり『幸せ』まで怯える。
ありがちな心の動きですが、作者としては、彼女は人生の使い方がもったいない(?)ように感じますね(笑)。
過分なお褒めの言葉、感謝します。
そうですね、こういうタイプの話が好きなことは確かです、読むのも書くのも。
本当に超常的なナニかに魅入られたのか、それとも自分の心が自分を守る為に作り出したナニかなのか?
どちらにせよ、彼女が本当の意味で幸せかどうか。
『不幸』を恐れるあまり『幸せ』まで怯える。
ありがちな心の動きですが、作者としては、彼女は人生の使い方がもったいない(?)ように感じますね(笑)。
- かわかみれい
- 2022年 06月19日 10時25分
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