感想一覧
▽感想を書く[一言]
シスコンお兄ちゃんも、しっかりと恋文を送るのを止めるのを見て、かっこよかったです!
宗子ちゃんも、何度か恋をしていくうちに、本当に幸せになれる相手が見つかるといいなぁ〜。そして、今は暴走気味だけどきっと落ち着いていくはず…!(やっぱりお転婆のままかな?w
花のように散っては、また咲いて…
可愛いお話でした!
シスコンお兄ちゃんも、しっかりと恋文を送るのを止めるのを見て、かっこよかったです!
宗子ちゃんも、何度か恋をしていくうちに、本当に幸せになれる相手が見つかるといいなぁ〜。そして、今は暴走気味だけどきっと落ち着いていくはず…!(やっぱりお転婆のままかな?w
花のように散っては、また咲いて…
可愛いお話でした!
感想ありがとうございます!
平安時代は恋の多い時代ですからねー、どうなるんでしょう。
時代的には過去のことなのに分からないのも不思議なものです。
楽しんでいただけて良かったです!
平安時代は恋の多い時代ですからねー、どうなるんでしょう。
時代的には過去のことなのに分からないのも不思議なものです。
楽しんでいただけて良かったです!
- 月城こと葉
- 2019年 07月09日 23時32分
[良い点]
宗子さんかわいいですね。幼さが前面に出ていますが、そもそも物語を読んで女の子がときめくのはいつの時代も一緒ですよね。
「更級日記」の菅原孝標女のはしゃぎようが思い出されます。
…お兄さんはさておいて(笑)
特筆すべきはやはり中納言業久です。彼のキンと耳に響き鳴るような鋭さと、そんな中に秘められた熱い心、風雅のたしなみが混ざった人となりが登場人物の中で光っていました。
主人公を含む周辺人物たちの動きはすべて中納言へ還元される描写になっていて、やや冷ややかな印象がのこるものの最も生き生き描かれていたように思います。
[気になる点]
#この項ネタばれありです。
宗子の心の動きが見えにくかったです。
・中納言にまみえての一目ぼれの様子
・中納言にやり込められて悔しさを感じるときの心理
・悔しさをばねにして立ち上がるときの気持ちの切り替え
この三点は主人公が物語を動かす動機になっていますが、特に一目ぼれの部分と立ち直る場面については「どう思ったのか」という心理がさして描かれずに「なんだかわからないけどとぱっとそう思った」ように見えます。
結婚してほしい、とどこを一目見てほれたものか、中納言の造形を描きこみ、まず読者を中納言にほれさせる必要を感じました。
立ち直る場面については、もう少し心のもやもやや「悔しい、悲しい←→やってやる、なにくそ」と気持ちの相克を描いてほしかったですね。
宗子の心理が行動に表れ、それが具体的に描写されることで彼女はもっと生き生きとし、読者もいっそう彼女に愛着がわくだろうと思いました。
[一言]
本作を読んで思い出したのが室生犀星「犀星王朝小品集」、あるいは氷室冴子さん「なんて素敵にジャパネスク」です。
犀星の本は王朝とあるように平安時代をモチーフに描かれており、平安「調」といいましょうか、時代考証はさておいて美しい物語がたくさん書かれています。
ここまで時代がさかのぼると、読者は予備知識がありませんから、その環境がわかるように周辺事情を描きだすとそれで手一杯になってしまいます。本来伝えたい物語の楽しみよりもそちらに意識をとられがちになりますから、犀星の試みはハマる人には思いっきりはまれる魅力があります。
本作も同じように、平安時代の細かな考証はさておき、みやびな悠久の過去に思いをはせつつ現代とかわらない人の心の営みを楽しむ作品になっていて、その試みにとても好感が持てました。私としてはむしろ中納言を主人公にした物語を読んでみたいな、と思いました。
読書を楽しめました。ありがとうございました。
宗子さんかわいいですね。幼さが前面に出ていますが、そもそも物語を読んで女の子がときめくのはいつの時代も一緒ですよね。
「更級日記」の菅原孝標女のはしゃぎようが思い出されます。
…お兄さんはさておいて(笑)
特筆すべきはやはり中納言業久です。彼のキンと耳に響き鳴るような鋭さと、そんな中に秘められた熱い心、風雅のたしなみが混ざった人となりが登場人物の中で光っていました。
主人公を含む周辺人物たちの動きはすべて中納言へ還元される描写になっていて、やや冷ややかな印象がのこるものの最も生き生き描かれていたように思います。
[気になる点]
#この項ネタばれありです。
宗子の心の動きが見えにくかったです。
・中納言にまみえての一目ぼれの様子
・中納言にやり込められて悔しさを感じるときの心理
・悔しさをばねにして立ち上がるときの気持ちの切り替え
この三点は主人公が物語を動かす動機になっていますが、特に一目ぼれの部分と立ち直る場面については「どう思ったのか」という心理がさして描かれずに「なんだかわからないけどとぱっとそう思った」ように見えます。
結婚してほしい、とどこを一目見てほれたものか、中納言の造形を描きこみ、まず読者を中納言にほれさせる必要を感じました。
立ち直る場面については、もう少し心のもやもやや「悔しい、悲しい←→やってやる、なにくそ」と気持ちの相克を描いてほしかったですね。
宗子の心理が行動に表れ、それが具体的に描写されることで彼女はもっと生き生きとし、読者もいっそう彼女に愛着がわくだろうと思いました。
[一言]
本作を読んで思い出したのが室生犀星「犀星王朝小品集」、あるいは氷室冴子さん「なんて素敵にジャパネスク」です。
犀星の本は王朝とあるように平安時代をモチーフに描かれており、平安「調」といいましょうか、時代考証はさておいて美しい物語がたくさん書かれています。
ここまで時代がさかのぼると、読者は予備知識がありませんから、その環境がわかるように周辺事情を描きだすとそれで手一杯になってしまいます。本来伝えたい物語の楽しみよりもそちらに意識をとられがちになりますから、犀星の試みはハマる人には思いっきりはまれる魅力があります。
本作も同じように、平安時代の細かな考証はさておき、みやびな悠久の過去に思いをはせつつ現代とかわらない人の心の営みを楽しむ作品になっていて、その試みにとても好感が持てました。私としてはむしろ中納言を主人公にした物語を読んでみたいな、と思いました。
読書を楽しめました。ありがとうございました。
感想ありがとうございます。
菅原孝標女も確か『源氏物語』でしたね。中納言はとにかくかっこよくなるように意識して書いています。
ちっちゃい子なんでそこまで考えてないかなあと思ったんですが、なるほどそういう風にも見えましたか。一意見として受け取っておきます。
中納言のモテ具合については前作前々作でも触れていたので今回は余り触れていません(この作品はシリーズものとなっております)。
犀星の作品は何かしら読んでみたいなあと思っていたのでちょっと気になりますね。
中納言気に入っていただけて嬉しいです。
楽しく読んでいただけたようでよかったです。
菅原孝標女も確か『源氏物語』でしたね。中納言はとにかくかっこよくなるように意識して書いています。
ちっちゃい子なんでそこまで考えてないかなあと思ったんですが、なるほどそういう風にも見えましたか。一意見として受け取っておきます。
中納言のモテ具合については前作前々作でも触れていたので今回は余り触れていません(この作品はシリーズものとなっております)。
犀星の作品は何かしら読んでみたいなあと思っていたのでちょっと気になりますね。
中納言気に入っていただけて嬉しいです。
楽しく読んでいただけたようでよかったです。
- 月城こと葉
- 2018年 04月18日 18時34分
[一言]
こんばんは。こんな時間に失礼します。
春のセンチメンタル企画から参りました。
平安時代よく分かりません!
と言うことで質問です。
宗子が恋に落ちてしまった中納言様は在原業平の血縁者なのですか?
あちらも美男と言うことでしたから、関係があるのか気になりました。
こんばんは。こんな時間に失礼します。
春のセンチメンタル企画から参りました。
平安時代よく分かりません!
と言うことで質問です。
宗子が恋に落ちてしまった中納言様は在原業平の血縁者なのですか?
あちらも美男と言うことでしたから、関係があるのか気になりました。
こんにちは。
すみません!
うちの中納言業久は藤原氏なので、在原業平の血縁ではなく藤原道長の血縁者ですね。
すみません!
うちの中納言業久は藤原氏なので、在原業平の血縁ではなく藤原道長の血縁者ですね。
- 月城こと葉
- 2018年 04月12日 15時58分
[一言]
春センチメンタル企画より参りました。
物語に没頭する幼い少女。源氏物語は当時大変な流行を呼び、一大センセーションを巻き起こした作品ですが、まさかお兄様も「女光源氏になる」と宣言されるとは思わなかったでしょうね。
少女が歌の腕と恋の駆け引きを学んで、小野小町みたいになるのも面白いですね。でも小野小町は晩年が悲惨だから、お兄様的にはなしかしら。どんな大人の女性になるのか楽しみです。意外と女流作家になっていたりするのかもしれませんね。
春センチメンタル企画より参りました。
物語に没頭する幼い少女。源氏物語は当時大変な流行を呼び、一大センセーションを巻き起こした作品ですが、まさかお兄様も「女光源氏になる」と宣言されるとは思わなかったでしょうね。
少女が歌の腕と恋の駆け引きを学んで、小野小町みたいになるのも面白いですね。でも小野小町は晩年が悲惨だから、お兄様的にはなしかしら。どんな大人の女性になるのか楽しみです。意外と女流作家になっていたりするのかもしれませんね。
- 投稿者: 石河 翠@4/29「運命の番を嫌う訳あり娘は拒めない」配信開始
- 2018年 04月10日 10時26分
こんにちは。
いつの時代も人気作の主人公は注目されるものですね。
彼女がどんな女性になるのかは作者にも分かりません。幸せになりますように。
いつの時代も人気作の主人公は注目されるものですね。
彼女がどんな女性になるのかは作者にも分かりません。幸せになりますように。
- 月城こと葉
- 2018年 04月10日 21時56分
[良い点]
初めまして、企画から参りました、なななんと申します。
あっというまに平安の世に入らせて頂きました!
素敵です。 中納言さまの美麗な事!
そして宗子さまの悔しがる気持ちがとても伝わってきました。
どうなるのだろう、と読み進めていくと! すごい! バイタリティあふれる宗子さま!
お兄様のご心労いかばかりかと思いつつ、とても楽しみました。
素敵な物語をありがとうございました。
初めまして、企画から参りました、なななんと申します。
あっというまに平安の世に入らせて頂きました!
素敵です。 中納言さまの美麗な事!
そして宗子さまの悔しがる気持ちがとても伝わってきました。
どうなるのだろう、と読み進めていくと! すごい! バイタリティあふれる宗子さま!
お兄様のご心労いかばかりかと思いつつ、とても楽しみました。
素敵な物語をありがとうございました。
はじめまして!
春の平安京を楽しんでいただけましたでしょうか?
小さな女の子と、その周りの大人達それぞれの対応でした。
感想ありがとうございます!
春の平安京を楽しんでいただけましたでしょうか?
小さな女の子と、その周りの大人達それぞれの対応でした。
感想ありがとうございます!
- 月城こと葉
- 2018年 04月08日 14時46分
[良い点]
兼俊さん、妹ちゃんが大好きなんですねーー。
月城さんの作品はどれもキャラが立ってますよね~。
業久さんの花が散ることの答え、お見事でした!
小さい子の質問って、答えに困ることがあります。
素敵な答えでした。
宗子ちゃん、いいキャラしてますね~♪♪
正に女の子!
女光源氏、が、がんばってね、という気分です。
兼俊さん、妹ちゃんが大好きなんですねーー。
月城さんの作品はどれもキャラが立ってますよね~。
業久さんの花が散ることの答え、お見事でした!
小さい子の質問って、答えに困ることがあります。
素敵な答えでした。
宗子ちゃん、いいキャラしてますね~♪♪
正に女の子!
女光源氏、が、がんばってね、という気分です。
感想ありがとうございます。
兼俊は重症です。
桜が好きな業久はたぶん小さい頃に同じ疑問を持って、あの答えに行き付いたのだと思います。
宗子はどうなることやら、ですね……。
兼俊は重症です。
桜が好きな業久はたぶん小さい頃に同じ疑問を持って、あの答えに行き付いたのだと思います。
宗子はどうなることやら、ですね……。
- 月城こと葉
- 2018年 04月04日 22時08分
[良い点]
宗子、なかなかにおもしろきおなごであったな。
未来のお相手を見てみたいものでおじゃる。
宗子、なかなかにおもしろきおなごであったな。
未来のお相手を見てみたいものでおじゃる。
感想ありがとうございます。
あの兄にしてこの妹あり、です。
あの兄にしてこの妹あり、です。
- 月城こと葉
- 2018年 04月03日 21時51分
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