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[一言]
複雑な模様が刺繍された貫頭衣はわざとぶかぶかにできていて、着る物の胸や腕、脚などを隠すつくりになっていた。

着る者


「決めなければいけないこと?」
「性別だ」
 答えたテオに、ルーディが青い瞳を見開いた。
「何だって?」
「気づいてなかったようだから言うけど、ぼくは男でも女でもないんだ、ルーディ」
「秘密って……おい、冗談だろ?」

ルーディの、秘密って……というところは、相手の言ったことを受け止めきれず、一部をオウム返しにするような表現ですよね。それ以前にテオが「今まで秘密にしていたけど」とか言っていれば別ですが、秘密とは一言も言ってない以上、不自然な表現に思えます。


ふっふっふ、誤字はそこそこ減らしているようですが・・・・・・この私の目は誤魔化せませんよ!
  • 投稿者: 退会済み
  • 18歳~22歳
  • 2018年 04月20日 11時17分
管理
田月さん、ご読了ありがとうございます。

誤字を教えていただけてとても助かりました!
早速修正しております。
ルーディの台詞は校正漏れですね…。テオの台詞を書き換えたのをうっかり見落としていたようです。

どちらかというと誤字は多い方なので、見つけていただけると大変ありがたいです。
また何かありましたらよろしくお願いいたします。

ご感想、ありがとうございました!
[気になる点]
性別を決めるのは、本人次第?というところ。

タグに初恋とあったので、好きな人が出来て、それで性別が決定されるのかなと思いました。

このお話の設定では、今回は?ということなのですね。
気になります。
  • 投稿者: harumama
  • 2018年 04月14日 14時07分
harumamaさん、ご読了ありがとうございます!

もともとは「初恋はその後の人生に影響する」という着想を膨らませたお話なんです。
ヘルマスの元ネタもヘルマプロディトスなので、今回の主人公に関して言えば好きな人ができたので、という解釈で合ってます。

でも誰もが十五歳までに初恋を迎えるわけではないでしょうし、人生観や恋愛観に影響を及ぼす出来事は他にもありますよね。
なのでテオ以外のヘルマスには、他の理由で性別が決定した人もいるんじゃないかなと思ってます。
設定としてはこんな感じです。

ご感想、ありがとうございました!
[一言]
色々考えさせられる話でした。

性別というものを自由に選択できても結局は悩むことになる。男、女のどちらを選んでも悩んでしまうことを考えさせられます。

こう考えると人間は結局は悩むわけですね。

  • 投稿者: やとぎ
  • 2018年 04月13日 12時31分
やとぎさん、ありがとうございます。

仰る通り、テオにとっては選ばなくちゃいけないという話でしたが、現代人の感覚に照らし合わせると選ぶ自由がある、という話でもありますよね。
そして選択の自由があると人は悩むんですね…これは何でもそうですけど、人生に関わることなら尚更です。
絶対に正しい選択肢がない以上は、悩むところも含めての自由なのかもしれないですね。

ご感想、ありがとうございました!
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