感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
<< Back 1 2
[良い点]
酒とコーラの対比が素敵です。
もうすぐ昭和四十五年と繋がりますね!
物語もいよいよ、といった雰囲気。ドキドキします。
この57話付近。おケイからみると、大学に合格して、自分に気があるであろうふたりにまだ子供っぽく関われて、一番華やかな時なのではないでしょうか。
佳穂一二三様
感想をありがとうございます! そして、返信が遅れて失礼いたしました。
仰る通り、この辺りが佳境になります。18の頃と20の時って、思っている以上に成長をするはずです。ここからの事実からどう波多野が立ち直っていったのか、そこを書いていきたいと思います。
  • 桃山城ボブ彦
  • 2019年 06月07日 21時34分
[良い点]
※最新話(27回「恋よ恋よ恋よ」)までのネタバレになります。

おケイちゃんとのデートは、振り返ってみれば波多野くんにとってはこの恋のピークだったのではないでしょうか。チャンスはことごとく逃していますが……!しかし、そのもどかしさが波多野くんらしくて良く、「恋のほのお」の醍醐味とも言えるのでしょう。

それにしても、波多野くん。デート中にミニスカートからのぞく白い足を気にしすぎです(笑)

三人の恋の三角関係は、夏目漱石の『こころ』を想起させるものでした。一歩間違えれば、誰かの死に至りそうな……そんな危うさを感じさせます。実際に崩壊したわけですが。死人が出なくてよかった、と思うほどです。

「恋よ恋よ恋よ」
何度でも言いますが、題名と物語がマッチしていて、なんとも狂おしい感情を訴えてくる言葉ですね。
西日さしこむ昭和の情景が目に浮かぶようです。
佳穂 一二三様

レビューまでいただき、更には最新話までの感想まで! 本当にありがとうございます。嬉しく思います。

ピーク、ですか。確かに今の主人公は自らの感情に水をぶっかけて誤魔化そうとしていますから、燃えるものがあるという意味では今はピークですね。ただ、波は繰り返しやってくるかもしれません。そうなれば、その時その時を書ききりたいですね。あと、ミニスカートは主人公にはレベルが高すぎるのです(笑)

人はあまり死なせたくはないですね。でも、それくらいの緊張感で生きる瞬間って、あったりしますからね。その張りつめたところも書きたいです。欲深なので……。

「恋よ恋よ恋よ」
不思議なもので、書く時にはその当時の曲をCDでガンガンかけながら作業するのですが、タイトルにここまでふさわしい曲もなかなかないのです。演奏と歌詞も哀しいですしね。
  • 桃山城ボブ彦
  • 2018年 10月08日 22時16分
[良い点]
文章にしっかりした固さがあって、ふざけたり、
大阪弁だったりしても、品位が落ちない。
当時流行の人名や物がちょこちょこ出てきますが、
それがなくても伝わってくる昭和感。
まだ熱かった世代の昭和感です。

[気になる点]
僕はそこまで当時の固有名詞は出さなくても、
十分世界観出てると思うのですが、
でも若い子の為には多い方がいいのでしょうね。
[一言]
作者様はやはり主人公と同世代なのかなあ。
もし年若い方だったりしたら驚愕です。
あ、答えなくてもいいですよ。
僕は46年生まれで、主要キャラは親くらいの人達ですが、
若かった頃の親を思い出しますね。
昔だったら嫌だったのですが、今だといとおしさを感じます。
作品の中で一番好きなとこは、
ビートルズにはまるのを「はしかみたいなもの」と、
親に言われたという下りです。
凄く懐かしい台詞でした。
言われましたねえ。

応援してますね。
  • 投稿者: KUZ
  • 2018年 05月28日 18時26分
拙作に大変丁寧な感想をありがとうございました。

そうですね、ご指摘の通り固有名詞は確かに意識して多用しています。過剰かもしれませんが、一つ一つが例えば、登場人物たちの経済状況等の裏付けになっていくと思うのです。

大阪弁は色々と細分化されますが、いわゆる1980年からの「漫才ブーム」で河内弁が全国的に溢れかえるまでは決して品位を欠いた言葉ではなかったと考えています。

最後になりますが、作者は主人公と同世代ではありません。KUZ様よりも年下、とだけ申し上げておきます。その時代を生きていない人間が、どこまで当時の空気に近づけるか、今後も精進します。
  • 桃山城ボブ彦
  • 2018年 05月28日 22時47分
[良い点]
私は舞台になっている時代には生きていませんでしたが、それでも何となく彼らの暮らしている風景が浮かんでくるような、細かな描写がとても良かったです。時代背景などの細かいところは分からない部分もありましたが、何となくの雰囲気を楽しませてもらいました。

メインの三人がとても良い子たちなので、読み進めていくうちにどんどん好きになっていきました。
特にハタ坊と石堂の高校時代が仲良しすぎて、見ていてとても微笑ましかったです。中でも、気になる子に薦めてもらった曲や、好きな子からの電話をとても大事にしている彼らの様子が、共感できると同時に、彼らの優しさも分かって印象的でした。不公平がないように交互に電話をかけてあげる恵子も優しくて良かったです。
しかし仲良しなだけではなく、戦争や社会情勢のこともしっかり考えている部分もあって、よく出来た子達だなと感じました。

高校時代の二人がとても仲良しだっただけに、大学生になった彼らの会話の中に少し壁があるような気がして、少し寂しさを感じました。彼らが大学生になるまでの間に何があって第一回の話に繋がるのか、とても先が気になる展開だと思います。
[一言]
Twitterを拝見して読ませていただきました。
とても丁寧な描写をされていて、一話一話の読み応えがあるお話だと思いました。
これからの更新も楽しみにしています。
拙作に大変に丁寧なご感想をいただき、ありがとうございました。そうですね、主人公たちは五十年前にしたら相当、裕福な家庭の子供であるという風に捉えられて結構です。

蒼樹様が「寂しさ」を感じられた部分を、深く掘り下げて描くことを目標に書いています。今後、自分の筆力が書きたいことに追いつくことを信じて続けてまいりますのでよろしくお願いいたします。
  • 桃山城ボブ彦
  • 2018年 05月18日 20時59分
<< Back 1 2
↑ページトップへ