感想一覧

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[一言]
「人が殺されている」
「死んでいる」じゃなくて「殺されている」ってことは、他殺だという意味の通報かな、と思いました。
読みやすくて面白かったです。
[良い点]
 ドラマ『古畑任三郎』で、明石家さんまさん演ずる小清水弁護士が同じような失態で追い詰められていたのを思いだしました。
 一言でいえばトリックがばれる瞬間というのは、えてしてこのようなときだ、といった感じでしょうか。あれ? と引っかかったらそれが手掛かりになりますね。
 こういう作品があると、普段注意深く読む習慣がどうしても抜けてしまうのを改めて気づかされます。
[気になる点]
「犯人」について。野暮なことを言えばまだ犯人と決まったわけではありません。読者としての勝手な想像ですが、ここから追及が始まるのだなぁと思うと、どう膨らませていくか楽しみな導入場面、あるいはスケッチといった見方ができますね。
 この作品を骨格にして、掌編から中短編に発展させられそうな気さえしました。
[一言]
 たぶんこの警部は、目星の人物を泳がせておき、現場でじっくり証拠を集めるのでしょうね。解決はもうすぐという気がします。
 作品を楽しめましたこと、お礼にかえまして感想を投稿いたします。
  • 投稿者: 恋々
  • 2018年 04月16日 12時31分
嬉しい感想、ありがとうございます。当方『古畑任三郎』を観たことが無く適切なリアクションは出来ませんが、恋々様は私の言いたいことをしっかり読み取って頂けたようで幸いです。この作品は「推理物の原石」が主題なのです。今日の推理、サスペンス物は凝ったトリックなどが目立ちがちですがもっとありきたりな所にあっても良いと思うのです。犯人を明らかにしなかった理由も汲み取って頂けたようで作者としては非常に嬉しい限りです。
  • paulownia
  • 2018年 04月16日 16時54分
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