感想一覧

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[良い点]
カンバスに彩られた絵の具だけが美を象るのではない。パレットへ無造作に出された絵の具もまた、美の原石としてその価値が既に生み出されているのだ。そのようなメッセージを感じました。
また、パレットの絵の具という視点が斬新で、読んでいて新たな発見が得られました。
  • 投稿者: 杜乃日熊
  • 男性
  • 2019年 06月13日 12時47分
感想ありがとうございます^^


なんでしょうね、私たちは完成した作品を見て「美」とはなんぞと考えるけれど……

シュールレアリスムであれダダイズムであれ、それを「作品」と認めることによって価値を認識する……その虚しさというか、
そういうものを書きたかったのかな……?
[一言]
芸術を生み出す要と言うべきパレット。
確かにパレットは美しい色彩を作り出す度に汚れていきますね。そんなパレットにスポットを当てて、「汚れているからこそ美しく」感じさせた、檸檬さんの視点は凄いなぁと思います。パレットさんが腕の立つ格好いい職人に見えてきました…。

使い捨ての紙パレットや牛乳パックを使ってばかりですみません^^;

  • 投稿者: 扉園
  • 2018年 05月19日 21時36分
感想ありがとうございます。


「汚れ」に感じる美というのは、梶井基次郎の小説が好きなせいかもしれません。
昨日、ベラスケスの他にプーシキン美術館から来た風景画の展覧会にも行ってきたのですが、日常のなにげない光景に目をとめて、鑑賞の対象とした画家(クールベとかピサロとか)はすごいなあと思います。
でも、梶井さんの『檸檬』に出てくるのは理想的な形を追求したアングルさんなんだよなあ……

いいじゃないですか、使い捨て。
塗られては消されるパレットとは違って、刹那的な美がそこに^^(←どれだけ楽観主義なんだw)
[良い点]
モネの使っていたパレットを見たことがありますが、色遣いや配色から、モネらしさは感じられなかったです。
むしろ、あのパレットから、どうやってあんなに奥行きのある複雑な絵が描けたのか、不思議なくらいです。

逆に言うと、パレットにはそういう特徴が表れる、という事かもしれませんね。
  • 投稿者: Kobito
  • 男性
  • 2018年 05月09日 22時52分
感想ありがとうございます。


なるほど、そういう見方もできるのですね。
作品として仕上げたものと、そうでないもの……意識して飾ったものと素の自分、という感じでしょうか。
そういう意味でも、きれいでないもの、洗練されていないものには価値があるのかもしれないですね……

ちなみに、私の筆を絵を描く人に見せたらたぶん怒られます。もっと道具を大事にしろ、と^^;
[良い点]
パレットって工事の足場みたいですね。なくてはならない大切なものですが、終われば跡形なく片付けられる。
深いです。
  • 投稿者: 惠美子
  • 40歳~49歳 女性
  • 2018年 05月09日 19時07分
感想ありがとうございます。


足場、ですか。素敵な言葉^_^
さきほど他のかたからレビューをいただきまして、そのかたは私がなんとなく見出したパレットの魅力を「愛」と読み取ってくださいました。
引き立て役、裏方……みたいな感じですかね。

私自身、ぼんやりとしたイメージに、一貫したテーマがないとか、そもそも作品じゃないとか、主張しないとか……、そんな見方をつなげていって、何者にも染まるけれど、たいした意味を持たないパレットという不思議な存在に、道具以上の魅力的な何かを見たような気がしただけだったりするので(それもそれで愛おしいけれど)、それを読者さんの言葉で表していただけて嬉しいです^^
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