感想一覧

わーsiruku様、こんにちは。感想、本当にありがとうございます。お返事が遅くなりまして、大変申し訳御座いません。

>淡々とした文体だけどもの寂しいような雰囲気、凄く好きです(小並感)

わ、嬉しいです。今回は主人公の淡々とした雰囲気を出したかったので、淡々とした雰囲気を出せていたようでとても嬉しかったです。

>好きな人に自分の方を向いてもらうために好きな人の何かを否定するっていう、矛盾(？)がいい味出してると思います。

わー嬉しいです。彼は高橋のことが好きで、けれど、見ているからこそ高橋の気持ちにも気付いて。恋愛感情と怒りや嫌悪感って、何処か似ているような気がしていて。
どれだけ好きでも届かないから、せめて否定して印象に残りたかったのかもしれません。

彼自身、何処か傲慢なところもあるので、彼女に気付かれていないことにも耐えられなかったところもあるのかもしれませんね。

>初々しさとほろ苦さの対比っていうんですかね？とても綺麗でした。

わー、嬉しいです！彼ら自身、少し面倒くさいところがあって、私も「め、面倒臭い……！」と思いましたが、不器用な初々しさや、青春のほろ苦さのようなものが出ていたのなら、とっても嬉しいです。

この度は、素敵な感想、本当にありがとうございました。
暑くなり出しましたが、お身体にはお気をつけ下さい。

シンカー様、おはようございます。折角素敵な感想を頂きましたのに、お返事が遅くなってしまい、大変申し訳御座いません。

>正直に申し上げて、桜ノさまの書く物語群では、とても読み易くとっつき易いお話でした。

わ、嬉しいです！近頃、自分が昔に書いたお話を読み返していたら、ずいぶんと読みにくく、回りくどい印象が強くて……少しでも読みやすさが出たのなら、とっても嬉しいです。

>ラスト、なんで主人公は高橋さんを追わなかったのか？
惹かれていたという割には、熱が足りてない気がしました。
彼女の世界に存在していなかったというのなら、これから存在を認めてもらおうとは考えなかったのだろうか？

彼は、シンカー様の仰る通り、何処か熱の足りない醒めた人間です。そして、彼の姿は、何処か臆病で傲慢な考え方があるように書いていました。
高橋を好いている、と言う割には、彼は特別高橋に好かれようと言う努力を行わなかった。それは、彼は自分が傷付くことを、無意識に回避しようとしていたからです。
高橋を追って、改めてきちんとフラれる勇気も、玉砕覚悟で高橋を追って、気持ちを伝える勇気も彼は持っていなかったのです。

ずっと彼は高橋を追っていて、けれど、高橋は彼のことなんて眼中にも入っていなかった。そのことに、彼自身が気付けて居なかったぶん、ショックが大きかったのかもしれません。
彼女の世界に認めて欲しい、けれど、自分が彼女の中に本当に存在していないことを知るのは苦しい。だからこれ以上深入りして、自分が傷付くのは嫌だ、と言う、ちょっと「逃げ」の考えを持った、面倒な男の子だったんです。
高橋もちょっと面倒くさいですが、彼も彼で面倒なところがありました。だから、惹かれたのかもしれません。

>高橋さんの、十代文学少女にありがちな青臭い面倒くささが良かったです。

面倒臭さが出ていたようで、とても嬉しかったです。高橋の世界も彼の世界もとても狭くて、その癖青臭くて……と「め、面倒くさい！」と私自身思ってしまいましたが、良かったと仰っていただけてとても嬉しかったです。

この度は、素敵な感想、誠にありがとうございました。
暑くなり出しましたが、お身体にはお気をつけ下さい。