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[良い点]
絶海の孤島、夏の洋館、殺人事件はミステリーマニアにとっては中毒性があると感じます。数年前に読ませていただき、無性に身体が求めてきたので再び、読ませていただきました。

二度めの感想で申し訳ないです、前回気づかなかった伏線の、より細かい部分まで発見できて勉強になりました。
例えばゴーヤチャンプルーの数ですかね、あれ錦野さんのぶんを加えれば、六人で違和感ないところが絶妙の塩梅ですね。してその後、台所から運んでいくとあって、読解力が試されます。

好きな箇所は何度でも楽しい。叙述に騙されるのを、解っていながら騙されるヤツもいるワケです。

とにかく私は望が好きです、中性的雰囲気が壺すぎますので。
あとやっぱり仄香。美貌と家柄に恵まれているのに、お高く止まっていない性格の優しさに、家庭的なのに料理ベタのギャップ萌えに、嫉妬心を感じさせない不思議な少女でしたね。他の女三人が最悪な中で、彼女の人柄が救いになっています。

改めて錦野さんが不憫です。礼儀正しいし、心根優しく穏やかな、料理上手だったのに。育毛治療とダイエットに励み、外見が執事然りとしていれば、殺されずに済んだかもしれません(顔は、体型と髪、服装で如何様にもなれますし。現に顔、ギャグ系で可愛い)。仄香と二人、生き残りに錦野が加わっても良い雰囲気は阻害しない、物語の後味は決して変わらないと思えました。

本筋は叙述が物語の軸になっていること、特殊な物理トリックを使わなくとも、読者を欺くことは充分に可能だと教えていただけます。それゆえ作者の技量が試され、テクニックの高さを感じました。

読後にタイトルの意味が胸に広がります。彼女は『彼』の名誉のために、一連の真相に黙秘を貫くのでしょうね。
[気になる点]
望と錦野さん……。惜しい人を亡くしました
(¬_¬)
二度目の感想ありがとうございます(笑)。

本作は実は数カ月前に運営さんから性的表現について警告を受けまして、その修正のついでに伏線やトリックに関しても大規模な改稿を行っています。

再度お楽しみいただけたなら幸いです。
[良い点]
孤島のクローズドサークルっていう設定が大好きなので、楽しく読ませていただきました。

まず文章がとっても巧いと感じました。

嬰莉と霞夜の陰口や裏の顔とか、徐々に明らかになっていく本性がすっごく楽しくてワクワクしました。女の友情ってまさにこういう感じだと思います。優しい仄香のどこまでも純粋な心が、せめてもの救いで。綸の豹変振りとか、狂ったシーンも大好き。ゾクゾクします。

望が犯人で決まりかなーと早い段階から思っていたので、見事に騙されました。でもそれだと簡単すぎる気がして、どんでん返しを望んでいたのですが、想像を遥かに超える結末と展開に驚かされました。至るところに張り巡らされた伏線、そして回収が鮮やかですね。
[一言]
はじめまして、突然の感想で失礼しました。ホラーとサスペンス大好きです。ぜひ今後も読ませてくださいね。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 10月01日 17時13分
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感想ありがとうございます。
ミステリファンとしては、やっぱり孤島の連続殺人ものが一番そそられますよね(笑)。

ホラーとサスペンスはあまり得意なジャンルではないと思っているのですが、何かお気に召したものがありましたら宜しくお願いします。
[良い点]
張られた伏線や、人物、舞台の描写など、丁寧に作られたミステリーでした。もう絶対事件起こるよね、という感じの舞台設定も、女の子のグループってこんな感じ、と思われるような人間関係も面白かったです。
読みやすい文章も良かったです。
[気になる点]
色々な出来事があった後だから、ということだと思うのですが、最終話の仄香がこれまでと別人のような印象を受けました。
[一言]
錦野さんは残念でした・・・。
感想ありがとうございます。

最終話の仄香についてご指摘頂いたのは初めてです。意識して書き分けたつもりはないのですが、最終話だけは仄香の一人称で語られるからでしょうか。

錦野さんがこれほど人気になるとは全く予想していませんでした(笑)
[一言]
〜以下ネタバレありなので未読の方はご注意下さい〜









楽しく拝読させていただきました。浦登さんの作品を読んだのは「アンダンテ」、「監獄島の惨劇」以来だったのですが、とにかく文章力と表現力が半端ないですね。読みやすさとイメージのしやすという点において、プロの作家を十分に凌駕するほど素晴らしかったです。

物語の構成も素晴らしく、徐々に雰囲気が暗くなり、全体的に無口になっていく所などは王道でありながら飽きさせない確固とした魅力を放っていました。

さて、トリックの方ですが、犯人が誰かについては意外と気づいた人も多いんじゃないかと思います。というのも、基本的に犯人が「男である」、という情報を除けば犯人を絞れるようなものがほとんど登場せず、叙述トリックが使われているのだろうなということは比較的簡単に想像がついたからです。それに、ラストの後書きに書いてありましたが、用意された食事の数についてはかなりあからさまでしたしね(笑)もう一人いるだろうことは予想ついちゃいました!(ドヤ顔で感想を述べさせてもらっていますが、望が男だったことには全く気づいていませんでした(笑)犯人の独白でそいつが男だとわかった後、望だけが水着になっていなかったことからおそらく作者の罠だと思い、犯人候補から外してしまい全く意識してませんでした)
でも、推理になれていない人なら余裕で騙せたでしょうし、私も予想はついていましたが最後まで楽しめました!

少し残念だったのは、あまり好感の持てるキャラがいなかったことでしょうか。私としては霞夜がやや探偵ポジションについたことから、彼女のことは好きになりつつあったし、錦野さんも愛嬌があって結構好きだったのですよ。しかし彼ら二人が中盤一気に退場してしまい、残りのメンバーが正直興味のない人ばかりに。彼女らに個性がないわけでは当然ないのですが、どこか好きになれるような魅力が薄かったことが、(オチを考えれば仕方ないのかもしれませんけど)もう一工夫の欲しかったところでしょうか。

しかし全体としてはとても素晴らしい良作!久しぶりに面白い館ものを読ませてもらい大満足でした!いつか再び浦登さんの館ものを読める日を楽しみにしています。
  • 投稿者: 天草一樹
  • 18歳~22歳 男性
  • 2018年 07月05日 09時15分
感想ありがとうございます。

やはり叙述ものを読み慣れた方にはバレバレですね(笑)フェアに情報を提示しつつミスリーディングするのは本当に難しい。

キャラクターについてはリアリズムを意識しすぎて確かに錦野さん以外愛嬌がなかったかもしれませんね。
[良い点]
 無駄のない、一見無意味ですが、しかし実は読み返すと仕掛けがあり、じわじわと効いてくる文章は「館シリーズ」を。凄惨でありながら美的にも映る殺戮シーンは「殺人鬼シリーズ」。ラストに明かされる驚愕の真相の印象は「○○」(当然伏せ字だ!)。と、読んでいて「綾辻イズム」を感じる作品に映りました。
 特に綾辻自身も強く標榜している「フェア」を前面に押しだしているのがいいですね。
 ウェブ小説ではあまりないスタイルのミステリですが、私は好きだし応援していますよ(笑)。
 驚き、楽しめました。
  • 投稿者: 庵字
  • 2018年 06月30日 09時46分
感想ありがとうございます。

叙述は独特の難しさがありますね。ちゃんとヒントを出さないとアンフェアだけど、でもこんなに露骨に書いちゃって大丈夫かな??という不安が常に付きまとう。
それでも、読者の皆様からの感想を聞いていると、案外全然気付かれていなくて、ニヤニヤするわけです(笑)。

綾辻イズムと言われると恐縮してしまいますが、ミステリを書くことの楽しさを実感できた作品でした。
[一言]
クローズドサークルに読者への挑戦という興味をそそる設定で、しかも謎解きは極上です。伏線もしっかりと考えられており、官能的な描写も決しておまけではなく、ミステリーに対して効果的に使用されています。本筋からはずれた無駄な描写がほとんどなくて、すべてが一本の筋にまとめられているのもすごいと思いました。たっぷりと楽しませていただきました。
  • 投稿者: iris Gabe
  • 2018年 06月29日 21時47分
感想ありがとうございます。

前半の展開、特に最初の事件が起こるまではちょっとだるいかなと思っていたのですが、そう言って頂けると嬉しいです。
序盤でどう読者を飽きさせずに話を進めるかは、本格ミステリの宿命というか、業のようなものですよね。
[一言]
ネタバレありの感想です。未読の方はご注意ください。
もう一度繰り返します。ネタバレありの感想です。未読の方はブラウザバックをお願いします。 この作品は、絶対に自分で謎解きするべき!

完結おめでとうございます。推理物はストーリーしか追わない、トリックを探すことは基本的に諦める、ひどい場合は最初から最後のページあたりで犯人をチェックした後に読み始める最低人間の石川です。今作は前回の「桜の〜」以上に真剣に読みましたよ! こんな人間でもミステリを読みたくなるんだから、みっひさんすごい。

みっひさんは誤字脱字、誤用をする方ではないから、ルビやら数字やらに意味があるのだろうとは思ったのですが、結局犯人にまでは辿りつきませんでした。あと1歩と言うと言い過ぎですが、あと3歩か5歩、少なくとも犯人の背中はちらりと見えた気分です。すみません、ミステリ初心者にとってはヒントに気がついただけでテンションあがるものなのです。

ドロドロした人間模様や欲望が描かれている部分も面白かったのですが、読後感が爽やかなのはやはり悲恋で終わったからなのだろうと思います。ここで罪を償って二人で前へ進むこともできたのかもしれない。けれどそれは泡沫として海の向こうに消えたからこそ、この事件の幕引きとして余韻を残したのでしょう。

タイトル通り、ただひとり残された彼女も口をつぐむのでしょうか。その後に想いを馳せたくなる作品でした。
感想ありがとうございます。

話別のPVを見ていると、ミステリの最初と最後しか読まない人って結構いるんですよね(笑)。ちょっと悲しいです(笑)。

このプロットでハッピーエンドは有り得ないと思いあの結末になりましたが、そう言って頂けるとありがたいですね。
[一言]
ネタバレありの感想です。未読の方はご注意ください。

まさかの後書きにFA掲載、からの第三の殺人……。
何ということでしょうか、あんなに可愛らしかった錦野さんがどうしてこんなことに……。他の方にももちろん非はないのですが、ああ、錦野さんがあんなにぐちゃぐちゃにされるとダメージが大きいです。アイドルにも容赦なし(むしろアイドルだから容赦なし?)みっひさん、鬼や……。

それにしても綸ちゃん、みんなの前でかなりバイアスのかかった考え方を披露してくれましたね。極度に性的に潔癖、ある種の男嫌い、その癖ナチュラルに女性蔑視、とてもアンバランスな考え方ですが、こういう女性は実際にいるなあと思います。「あたしは悪くない、あたしは間違っていない」と主張しているのも、とてもしっくりくるなあ。極限状況で、こんな女性と一緒にいたくないです。辛い……。

絶倫の字を合わせると綸ちゃんになるから、私なら彼女を犯人にしたいのですが(全国の綸さん、すみません。本当は綺麗な意味なのに)、名前って関係ないってコメント頂いているし。うーん、初心者向けにヒントってありますか?(いやほんとすみません、今回は何とかもうちょっと推理したいんですよ)
感想ありがとうございます。

錦野がこんなに人気キャラになるなんて全く想定していなかったので、皆様の反応を見て心苦しいです(笑)。

ヒントですか……いや、石川翠さんはすでになかなかいいところに目をつけていらっしゃるので、これ以上は厳しいなあ(笑)。
[一言]
アルファポリス、今年はホラーとミステリーが同じ賞に合体してしまいましたね。ジャンルが違うもの同士で競い合うって無茶苦茶だなあと思いつつ、みっひさんの作品を応援しております。先ほど見ましたら、かなりいい位置にいらっしゃるのですね。何だか私までドキドキしてきました。とりあえずポチってきました! 今回こそ、良い結果になりますように!

さて、今回もいつも通りさっぱり謎解きがわかりません。ただ、島の名前や女性陣の名前が小説だからという理由にしても難読なものが多いので、何かヒントになるのかなあと思って頭をひねっております。それから一日目(1)のセリフ、「きれいだね~、海」の「海」にわざわざルビが振られている理由がわからず、これも何かのヒントなのかなあとうんうん悩んでおります。うーん、見当違いのことを言っていたら恥ずかしいなあ。

とりあえず女子に嫌われる錦野さんが気の毒で目が離せないです。何か彼にも良いことがありますように。
感想ありがとうございます。

アルファポの方でも応援して頂いたようで、重ねて御礼申し上げます。

名前について気になっておられるようなので答えられる範囲でお答えしますと、私は登場人物の名前を考えるのが苦手なもので(笑)本作の登場人物はラブライブのキャラからとっているんですよね。
難しい漢字を当てているのは、単にその方が雰囲気が出るような気がしたからです。乙軒島は音ノ木坂学院を無理矢理別の漢字にしようとしたらこれしかなかったから(笑)。

感想を頂いている読者の皆様からも錦野さんを心配する声が続々と上がっておりまして、私も少々戸惑っているところです(笑)。
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