感想一覧
▽感想を書く[良い点]
控えめな表現だけれども娘さんの猫に対する愛情と、一緒に生きてきた時間が想像できそうな作品ですね。
[一言]
先日、裏路地から入ってきた通りすがりの者です。
※最初に、この感想文は作品本文と他の読者感想文に対する作者氏の返信を読んで書いたものです。
もしかすると、この猫は娘さんの心を育むため家に来て、もう一人で旅立てるようになった娘さんの背中を自身の死をもって押したのでは、「あなたはもう一人でも大丈夫だ、そろそろ私は私の旅に出なければならない、だからこれからはあなたは自分の道を一人で行かなければ…」とそんな風に。
まぁ、あくまで想像ですが(^^;A
最後に、作者さん家族からするとこの猫が家に来てくれてよかったとなっていますが、猫からしてもそう感じていたならいいなぁ、と希望的観測をしつつこの辺で。
控えめな表現だけれども娘さんの猫に対する愛情と、一緒に生きてきた時間が想像できそうな作品ですね。
[一言]
先日、裏路地から入ってきた通りすがりの者です。
※最初に、この感想文は作品本文と他の読者感想文に対する作者氏の返信を読んで書いたものです。
もしかすると、この猫は娘さんの心を育むため家に来て、もう一人で旅立てるようになった娘さんの背中を自身の死をもって押したのでは、「あなたはもう一人でも大丈夫だ、そろそろ私は私の旅に出なければならない、だからこれからはあなたは自分の道を一人で行かなければ…」とそんな風に。
まぁ、あくまで想像ですが(^^;A
最後に、作者さん家族からするとこの猫が家に来てくれてよかったとなっていますが、猫からしてもそう感じていたならいいなぁ、と希望的観測をしつつこの辺で。
酔勢さん、ご感想ありがとうございます。
何か……あたたかいお言葉をいただいて、当時を思い出して泣けてしまいました。
裏話も込みでのお返しになりますが、
本当にこの猫は、無言のうちに多くのものを私たちに与えて行ってくれたと思います。
最後のほうはおびえる娘をベッドの中で毎晩抱きしめ、
彼女が家を巣立つその朝まで生き延びて、家族中に見守られて息を引き取りました。
室内飼いで通しましたが、最後のほうは外に出たがったので、花盛りの庭に交代の見張り付きで出してやりました。
めったに泣かない娘が、当時のことを思い出すだけでしばらく涙にくれていました。
>「あなたはもう一人でも大丈夫だ、そろそろ私は私の旅に出なければならない、だからこれからはあなたは自分の道を一人で行かなければ…」
本当にその通りでした。尊い美しい魂でした。感謝してもしきれません。
悲しみや愛やせつなさを、詩のように書き綴ったこの作品で
そこまであの子と娘のことに思いをはせていただき、感謝です。
あの子……ミントは、本当に本当に娘が好きでした。その出会いだけでも幸いだったと信じたいです。
しばらく思い出し泣きが続きそうです。
ありがとうございました。
何か……あたたかいお言葉をいただいて、当時を思い出して泣けてしまいました。
裏話も込みでのお返しになりますが、
本当にこの猫は、無言のうちに多くのものを私たちに与えて行ってくれたと思います。
最後のほうはおびえる娘をベッドの中で毎晩抱きしめ、
彼女が家を巣立つその朝まで生き延びて、家族中に見守られて息を引き取りました。
室内飼いで通しましたが、最後のほうは外に出たがったので、花盛りの庭に交代の見張り付きで出してやりました。
めったに泣かない娘が、当時のことを思い出すだけでしばらく涙にくれていました。
>「あなたはもう一人でも大丈夫だ、そろそろ私は私の旅に出なければならない、だからこれからはあなたは自分の道を一人で行かなければ…」
本当にその通りでした。尊い美しい魂でした。感謝してもしきれません。
悲しみや愛やせつなさを、詩のように書き綴ったこの作品で
そこまであの子と娘のことに思いをはせていただき、感謝です。
あの子……ミントは、本当に本当に娘が好きでした。その出会いだけでも幸いだったと信じたいです。
しばらく思い出し泣きが続きそうです。
ありがとうございました。
- pinkmint
- 2013年 06月15日 11時51分
[良い点]
愛猫に対する愛情が、あちこちに、これ見よがしでなく、ちらほらと見え隠れする表現が素晴らしい。
[気になる点]
これと言って、感じなかった。
[一言]
筆者は、二つの大切な物を失ったと読みとった。
実話だと、思い入れが激しくなりがちだが、それが全く見受けられない。
むしろ、クールにすら思える。
愛猫が亡くなってすぐに、これを書いたのだとしたら、素晴らしい才能だと思う。
愛猫に対する愛情が、あちこちに、これ見よがしでなく、ちらほらと見え隠れする表現が素晴らしい。
[気になる点]
これと言って、感じなかった。
[一言]
筆者は、二つの大切な物を失ったと読みとった。
実話だと、思い入れが激しくなりがちだが、それが全く見受けられない。
むしろ、クールにすら思える。
愛猫が亡くなってすぐに、これを書いたのだとしたら、素晴らしい才能だと思う。
- 投稿者: くろねこ
- 2010年 09月15日 21時13分
ありがとうございます。
実際は亡くした翌々日あたりに書いていました。
猫は私でなく娘にすごくなついていました。
実は一時期家の中で、夜中の怪音・怪奇現象が止まらなくなった時期があり
娘の部屋で特にひどく、恐怖から部屋に入るのを嫌がるありさまでしたが
そのころからこの子が娘の部屋のドアの前でうずくまるようになりました。
音がするとカリカリとドアをひっかき、娘がこの子を招き入れると現象は収まりました。
身を呈して守っていたのだと思います。
それからほどなく、この子のおなかに大きな腫瘍ができて急速に大きくなり
診断を受けた時は余命二週間といわれましたが
一ヶ月近く頑張り、娘が家を出て大学近くに引っ越すその予定の朝、娘に見守られて息を引き取りました。
この子がいる限り家を出られないと言っていた彼女は、その日じゅうに火葬にしてもらった後
骨壷に入ったこの子を連れて新居に引っ越してゆきました。
最後まで娘への務めを果たしたのだと思います。
美しい関係でした。
自分の立場に立って自分の気持ちで書くと作品ではなく日記になるので
これはあえて、彼女の視点に立ってみました。
実際は亡くした翌々日あたりに書いていました。
猫は私でなく娘にすごくなついていました。
実は一時期家の中で、夜中の怪音・怪奇現象が止まらなくなった時期があり
娘の部屋で特にひどく、恐怖から部屋に入るのを嫌がるありさまでしたが
そのころからこの子が娘の部屋のドアの前でうずくまるようになりました。
音がするとカリカリとドアをひっかき、娘がこの子を招き入れると現象は収まりました。
身を呈して守っていたのだと思います。
それからほどなく、この子のおなかに大きな腫瘍ができて急速に大きくなり
診断を受けた時は余命二週間といわれましたが
一ヶ月近く頑張り、娘が家を出て大学近くに引っ越すその予定の朝、娘に見守られて息を引き取りました。
この子がいる限り家を出られないと言っていた彼女は、その日じゅうに火葬にしてもらった後
骨壷に入ったこの子を連れて新居に引っ越してゆきました。
最後まで娘への務めを果たしたのだと思います。
美しい関係でした。
自分の立場に立って自分の気持ちで書くと作品ではなく日記になるので
これはあえて、彼女の視点に立ってみました。
- pinkmint
- 2010年 09月16日 00時13分
[良い点]
凄くまっすぐで表現が美しかったです。
[一言]
読んでいると目に涙が……。
私も、猫ではありませんが犬を買っています。
いつか私も悲しみに立ち向かわなければいけない。
この詩を読むと勇気づけられる気がします。
それから、猫の名前は何だったのですか?
凄くまっすぐで表現が美しかったです。
[一言]
読んでいると目に涙が……。
私も、猫ではありませんが犬を買っています。
いつか私も悲しみに立ち向かわなければいけない。
この詩を読むと勇気づけられる気がします。
それから、猫の名前は何だったのですか?
- 投稿者: 退会済み
- 2010年 07月21日 19時06分
管理
ありがとうございます。
本当はいろいろと出来たこともあったかもと思うと、後悔のほうが大きいのですが
すべて含めて考えると、やはりありがとうしかありませんでした。
愛と悲しみはセットですね。
命とはそういうものだと思います。
静かな愛ほど深いということも、同時にあの子に教えてもらいました。
名前はミントです。
私の名前も一部そこからとっています。
本当はいろいろと出来たこともあったかもと思うと、後悔のほうが大きいのですが
すべて含めて考えると、やはりありがとうしかありませんでした。
愛と悲しみはセットですね。
命とはそういうものだと思います。
静かな愛ほど深いということも、同時にあの子に教えてもらいました。
名前はミントです。
私の名前も一部そこからとっています。
- pinkmint
- 2010年 07月21日 23時49分
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