感想一覧
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[良い点]
愛を知らぬルーメンが苦難の道を進みながら少しずつ人間らしさのような情を持てるようになっていくのが良かったです。
特にフォルティスがいてくれたことは彼にとって救いだったんじゃないかと思います。飾らず真っすぐに向けられる彼からの好意に少しずつ解れていくような照れ臭いようなルーメンの様子は読んでいて微笑ましかったです。
そして最後にフェエルが示した愛情には涙が溢れました。初めて見せた思いと願い。遺言がルーメンの新しい一歩の背を押してくれたんじゃないかなと。
新しい教会で代書屋さんと会えたのは運命のようなフェエルが出合わせてくれたような。友人とは違う関係性でも亡き人の面影を傍で見ることができることもきっとルーメンの救いにもなる気がしました。
そして蒼き月夜に来るへと物語が続いていく……素晴らしい作品でした。
ユエちゃんの子供がルーメンをテルと呼んでくれるようになったらまた彼は変われるような気もしますね。
[一言]
わたし好みの物語で骨抜きにしてくれるながるさんの活躍を心から願っております。
愛を知らぬルーメンが苦難の道を進みながら少しずつ人間らしさのような情を持てるようになっていくのが良かったです。
特にフォルティスがいてくれたことは彼にとって救いだったんじゃないかと思います。飾らず真っすぐに向けられる彼からの好意に少しずつ解れていくような照れ臭いようなルーメンの様子は読んでいて微笑ましかったです。
そして最後にフェエルが示した愛情には涙が溢れました。初めて見せた思いと願い。遺言がルーメンの新しい一歩の背を押してくれたんじゃないかなと。
新しい教会で代書屋さんと会えたのは運命のようなフェエルが出合わせてくれたような。友人とは違う関係性でも亡き人の面影を傍で見ることができることもきっとルーメンの救いにもなる気がしました。
そして蒼き月夜に来るへと物語が続いていく……素晴らしい作品でした。
ユエちゃんの子供がルーメンをテルと呼んでくれるようになったらまた彼は変われるような気もしますね。
[一言]
わたし好みの物語で骨抜きにしてくれるながるさんの活躍を心から願っております。
感想をありがとうございます!
フェエルは結局ルーメンに人を殺めさせることは最後までさせませんでした。自分が歩いてきた道で、唯一教えなかったことです。教えれば、彼はためらいもなくやるだろうというのを分かっていたからです。
フォルティスに一縷の望みを託し、自分は天へ上がるのを拒んでそこにいるのかもしれません。
代書屋さんにも友とは違う複雑な思いを感じてはいるものの、彼自身の屈託のなさに少しずつ心を開いているのは確かで。
ルーメンが「普通」になることはありませんが、自分のために生きるということがどういうことか、少しずつ解っていくのではないかと思います。
いつもルーメンを好きでいてくれてありがとうございます!
きっと、ユエの子はカエルが渋い顔をするくらいルーメンに懐くことでしょう。そんな未来を私も願っています。
フェエルは結局ルーメンに人を殺めさせることは最後までさせませんでした。自分が歩いてきた道で、唯一教えなかったことです。教えれば、彼はためらいもなくやるだろうというのを分かっていたからです。
フォルティスに一縷の望みを託し、自分は天へ上がるのを拒んでそこにいるのかもしれません。
代書屋さんにも友とは違う複雑な思いを感じてはいるものの、彼自身の屈託のなさに少しずつ心を開いているのは確かで。
ルーメンが「普通」になることはありませんが、自分のために生きるということがどういうことか、少しずつ解っていくのではないかと思います。
いつもルーメンを好きでいてくれてありがとうございます!
きっと、ユエの子はカエルが渋い顔をするくらいルーメンに懐くことでしょう。そんな未来を私も願っています。
- ながる
- 2020年 10月04日 23時46分
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