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[良い点]
ストーリーそのものよりも、言葉の選び方、間の置き方、それらが醸し出す情景を楽しませていただきました。
組曲のように、二つの物語の生み出す空気感が互いに馴染んでいて、魅惑的です。
「ドッペルゲンゲル」、シューベルトの歌曲になっているのですね。
感想ありがとうございます^^


ちゃんと組曲になっていて良かったです。
私のような思いつき作家に文字数3,000は意外ときつい(笑)

『ドッペルゲンゲル』は、梶井基次郎の『Kの昇天』だったかな……、あれで読んで知りました。
絵的に印象的だったので使ってみました。
[良い点]
硝子が好きな少女に親近感を覚えました。そして文体が、どこかやはり絵を描く方のものだなあと思いました。理屈よりも情感で迫る感じと申しましょうか。ハンチングの話は、途中で何となく勘づきましたが、やはり良い意味で冷たい気分にさせられました。ひやり、と。
感想ありがとうございます^^


ハンチングのほう、やっぱり気づかれますよね。
ハイネの詩をモティーフに……というのを「あらすじ」欄に書きたかったのですが、ネタバレになると思って書いていないのですけど、書いてもよかったかなあ……(詩を読んでいなくても、タイトルが端的に表しているので)
でも、読者にとっては「もしかして……、やっぱりそうかっ」というのが楽しいのかもしれないな、とも。

もともと情景が思い浮かぶ作品が好きで、眺めて楽しい小説を書きたいと思っていたので、嬉しいです^^
[良い点]
何といえばいいのでしょう、この独特な雰囲気。幻想的というか、神秘的というか、狂気的というか、どの言葉もあと一歩足りないような気になります。
勝手なイメージですが、「千夜一夜物語」に混ざっていても遜色なさそうだと思いました!
[一言]
やっとこさ読みにきたどくだみです。
登場人物の、どこか常人の道を踏み外している感。読んでて「うわぉ……」となりました。
これもまた個人的なイメージですがガラスって、美しくありながら扱いを間違えればこちらを傷つけてきそうな危うさを持っていると思います。というか、この作品を読んでそう思いました。

投稿お疲れ様です!
  • 投稿者: どくだみ
  • 18歳~22歳
  • 2018年 07月18日 16時48分
感想ありがとうございます(^_^)


あ、いよいよ明日ですね♪
というか、先のコメントでは宣伝みたいになっちゃってすみませんでした~
でも、楽しんでいただけて嬉しいです…

驚かすというよりも、心理系のホラーになりました。たくさんの敵のなかで、一体だけ襲ってこないという、敵か味方かわからない不気味な存在……というのをやってみたかったのです。もやもやした、じわじわと来る不快感……(  ̄▽ ̄)

千夜一夜……、和vs西洋vsアラブ という企画があれば(笑)
[一言]
古ぼけた洋館、硝子のきらめき、狂気に歪んだ愛。全て私の好みでした(笑)最後の乳母と思われるメモを読んで、子は親を見て学び、愛情表現は同じ事をしてしまう理不尽さを感じました。硝子の動物たちも程よく不気味で、童話ホラーのようで素敵でした!

ナターシャは「やはりお前だったのか…!」というオチでしたね^^
歪んだ愛情や狂気は、自分自身が一番認識していないと言われているように、このような状態になっている人は案外現代にいそうだなぁと思います。

  • 投稿者: 扉園
  • 2018年 06月24日 21時47分
感想ありがとうございます^^


うつくしいもの、ゆがんだもの、不気味なもの……はい、ブログ見てればわかります(笑)

この作品はサイトの公式企画に出すために投稿したのですが、最初に書いたのは『硝子』の第二部分「物語」だけで、企画規定の字数に届かないことがわかり、「はしがき」「メモ」と足して、さらにもう一編付け加えて……ようやく投稿にこぎつけたものでした。
というわけなので、ああいう明確な情報が加わったのはこのサイトの企画のおかげです。

ナターシャの恐怖、「もしかして……」という恐怖を味わっていただけたならうれしいです^_^
[良い点]
背筋に冷たいものを感じながら読みました。(喜!)

怖い話大好きだけど、書けないのです。

美しくて、でも、じわ~っと何かが忍び寄ってくる気持ちになりました。
感想ありがとうございます^^


お、ホラー好きなかたでしたか^^
ホラーっぽいのはいままでにも書いたことがありましたが、いままではどちらかというと「不思議さ」や「不気味さ」を描くのが目的でした。
今回の作品は、そういうのと雰囲気的には同じようなところもあるかもしれないけれど、「ホラー」という目的を意識して書いたので、意味的にも「明確な」、怖い話になったのではないかなと。……って、ひとりで反省会を始めてしまうというホラー現象←
[良い点]
どちらも丁寧な状況描写があって、上手い気味の悪さが出ていました。
[一言]
『ナターシャ』の方は一人称の人間が倒錯した様子が最後の文で伝わってきて楽しませてもらいました。また、中盤辺りに「もしかして、この男?」と薄っすらと匂わせていたので、読む速度が自然と上がりました。
ホラーを日頃あまり読まないので上手く書き表せないのでもどかしいのですが、面白かったです。
感想ありがとうございます^^


ホラーって怖がらせることが目的なので、ストーリーよりも細かな描写でオリジナリティを出したほうが差別化しやすいのかもしれません。じっさい、探せば同じような「型」はたくさん出てくるんじゃないかな……?

『ナターシャ』のほうは、最近思いついて、一日、それも数時間で書いてしまいました(笑)
思いつくまでが大変です^^;
[一言]
夏ホラーお疲れさまです。
狂気を感じさせるような。まさにホラーですね。
ガラスはとても冷たく透明感のある作品でした。
割れたガラスが冷たく尖った痛さを感じさせるような戦慄がありましたね。
感想ありがとうございます^^


これは以前活動報告で予告していたものですが、ヒッチコック監督映画『鳥』の「ラブバード」というのからヒントを得ました。大勢で寄ってたかって襲ってくるけれど、一体だけ正体不明のマスコットみたいなのがいて……なんか怖い、けど可愛い、けど怖い……結局怖い……というやつです。

結局それだけでは字数が足りず、前後に付け足しても足りず……、二編の短編集になりました^^;
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