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[良い点]
お、お邪魔します……。

やっぱり怖いじゃないですかぁ……。
妖艶な芝居者の、その秘密は――的なお話でしたね。
食らう場面はもちろん怖かったのですが、食われて呪うかと思いきや「一体になれてうれしい」と話す亡霊の恐ろしさといったら! 私はこちらの変な執念みたいな方が怖かったです。

やはりその絶大な妖艶さを持つ男は、うわてだったですね。
近寄る後輩などまさに自分の「糧」としてしまう……。
お江戸ホラー、堪能いたしました!
  • 投稿者: 鈴木りん
  • 男性
  • 2018年 07月27日 19時30分
 ご感想をありがとうございます(^^)

 怖かったですか? ありがとうございます!
 グロの中におばけも入れてみました(え?)
 ああいう世界の憧れって異常に強そうなイメージです。

 >近寄る後輩
 大事に可愛がりました。
 私の中では「フォアグラ八郎」と名づけられております(おい)
 自分は特別なんて思っちゃいけませんね(^-^;

 鈴木さんの連載も楽しみにお待ちしていますね!
 暑い日が続いていますが、どうぞご自愛ください!!
 お付き合い頂き、ありがとうございました。
[一言]
読ませていただきました!
江戸の怪談、雰囲気たっぷりで流麗な文章に引き込まれてしまいました。
史十郎の演技はそれは美しかっただろうと思います。
しかしその美しさには妖しい秘密が隠されていたのですね。
夜に出会った彼の美しくも恐ろしい姿に、八郎は魅せられてしまったのかもしれませんね。
自分だけが知っている憧れの人の秘密。それが許されないものだとしても、自分のだけの特権として八郎はその世界を受け入れてしまった。そして彼もまた憧れの人に近づくために罪に手を染めていく……。
怪談として怖さもありますが、それ以上に耽美な世界を感じました。
楽しませていただきました(^^)
では、外は殺人的な暑さですが、お体には気を付けて執筆頑張ってください。
  • 投稿者: 美汐
  • 2018年 07月22日 18時32分
 お付き合い頂きありがとうございます(^^)

 特別な人には何か特別な秘密があっても不思議じゃないということで……
 秘密を共有することで八郎は同じ場所に立ったつもりでしたが、史十郎から見て八郎は特別にはなりきれなかったと|д゜)
 耽美なとはありがたいお言葉です( *´艸`)

 美汐さんのホラー執筆も応援していますね!
 暑さに負けず、お互いに頑張りましょう(^^♪
 では、ありがとうございました!!
[一言]
芝居の女形ときくと梅沢富美男を連想してしまう自分が憎いwww
誰かほっぺを張り手かグーパンして正気に戻してくれるとありがたく!!

アホな話はおいておいて。
あの人みたいになりたい! って思える先輩に出会えてた八郎がうらやましいなと思いました。
と思ったけど、自分も、「あの人みたいな絵が描けるようになりたいな~」っていうのはありましたわ。プチ幸せしてました。
小さな幸せに気付かせてくれてありがとうございました!

物語のオチ、途中で2択までは絞れたんですよね。
最終的に候補内の結果になっていて、これはこれでスッキリです。

そうきたか! っていう落とし方もいいですけど、小さなヒントを散りばめていて、読者に先を想像させてくれるお話構成も楽しいですよね。
  • 投稿者: 夕立
  • 2018年 07月22日 14時37分
 お付き合い頂きありがとうございます(^^)

 いや、でも梅沢さん綺麗ですよね。
 イメージとしてはそれでいいんじゃないかと(笑)

 >あの人みたいになりたい
 最初のとっかかりはそれなんですが、段々近づくとそれ以上を願ってしまうんですよね。
 夕立さんが絵に対してそう思うのは絵がお好きな証拠ですね(^^)
 とても素晴らしいことだと思います!

 そう、オチは二択。
 どっちに転んでもよかったんですよ(笑)
 どちらかが残るなら結果同じオチですし。
 食われる方が嫌かなってだけの理由で選びました( ;∀;)
 よく考えたら去年の夏ホラーのオチも……(ゲフンゲフン)

 ありがとうございましたm(__)m
 暑い夏に負けずお過ごしください!
[一言]
堪能しました!!! 【ネタバレご注意☆】

お江戸に怪談はよく似合うと改めて教えていただきました。
芝居町とそこに巣くう役者たち……
物語を綴る目の付け所から、お江戸の歴史と事情を知り尽くした五十鈴さんならでは、と感嘆しました。
生臭い風も、〈井戸の傍〉という空間と〈登場人物たちの魅力〉のせいでけっして蟠ることなく、
読後感が清涼なところも素晴らしいです。
そしてーー
〈火〉

江戸怪談、存分に味合わせていただきました!

  • 投稿者: sanpo
  • 2018年 07月22日 09時15分
 お付き合い頂きありがとうございます(^^)

 お江戸の暑気払いに怪談はつきものかと♥
 資料本読んでると使ってみたいネタがちょいちょい。
 これは短編向きのネタですね(^-^;

 お江戸の火事ってちょっと都合よすぎない? って時がありますよね。
 フフフ、それが一番のホラーかも|д゜)

 まだまだ暑い日が続いていますので、どうぞご自愛ください!
 では、ありがとうございました!
 
[一言]
江戸時代後期の雰囲気にどっぷりと浸らせていただきながら、昨夜、読ませていただきました♪
                         ※ ネタバレ有りです

怖いかな……と恐る恐る読み始めましたが、怖いと言う前に芝居町の世界に引き込まれてしまいました。
この芝居という世界が鮮やかでいいですね♥
芸に対して貪欲で真摯な八郎。それゆえの変貌っぷりが人間には誰にでもある側面なのだろうかと思えて……肝を食べるシーンとあいまって……ホラーでした。とはいえ、絶対的な史十郎の魅力がなければ成り立たない。
「ありがとう」
という言葉は自分にここまで迫って来たことに対するねぎらいの言葉なのか、これまで非道の覚悟で芸の道を生きてきた史十郎の束の間の道連れになってくれたことに対しての礼なのか、また全く別の感情なのかはっきりと示されず謎ですが、それがまた楽しく、印象的でもありました。
ただ怖いだけでない、人の欲望の果て……面白かったです。
美しくて怖いお話、どうもありがとうございました(*^_^*)
 ご感想をありがとうございます(^^)

 お江戸は現代よりも怪談の似合う場ですし、私も楽しかったです!(え?)
 ひとつのことに打ち込めるのは才能ですし、それを極めたいと思う欲は必要不可欠なものだと思いますが、彼らは歪みました( ;∀;)

 >「ありがとう」
 これ、色子の亡霊がヒント。
 色子は何故死んだのか。それと同じなんですね。
 八郎は自分自身のために頑張りましたが、史十郎にとって、八郎の頑張りはすべて史十郎のためになるので「成長してくれてありがとう」と。
 認められたから****ってことで(*´ω`*)
 八郎も色子の時は冷静に分析できてたのに、いざ同じことが自分に起こると置き換えられなかったのが敗因かと……

 って、がっつり説明してしまいましたΣ(・ω・ノ)ノ!
 文中でわかるように書かないと駄目ですね……
 また精進します!

 では、お付き合い頂きありがとうございました!!
[一言]
面白かった&芸術的でした!!
どこかの古典怪談に紛れ込んでいても気がつかないぐらいのレベルの高さにびっくりです。


*ネタばれ注意

夜分の井戸という、陰のこもった特別な場所を夜毎訪れる二人。
その繰り返しの中で、八郎の感情だけがどんどん変化していく。それもヤバい方向に。
初期には向上心にあふれた努力家だったのに、史十郎によって変えられていく様が見事でした。
八郎本人は自分の強い意志によって変わっていったと思っているようですが、史十郎の方がやっぱり上手ですね。(と、個人的には解釈しました)

芸は喰うか喰われるか。頂点を目指すならそんな部分があると思いますが、二人とも、幽霊なんかなんのその。やっぱり怖いのは生きている人間ですね。
史十郎が八郎に目をかけてきた意味が明かされる部分も面白く、

>その見目だけで人の生涯を狂わせてしまいそうな色香を持つのだ。

がズバリですね。
古典的な色香と余韻をのこす終わりも良かったです。
まさに『和』のホラーで興味深く読ませていただきました!!
  • 投稿者: 結城 
  • 2018年 07月21日 06時29分
 ご感想をありがとうございます(^^)

 いえ、いろいろと拙いばかりで(汗)
 ラストがさほど怖くならなかったなと( ;∀;)

 八郎目線で進行していくので、八郎の感覚の変化を受け取って頂けて嬉しいです。
 そう、八郎は自分が「食う側」になったことで「食われる側」のことが見えなくなってしまいました。前振りあったんですけど、八郎当人が忘れております(笑)
 上手い話には裏があるってことですね|д゜)
 というか、どう見ても八郎はフォアグラ……(おい)

 では、お付き合い頂き、ありがとうございました!!
 そちらもラストスパート頑張ってくださいね。
 楽しみにお待ちしています(>_<)
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