感想一覧

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[一言]
当該小説から飛んできました。
ふむふむ氏には「少女小説系統」はあまり読まれていないと思いましたので、感想に入れさせてもらいました。

当該小説は「少女小説」を基軸にした乙女ゲームがベースにあるということ。普通のアクションやファンタジーだけではないのです。

少女小説系統では婚約したら即肉体関係…とはならないのですよ。それが読み手側の知識にあるかどうかで受け取り方が変わります。そこまで書かれていませんが、私は当該小説のヒーローとヒロインに肉体関係は考えられない。そして悪役はそこまでしてヒロインを汚す必要性を感じていないと読みました。

私は当該小説が「ネトラレ」だとは感じませんでしたし、こちらのエッセイの内容では作者のプロットの基軸が違うのではと思った次第です。
  • 投稿者: にこる
  • 2018年 12月20日 16時09分
にこるさん

感想ありがとうございます。

多くの少女小説において、婚約イコール肉体関係になるとは限らない点はおっしゃる通りだと思います。

でも、一部の小説では、サブキャラ同士が肉体関係を持っていることを匂わせる描写や、
ことに及びそうになるところを邪魔される描写がありますよね。

また、当該小説の場合、
「楽しい趣向だろう? 愛する者が愛する者の前で無残に殺されるんだ。しかも、お前のことを忘れたまま、魔王である俺様を婚約者だと信じてな。真実を知ったらあの娘は狂うだろうな。きっと美味い生命力になるだろう。楽しみだ」
というセリフから、殺意や、絶望を与えるような悪意が読み取れますし、

「別にたいしたことは言っていない。そんなに寂しいのなら、一晩中相手にしてやろうと言っただけだ」
ベッドでな、と付け足した
というセリフから、肉体関係を求める可能性が示唆されています。

催眠による成り代わりという少女小説の文脈にそぐわないイベントを入れたため
私を含め、ある程度の人数の読み手が「ネトラレ」の可能性を読み取ったと考えています。

たぶん、プロットは

1。悪役による主人公への成り代わりでピンチにする(ヒロインに手をださない)。

2。別行動する主人公の行動によって、悪役の成り代わりの証拠をみつけ対峙する(パワーアップイベント)。

のようなものなのかもしれません。

ただ、神目線で見れば、実際はヒロインに手を出していないことがわかっても、
主人公からすれば、手を出されているか否かはわからないわけですし、
男性の視点では、実際に肉体関係があったかないかという事実よりも、
その可能性を感じた時点て、「ネトラレ」と感じることが多いです。

これは私の感想であって、ニコルさんが「ネトラレ」と感じないのは読み手の自由だと思います。
面白い視点ありがとうございました。
  • ふむふむ
  • 2018年 12月20日 23時52分
[良い点]
具体的で良いと思う。
[一言]
分析の見解を読むと、その作品は「設定ミスによるストーリーの矛盾」が発生しているから炎上しているだけな気がしますね。

その作品がどれかわからないので、これ以上はなんにも言えないですけど。


寝取られはなろう受けしないとかはないと思います。
そもそも寝取られを扱うこと自体が難しいと思うのです。
おっしゃる通り、取り扱いの難しい題材かつ、設定との矛盾が原因の可能性が高いと思います。

それにしても、寝取られを題材として使うのは難しいですよね。

2014年のランキング作品で、エロゲ+戦記の世界に転生ものがありました。
転生先が転生先なので、寝取られがあっても仕方がないとは思うのですが、
ほのぼのとした世界観からの寝取られ展開で感想欄があれてしまい。
更新が止まってしまいました。

今回この文章を書く原因となった作品がエタらないことを願っています。
  • ふむふむ
  • 2018年 08月06日 11時03分
[良い点]
中々にしっかりと分析されていますね、その作品への愛を感じます!!
[気になる点]
物語でやってはいけない事よりも、なろう様でやってはいけない事の気も……
好きな作品なのでついつい勢いで書いてしまいました。

おっしゃる通り、なろうでのNG展開かもしれませんね。
菊池秀行さん達の小説だったら、ヒロインに対してひどい展開があっても納得してしまいそうです。
  • ふむふむ
  • 2018年 08月01日 13時50分
[一言]
まーなんにしても、こんなエッセイをわざわざ書くほどのファンがいることが、その筆者にとっては幸せですよ。
好きな作品なので、思わず勢いで書いてしまいました(笑)
  • ふむふむ
  • 2018年 08月01日 13時51分
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