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一気に読んでしまいました。
面白かったです(*´꒳`*)

ごくごく普通の主人公が巻き込まれた怪異。
特別に恐ろしいと感じるものではなく、ひとつひとつは気のせいだと思えばそれまでのもの。だからこそ、ハイツの前に立つラストは誰にでも起こり得る……と思わせるようで秀逸でした。

三号室のおばさんに対する気遣いも、主人公の恩を返す(係長や金井さんたちに助けられた)人間味を表していていいなぁと思いました。

主人公や長野さんの年齢の事情や日常の生活風景が丁寧に描かれているため、日常からはみだした少しの異常が際立った怪異として感じられました。Jホラーが大好きな冬野はめっちゃ楽しませていただきました!
ありがとうございました!

活動報告でご紹介してくださった作品を読もうとしたら、こちらが前日譚ということで、先に拝読しました。のちほど、シリーズ作品にもうかがいますね(ˊ꒳ˋ)
冬野ほたるさま

わわ。長い方をありがとうございます。そして、一気に読んでくださったとは。
うれしいです(*^-^*)
すぐ隣にある怪奇というものをいつも描きたいなぁとか、残酷な描写をあまり入れずにどこまで恐怖を描けるのかとか思いながらなので、そんな風に仰っていただけてとても嬉しいです。なによりもJホラー好きな冬野さまの好みに合ったということがとても嬉しく(/ω\)
三号室のおばさんにまで思いを馳せてくださりありがとうございます。
大阪が舞台ということで、人情は大切に(お節介、世話焼き)で書いてみました。
お読みくださり、嬉しくなるご感想、そして、過去作を手に取ってくださり、ありがとうございました!
[一言]
現代的なオフィスの明るい描写から、夢、神社、化け猫伝説へと、禍々しい世界の扉が半開きになる過程に夢中になって一気読みしました。

猫は不吉……
最近立て続けに玄関前にブツを残されてしまい、しかも初回は気づかずに踏んでしまうという経験をした私にとって、確かに猫の存在は呪いかもしれませんw

怖いけど、面白いお話でした。
主人公が振り向かなくて良かった!
古森 遊さま

ご感想をありがとうございます。
うわぁ、それは不吉ですよね。だけど、ブツだけじゃないですよ。猫は。
スプレーなる不吉もあるのでお気をつけくださいね。
それはさておき、
>禍々しい世界の扉が半開きになる過程
なんだか素敵な表現です! ほんと、そんな感じ!って思ってしまいました。広崎の場合、完全に入ってないですものね。ほんの少し世界がずれるとホラーな世界というものを書きたかったこともあるので、そのお言葉が嬉しいです。
この度はこのお話をお手にとってくださりありがとうございました!
[良い点]


職場の人達、みんな良い人でほっこりしますね(*´∀`)♪
絶対、梁坂係長は良いパパですわ(*´∀`)♪



なんというか子供の頃に聞かされた怪談話で、夜母や父にトイレについていってもらった幼きあの日を思い出しますね(*´∀`)♪
このジリジリとした恐怖感というか、程よい怖さの不気味な寒気というものが子供の頃の真夜中のトイレを思い出した理由なのですかね~(*´∀`)♪
そして恥ずかしながらババサレを始めて知りました、調べてみると学校の怪談にも出ていたとのことなので、覚えていないということはあまりの怖さに記憶から飛ばしてしまったんでしょうね~(*´∀`)♪
[気になる点]
少しだけ夢と現実の切り替わりがわかりにくかったかな、と思います。
人の思い出の夢を見るという普通に不気味すぎて恐すぎる体験なので、もう少し広崎さんが憔悴するだけでなくてパニックとか起こしていると、より恐く読むことが出来たと思います。
[一言]
お疲れさまです!
なんとなく題名で惹かれて読み始めて、ゆっくりとではありますが最終話まで拝読させていただきました。
なんというかペニー・ワイズの仕業かと言いたくなるような素敵な不気味さがありましたね。

ただ個人的な意見になりますが、ホラーに慣れていない人の垣根を広げるという意味では恐らく最適なおどろおどろしさだと思うのですが、逆にホラーに慣れている読者の方だと少しだけ物足りなく感じてしまうかもしれません(あくまで僕の主観です)

まあ、手前勝手な暴論なので無視してください。



とにもかくにも常軌を逸した超常の魑魅魍魎のもたらすパニックホラーとはまた違う背中から何かに見られているかのようなうすら寒さを体験できる物語、堪能させて頂きました。
SF小説の定食屋さま

ご感想をありがとうございます。
梁坂、意外と人気なんですよね。良いパパ認定ありがとうございます。
このお話を書いているとき、小学生の頃に聞いて楽しんだ(怖がっていた)都市伝説の類いを思い出しながら書いていたので、子どもの頃に感じた夜中一人でトイレに行けないくらいの恐怖を思いだしてくださったということは大変嬉しいです。

そして、ご指摘の点(広崎が憔悴だけでなく……)も確かにもう少し精神的にも追詰められている感が状態として現われていれば、怖さが増幅したのかもしれませんね。貴重はご意見ありがとうございます。

>背中から何かに見られているかのような薄ら寒さを体験できる物語
まさにそんな雰囲気を書きたかったので、そこを読み取っていただけたこと、大変嬉しいです。ありがとうございました。
さらにレビューまで。本当に感謝の念に堪えません。

この度は、拙作をお手にとってくださりありがとうございました!
[良い点]
広崎の心身に起きた事態そのものはあくまでも非現実的ではあるものの、悪夢を通しじわじわ忍び寄る得体の知れない恐怖には鳥肌が立ってしまって、都市伝説が最後に出てきたときは少しびくっとしたものの、後書きを見てほっとするくらいには作品にのめりこんでいました。
そもそもとして、化け猫の概念が存在する程、身近な猫にも人は恐怖を感じてしまうものですが話の舞台が現代に加え、また被害を受けた人間が単に近しい存在ではなく自主的に必死になって探し回る仲ではなかったり、係長もあまり親身になってくれない所にリアリティーがあってよかったです。
今後の活動を応援しております。
ネット小説大賞(旧:なろうコン)さま

ご感想ありがとうございます。そして、運営ピックアップにまで選んでくださっていたようで、本当に身に余る幸せでございます。
仰るように広崎にとって、長野さんは単なる同僚です。会社での顔は知っていますが、その他の顔は知らない設定でした。また、リアリティーというお言葉もいただくことが出来、作者としてとても満足してしまいました。
そして、なによりも後書きを見てほっとするくらいには、というコメントを拝見させていただき、ホラーとしてしっかり伝わっていたのだなととても嬉しくなりました。
いつも小説家になろうでお世話になっております。この場があるから様々な方と交流することが出来ています。そのおかげで、書く力もいただいております。
ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
[良い点]
つい一気読みしてしまいました。
これは面白い……!

終始「長野さんに何が起きたの?」と主人公と一緒になって心配&翻弄されていました。
精神的に追い詰められていく描写がかなり良かったです。

現代社会を生きる女性にじわじわと迫る恐怖に、大変ゾクゾクさせて頂きました。
猫の鳴き声が聞こえるシーンはどれも怖かったです。

何だかんだで助けてくれる上司も良いですね。
最後の方は無事生還できて心からホッとしました。

そういえば「ババサレ」の「あぎょうさんさぎょうご」の辺りは初めて知りました。←もしかしたら忘れてただけかもですが
なんか懐かしくて印象深かったです(笑)
[一言]
皐月原圭様の割烹から来ました。

素敵なホラーをありがとうございました!
  • 投稿者: 彩葉
  • 2019年 07月26日 22時57分
彩葉さま

 圭さまの活動報告からわざわざいらしてくださり、さらに一気読みして下さったんですか? 時間も昨夜……返信遅くなってしまって申し訳ありませんでした。そして、感想ありがとうございます!!

面白いなんて言葉頂けて、本当に嬉しいです。広崎とともに長野さんを心配して下さったようで、かたじけないです。彩葉さまもババサレご存じなんですね。かなりローカルなものだと思っていました。「あぎょうさん、さぎょうご」はもしかしたら、私の勘違いなのかもしれません。あの頃(小学生くらい)、ババサレの話を友達や親戚のお兄ちゃん、公園でたまたま遊んだ子から聞いていたので、なにやらごっちゃになってしまったのかも(汗)

ただ、ものすごく怖かったんですよね、あれ。本気で殺されると思って過ごしていましたもの。

 本当にありがとうございました。

 
[良い点]
このお作品のじわじわと迫りくる恐怖感には「しとしと」という言葉を捧げたいです。
何かの怪奇が起きているわけでもなく、恐怖体験があるわけでもない。けれども、不可思議な夢のせいで起こる、「不眠」に徐々に神経を削り取られていくところが良かったと思います。
花柳村の猫のいわれは戦慄でした。人間はそうやって迷信に惑わされて愚かなことを繰り返してきたのかもしれないと思いました。
[気になる点]
ラインは既読になったということなのですが、長野さんは結局、どうしてしまったのでしょう?
生きていたのでしょうか?
  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 05月05日 21時41分
管理
感想ありがとうございます。kei様の感想、いつもとても参考にさせていただいています。

しとしと。じんわりとした恐怖を感じて頂けたようでよかったです。昔の花柳村で起きたことは動物愛護団体に思いっきり非難されそうです。でも、人間ってそんなところがあると思うのです。何かに恐怖を感じたらその衝動を止められないような。

都市伝説ですし、長野さんのその後は読者の皆様に委ねておきたいなと思い、書きませんでしたが、もう少し詳しく匂わせてもいいかもしれませんね。とりあえず、下記に気になる点に関する答えを書かせていただきたいと思います。




作者としては『呪い』は生きていたの方向で書いておりますので、ハルヨの無念を受けた猫によってハルカは乗っ取られたと考えております。乗っ取られるというよりも、ハルカが受け入れたに近いかもしれません。
なので、今もハルカとなった化け猫がどこかで彷徨い歩いているのかもしれません。
[良い点]
タイトルが横溝正史みたいで印象的。たくさん並ぶ参加作品の中でも、ひときわ目をひきます。
[一言]
怖がりなのでビクビクしながら読みましたが、人情を感じさせる展開とラストでうれしかったです。人とのつながりが回避の鍵なんですね。
ネコちゃんとの現実のつながりもできたようで、ホラーとは別の次元でほっこりさせていただきました。
こまの優里さま

お忙しい中お読みいただきありがとうございます‼
内容は全く足元にも及びませんが、、お褒め頂きありがとうございます。
一見するとお節介のようなことが、人を救ってるのだとすれば、優しくなれそうな気がして書いてみました。
そうなんです。現実にも黒猫との繋がりが出来てしまい、私自信が一番驚いているところなんです。活動報告まで目を通して頂いたようでありがとうございました。体調に気を付けてお過ごしくださいね。
[良い点]
大阪在住OLのリアリティと、そこにじわじわ染み込んでくる怪異の対比。ショッキングな恐怖体験が描かれているわけではないのに、少しずつ他人の悪夢に引きずり込まれていくのが分かります。気がついたら長野さんのアパートの前、というシチュエーションが怖かったです。振り向いたらどうなっていたんだろう……。
[一言]
夏ホラー完結おめでとうございます。
「良い点」にも書かせて頂きましたが、じわじわと日常を侵食していく正体不明の恐怖(というか不安かな?)を体験できました。人間の霊より動物霊の方が恐ろしいですね……理屈が通じないもの。きまぐれで懐き、きまぐれで去ってゆく、まさに猫らしい習性が面白かったです。
長野さんの罪と悪夢にリンクして「あちら側」に引っ張られそうになる彼女を、上司や同僚が繋ぎ留める展開が素敵でした。ふだんはちょっとウザく感じる人間関係でも、人間が日常に足を着けるためには大切な絆なんだなあと感じます。
余談ですが、猫魂神社の御守り、私も欲しいです(笑)。

読み応えのあるホラーでした。ありがとうございました!
  • 投稿者: 橘 塔子
  • 女性
  • 2018年 08月09日 22時43分
橘さま。

読んで頂き、丁寧な感想まで。うれしい限りです。ありがとうございます。

そうなんですよねー。普段の人間関係で鬱陶しいことってたくさんあると思います。でも、いざという時その手の届く人間関係が助けになることってあるんですよね。途中まではこんなに親身になる予定はなく、お節介程度だったのですが、しかも結末も全く違っていたり……。

でも、途中でうざい人間関係を大切に思えるホラーにしようと思い、電話をかけさせてしまいました(笑)

日常の中にじわじわ……そう言っていただけると救われます。なんだか前半が全くホラーらしくなくて、気になっていたので。これをもっとテンポ良くかけるようになることが課題かなと思ったりしています。

猫魂神社のお守りはご利益がありますよ。悪霊退散から縁結びまで(笑)

応援から読了、感想まで、本当にありがとうございました。

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