エピソード1408の感想一覧

真面目に聞いてなかった割にはちゃんと要点を飲み込めてるミーア様凄い。
そして(若干の責任回避を交えつつ)「悪を悪で返すと損するよ」と分かりやすくちゃんと道理の通った説明をするあたりも流石ですね。

結局のところ、帝国崩壊時と地下牢での経験が庶民的(より下な())視点をミーアに与えていて、そのおかげで王族の多くが気づかない(宗教家の方々は分かるし共感してくれる)危機感と配慮が実現されてるんですよねえ…… 思い込みに囚われて視野を狭める事を本能的に危険視してるというか……
んで、ミーアに関わって学習が進んだ方々以外のレムノ王族貴族はその辺が発想段階からかけてしまっていて全然足元が見えてなくて疎かになっている感じに思えます。損得の軸でちゃんと納得と共に理解してもらえるといいですよねえ……()

[気になる？点]
ミーア姫様、そんなに食うと将来FNYとかHbA1cや体脂肪中性脂肪とか体重の増減、冠動脈の流量に一喜一憂……
毒茸の有効活用にしても、タチアナさんやガルヴ氏の意見を聞かずに鍋に入れたら……ミーア姫様以外誰も食べることが不可能に……

なにしろ、国王を始めとした既得権益層を女王烏賊に喩えて、気付かれないようにじっくりコトコト煮込んじまえ！　とミーアは言ったのだ。これは、アベルの主張とは相反するもの。なんとか誤魔化さなければならない。

　――まぁ、普通に流してしまってもよろしいですけど、ここは……。

　一つ頷き、ミーアはあえてその喩えに触れることにする。
「先ほど、わたくしは女王烏賊の話をしましたわね……。まさにそう言うことですわ。調理した女王烏賊は美味しく食べ、わたくしの身体の血肉となって、共に生きていく。それと、同じことですわ。敵だから、と……唾棄すべき者として切り捨てて、打ち捨てるのではなく、味方として吸収して、より良い未来を築いていく。国の一部として、機能していなかったものを、健全に機能するようにしていく。
ミーアの女王烏賊の例えのまずさに気付いてその切り返しの巧みさを考えるとココアやおやつ等にきわとられていたと思え無い位でやはりミーアは本質的には頭の回転が早く叡智の才覚は元から有りただ前世の時はそれが目覚める前にギロチンにかけられてしまっただけかも知れませんね？　確かにルードリッヒの教えのおかげで叡智に目覚める結果になりましたがミーアの機転が役立つているのは確かですしね
しかしベルのココアの後を再利用しょうとするのは逃亡生活の経験からで冒険好きもミーアとは違う生存の為の現れの気がしますね？

カップの底に残ったお砂糖でおかわりしようという発想を思い浮かべられるミーア姫とベル、発想が庶民的過ぎて可愛いですねｗ

糖分が足りているミーア姫ならば直前の会話を聞いていなかったとしてもある程度の分析からそれに相応しい言葉が選べる。
前時間軸でもルードヴィッヒが最後には期待をかけてしまうぐらいには優秀で誠実で…真面目な皇女だったのだから。残念ながらギロちんがうっきうきと来てしまったけれど。
まぁ…ここまで食べ物に拘るようになったのは料理長の手腕だったりとか前時間軸での反省とかあるんだろうけど（あと単純に美味しいものが好きでそれは値段ではないと知ってしまったからかな）。
もともと才能はあったんだよなぁっていうのを実感しつつ…恋愛脳…がぎゅんぎゅんうなっている…アベルが真っ赤になりそうだ。
正式なプロポーズしてたっけアベル…とか思いつつ。（正式に皇帝の前で宣言はしていないはず）
ミーアの中では全てが確定事項…とすればやはり義姉二人をなんとかしないと…
義兄は長女さえなんとかすればたぶんなんとかなるはず…はず？

＞「いえ、どちらも捨てるべきでは、ありませんわね」
　ミーアは、食べ物を捨てることが嫌いだ。大嫌いだ。

言葉裏の本音が出てきた！
小難しい話より食べ物や恋愛脳が有るが故の発句だった事が明確で、ミーアらしくて笑える!!

いつも不思議ですがケーキかクッキーか悩んでいて何故この説明が出来るのか不思議ですね。
ポンコツ姫だったはずなのに、頭の回転は早く、空気も読めて、最善の選択肢を示せる、結果だけ考えると非の打ちどころもない。
前時間軸でも蛇の邪魔さえなければ乗り切れたのではないかと思えますよね。
ギロチンの圧により本気を出すミーアはまさしく叡智と呼ばれる存在なのでしょうね。

>ここは、ケーキ＆クッキーか、塩気のあるキッシュなどにするべきか、どちらかに絞るべきかもしれない。が……。

飲み物のことだと思っていたのにまさか夕食を見据えてのお菓子のこととはw
我々の想像の先に行っているとは流石帝国の叡智ですw

ほんの一瞬前までカップ底の事を考えていたとは思えない切り替えの速さw
話も神聖典を根拠に女王烏賊の調理の例えを修正しつつお義姉さまの武闘心を抑えて、完璧な内容でしたね
これはまさに帝国の叡智
最後にアベルとの話を持ってくるのもミーアさまらしいw

18巻&漫画10巻情報が来ましたね！
リオネルのイラストがめちゃくちゃカッコイイですね
漫画版もいよいよ第一部完結という事で両方とも今から発売が楽しみです！

悲報：攻略本は、閉じられていた。

それはさておき、敵であってもそれを取り込むという考え方は、ミーアでなければ絵空事として捉えられたでしょうね。
しかし、今までもそれを行い続けてきたミーアが口にすることで、説得力が生まれていると感じました。
男女間のイデオロギーによる争いは、現実世界でも見られ……本当に、彼女のような人が、導いてくれないかと思ってしまいます。

そんな中でも、カップの底に溜まったココアと砂糖の再利用を考えるところが、ミーアの本骨頂ですね。
貧乏性からでしょうが、もし目撃されたとしても、フードロスは許さないという考えを示していると、勘違いされそうです。

>であるならば、当然のこと、どちらかを食べる選択肢を『捨てる』こともまた嫌いなのは、至極当然のことと言えるだろう。

そのとおりですね！
ええ、食べないという選択肢はミーア様の御心には存在してはいけないのですよ！
そう！ミーア様の双肩には帝国の民以外の多くの国のキノコたちからの想いも乗っているのです！
それらを支えるために強靭な下半身が必要なのですよ！
ただ、最大の問題は食べたものが下半身ではなくて腰回りとか二の腕回りについてしまうことで……。

>本来、大帝国の皇女であれば、そもそも、カップの底に残ったお砂糖とココアの粉をおかわりに再利用しよう、などと思いつきもしないはず……。それなのに、なぜ、ベルがそんなことをしようとしていると看破できたのか……。

粗食に耐えられる国の兵士は強いと聞いたことがありますが、同様のことが言えるのかもしれませんね！
食べ物に感謝し、食べ残しをしないティアムーン帝国皇室の習慣はミーア様から始まるのかもしれませんね！
でも、ミーア様から始まるということは、パティにも伝わるはずで………はて？前週ミーア様にはそんなとこなかったですね？ええ、牢屋に放り込まれるまでは。
連綿と続くはずの歴史の流れはドコで途絶えてしまったのか？謎ですねえ。

>それと、同じことですわ。敵だから、と……唾棄すべき者として切り捨てて、打ち捨てるのではなく、味方として吸収して、より良い未来を築いていく。国の一部として、機能していなかったものを、健全に機能するようにしていく。

NGシーン
それと、同じことですわ。茸だから、と……毒キノコかもしれないとして切り捨てて、打ち捨てるのではなく、鍋の具材として鍋に加えて、より良い料理を調理していく。具材の一部として、今まで食べられなかったものを、食べられるようにしていく。

苦労人「異議あり！誰が毒見するんですかっ！」