エピソード998の感想一覧

[一言]
うーむ、女神肖像画というからてっきり曇るラフィーナ様が供給されると思っていたのですが・・・
にわかにきな臭くなってまいりました

[良い点]
>――しかし、このタイトルは、マズいですわ！
>ミーアの胸に湧きあがる不安に同意するかのように、アベルが厳しい顔をしていた。
>「ああ……これは……少し、危険だ……」
>「でっ、ですわよね！　やっぱり」
>ミーア、思わず、声が高くなる。
>なにせ、それは、中央正教会に思いっきり喧嘩を売ったものだったからだ。
>権力者を神と称するなど、明確な敵対行為に等しい。考えるのも恐ろしいことだ。

この辺の共通認識を王侯貴族達が持ってるのがこの世界の良いところですよね。
真っ当な類の権力者たちは、自分達を神と同一視せず、神の代理人（ある意味従僕）として国を治めさせてもらってる、という認識であるが故に神の教えを守り自制をし続けるのでしょうし。

ミーアも（自己保身があるのは当然ですが）何だかんだいって中央正教会の教えに忠実というか、素直に神様を自分より上の存在と考えてるから権威にはしたがっておけってスタンスですしね。
まあ、事あるごとに教典説法が流れ出てくるラフィーナ様と親友だった訳で、根が素直過ぎるミーアの事ですし気付かなうちに結構洗脳されてそうだけど……（ミーアが敬虔になる分には誰も損しないどころか恩恵を受ける人間の方が増えそうだし良いのですが）
[気になる点]
>――確かに、珍しい、そして、とても美しい絵ですわ。ラフィーナさまの肖像画でも、ここまで見事な絵はございませんわね。ぐぬぬ、それも後々問題になりそうですわ。

例の魔法少女ラフィーナ様、ミーアが目撃する前に行方不明になっていた模様（）
速攻で対処したんですね、わかります（）

>――いえ、これは、ラフィーナさまには、むしろ事前に連絡しておいたほうが良いですわね。
>お友だちだから言わなくてもわかるだろう……などとは、ミーアは思わない。ラフィーナは、神ではないのだから、言わなければ当然伝わらないということはあるのだ。
>――しっかり、わたくしが関与していないことを主張して……ついでに信じてもらえるよう、ちょっぴりお友だちを強調する文章にして……友情を確認するような内容にすれば……。

たぶんラフィーナ様、『（物理的に）キラキラした絵』という説明で全てを察すると思うよ（）
というか、下手すると何故か例の絵が選ばれそうになっている可能性も無きにしも非ずなので、その場合、阻止のために本人も同行する可能性すらあるのではないかと？（）
[一言]
ミーアだけでなくアベルもちゃんと問題点を把握できていた。この辺は救いですね。
本人の意向ガン無視で神格に祭り上げてるの、普通にやばいですよねえ。

その癖セントノエル等の一般市民には何が問題かすら理解が及ばないという、むしろそれこそが重大過ぎる特大級の火種という（）

[一言]
(-⊡ω⊡)「あまりの絵の素晴らしさに、思わず我を忘れて買い求めようとしてしまいましたが…確かにコレは唯一神を蔑ろにする絵のようにも見受けられますね…」
忠義の1号「ミーア様が天より来たる現人神、慈愛の女神であるのは確かなこと…空想上の神などとは格が違うのですが…それを知るのはミーア様と共に時間を過ごした者たちのみと…」
(-⊡ω⊡)「やはりここは、ミーア新教の立ち上げが急務！！」

[一言]
なんともまぁ厄介なことになりましたね。“神”を崇めているセントノエルで、ミーアを神格化して扱うことは相手の地雷を踏み抜きかねないこと。下手すると、ヴェールガからの心象が悪くなってしまうでしょう。

というか、その絵師を見つけて取り込めば小説の良い挿絵を描いてもらえるのでは？まさか、ミーアさまはそれを見越して…次回が楽しみになりました。

[良い点]
>――いえ、これは、ラフィーナさまには、むしろ事前に連絡しておいたほうが良いですわね。

この判断が瞬時にできるミーアさまはやっぱり叡智ですね！
知られる前になんとかしようとして悪化するなんてことは現実でもよくあることですし


[一言]
仮に聖ミーア教ができてしまったら、自分の役割と友情の板挟みになってラフィーナさまが1番動揺してしまいそうですね

[一言]
きのこ姫「それにしても、こんな物騒な絵を誰が……」
片言メイド「それ描いたの、私だぞ」
きのこ姫「あ、あなたは……ら……り……リオラさん！」
片言メイド「名前を忘れられるくらい、出番なかった、だから、暇潰しに描いた」
きのこ姫「ひ、暇潰しで、女神にしたのですか？大問題ですわ」
片言メイド「ん？それは女神じゃないぞ」
きのこ姫「え、でも、題名に女神と書かれていますわ」
片言メイド「それは誰かが勝手に付けたんだな、本当は、野鳥を背負うミーア様だ」
きのこ姫「野鳥！」
片言メイド「大物を狩れて、ご満悦のミーア様だ」


　見る角度によって色味が違う絵の具は、ユニコーンの木から摂った樹液という、忘れられた存在からの復讐というコントまで入れたら、長くなり過ぎたので、ぶつ切りにしました

[良い点]
ミーア「ま、まあ血祭りにあげられるよりはマシですわ。ええ、このくらい、全然……（涙）」