感想一覧

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[一言]
オルフェウスは死して愛する妻の元に行けたのでしょうかね~?
地獄の王の心すら打つ歌で難局をしのげなかったのですね。
悲しい男よ誰よりも愛深き故に。
感想ありがとうございます(^_^)


陽気なマイナスたちには、オルフェウスの歌は感傷的すぎたのかもしれないですね。
きっと、穏やかな旅路の向こうに、再会が待っている……ことでしょう。
[一言]
こんな事を言うのは不謹慎ですが、とても面白かったですw
最初の数行は和風の雰囲気で、耳なし法師的な人を思い浮かべていたのですが、途中から「オルフェウスーー!」ってなりましたw
抒情的な部分と信女の「うざっ」という部分のギャップが鮮やかでした。
これってもしかして、アポロン的なのとデュオニソス的なのの対比でしょうか?^^
水と油を高速でかき混ぜたみたいに、絶妙にマッチしてます!←ぇ

  • 投稿者: 扉園
  • 2018年 08月22日 23時30分
感想ありがとうございます^^


なるほど、アポロン的とディオニュソス的ですか。
ギリシャの叙事詩のムーサイの語りのようなイメージだったので、そこがアポロン的というのにつながったのかもしれないですね。どちらかというと、叙事的? 神的な視点で、淡々と?
五音七音の組み合わせは、『イーリアス』の土井晩翠訳を参考にしたのでした。

その間に、信女たちという当事者の視点が入るから、そこに感情が現れてきてるのでしょうね。
ふざけたタイトルにしてしまったので、なんとかその辺の内容との整合性をと思って入れてみたのが正解だったようです。←ぇ



ちなみに、オルフェウスを引き裂いた信女のイメージを使ったのは、『ネロのうた』につづいて二回目だったりします( ̄▽ ̄)
[良い点]
 昔話の一節のようでありながら、モローの絵のように鮮やかです。
 竪琴弾きは亡妻一筋でしたからねえ。冥界に矢のように飛んでいったでしょう。愛しい妻と今度こそ離れ離れになりません。
 万物が動きを止めるほどの魂に響く竪琴の音と歌声は、二度とこの世に現れず、冥界の富める者の所有になりました。
[一言]
 ギリシア悲劇の『バッカイ』もそうですが、ディオニュソスが怖いのか、酔っぱらいが怖いのか、解からなくなります。多分、酔っぱらいが良くないんです。
 何事もほどほど、お酒はちょっと気分が高揚する程度でやめとかなくちゃ。
  • 投稿者: 惠美子
  • 40歳~49歳 女性
  • 2018年 08月13日 20時14分
感想ありがとうございます^^


ああ、ペンテウスっていうのもいましたね。
幸い私は飲めませぬので、だれかを切り裂くこともないでしょう(笑)

モロー、ルドン、デルヴィルと、オルペウスの首を描いた画家はたくさんいますね。ルドンのオルフェウスは、オフィーリア同様穏やかな感じです。
モローは乙女に拾われたところを描いていますね。この詩ではバッカスの信女のひとりだけど、似たような構図になるのかな、とも。
ちなみに、オルフェウスの死の絵画というと、首のほかに切り裂かれる場面のものもありますね……
[良い点]
好きですね〜 良いですね〜

神の信女の残酷さ。
とても好きです。
感想ありがとうございます^^


詩の途中の信女の会話文は、タイトルの雰囲気に少しでも合わせられれば……なんて思いつつ書きました(笑)

ちなみに、最初のタイトルはもっとひどかったです。
『ハーレム拒否してどんぶらこ』
……いや、「どんぶらこ」じゃあ静かに流れてく感じが出ないな、というので思いとどまりましたw
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