感想一覧

[良い点]
読んでいるうちにどんどんヒトとAIの境界を曖昧に感じるというか、大切なものの本質とは何かを問いかけられている心境になりました。
それは、読者の一人としてハルカの考え方に共感できたり、ケイコやジェミーに感情移入していたからかもしれません。
自分がもしこれらの仮想箱に入ったとしても、ハルカのように深く踏み込むことはないでしょうが、好奇心からの愛着という言い方が正しいかは置いておいて、己の意思で向き合おうとする姿勢を心から応援できました。
複雑な構造の機械を分解していくようなお話ながらも、その根底には生死があると思わされます。
それでは引き続き、コンテストをお楽しみください。