感想一覧

[一言]
拝読しました。
孤独の不安、暗闇の恐怖心から始まり、おぞましい集団(集会？)に忌避感すら覚えました。しかし、領主に魅入られてしまったが最後………ですね。
女司祭は知らぬ内にカニバリズム行為をさせられてしまい、(恐らく)法衣を真っ赤に染めたまま、麓の村に下り、そして……。
領主には、狂気すら覚えました。

空行使いが巧みですね。
「ようこそ！」 が際立ち、雰囲気が一変しました。ここで『序』から『破』に移ったと感じました。
大変勉強になりました。
今後ともよろしくお願い致します。

[一言]
拝読しました。

ミステリアスですね……
赤児をさらったのは……、そして、首をはねられるのは……
だれなのだろう……

紅い唇、接吻……というのは、一見するとあふれているものでも、こうやって象徴的に描かれると、それだけでもう、なにか恐ろしい、いかがわしい意味を持つような気もします……


最初、食べさせられたのがザクロの実かなにかだと思いましたが、
なるほど、恐ろしいことをさせられて、帰されたのですね……

ちなみに、私も最初、女司祭だとわかりませんでしたが、特に隠す必要がなければはじめに（「法衣」のあたり）ストレートに「女司祭」と書いてもいいのかも、と思いました。



……ムンクの『吸血鬼』、
画家本人は、ただの接吻の図だと言っていたそうな……

[良い点]
城門からの風景がとても手に取るように分かりました。

森の木々達が教えてくれる不気味さ……ぬおお！ 素敵です！

怖いですね、やっぱり怖いですねぇぇ
がつがつ食べているのも、怖いですねぇぇぇ（涙）


[気になる点]
最初司祭が男性かと思って読んでいました（汗）
[一言]
隠微な色気がまた素敵でした。
スタジオ微エロの社長さんになりませんか？

[良い点]
妖艶だが不気味な雰囲気。
男性に色香を持たせるのはなかなか難しいはずなのに(それでいて、不気味さも残している)、哀れな女性を哀れまぬ非情さもまたアダルティな空気感を演出している。
これはオトナな読み物ですね^ ^

唇を『下弦の月』と表現するあたり、
とても美しいですね。蛮行をも上品な行為と思わせてしまう。そんな感じがしました。

[一言]
少し私には難しい内容でした。
マンガ脳には入りきらない情報的な？

文章は昔の絵画のようで隅々まで美しい感じですね。

内容は皆さんの感想見て分かった感じ？
(バカ)

[一言]
女司祭と聞くと、美人で肉感的なシスターをイメージしてしまいます。決して、普段からいやらしいことを考えているわけではないのですが……。これも作品内に出てくる紅い唇と、知らず知らずに魅了されていく様が妖艶に描かれているのがいけないのです。シスターの闇落ち……やっぱりエロい（しつこい）

眷属にもなれず、血を貪る愚かな生き物に変化し、結局領民たちから袋叩きにされるとは。心から領民のことを思っていたにも関わらず、結局その領民によって命を失うなんて皮肉なものですね。さすがに領主も、若い綺麗な女性というだけでは心を動かされることもなかったのでしょうか。司祭でさえなければ、喰われることもなかったのでしょうねえ。めでたしめでたしにはならない後味の悪さが良かったです。

[良い点]
背筋が続々とするような悪寒が走りました。

それでいてどことなく甘美な感じを漂わせているのが印象的で何とも官能的でした。

ドラキュラ伯爵にシスターが魅了されていく感じがとても良かったです。

[良い点]
拝読しました。

以前に「なんとなく解る」のが重要とおっしゃっていたのを思いだしながら読んでいました。

なんとなく解ってからのクライマックス、そしてラストへのドキドキの盛り上げ方、流石です。

赤と白と黒の対比が上手く描かれていて、物語の恐怖感をあおっていたと思います。また、初めから「赤」と「紅」を強調されていたのが、後半に活かされて効果的だと思いました。
[一言]
やっぱり最後にゾワッとしました（笑）。

[良い点]
＞赤い炎が城の入口へと続く道に沿って、次々に列をなして燃え立った。

この一文は「いいな」と思いました。
[気になる点]
男性なのかと思って読んでたら女性だった……
[一言]
もっしゃもっしゃ喰ってたのはなんであろう？

[良い点]
領主じゃなかったのですね。

[気になる点]
>笑みに歪んだ唇は紅い下弦の月。

下弦の月？　◒
笑みなら上弦の月の方がいいような……？