エピソード136の感想一覧

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[一言]
最新話まで拝読いたしました。誤字報告は私なりですので、もし間違った報告をしていましたら申し訳ありません。

第四章でもさまざまな出来事が起こり、謎が謎を呼ぶ展開にドキドキしながら読み進めました。
印象に残った登場人物はマリー=ルイーズとドロテです。マリー=ルイーズは聡明な女性ながら父親に対して抗うことができなかった。これから彼女が父親にどう働きかけていくのか、その行動がまたアミュウたちに影響していくのかもしれません。

ドロテの想いは、傍から見ると盲目すぎて我が強すぎて、でも彼女はそれを押し通すことしかできなかったのでしょう。少し彼女に同調する部分があり、完全に「自分勝手」と思いきることはできませんが、強すぎる恋情──「情熱」は、一人の男性の人生を狂わせてしまったかもしれません。哀しさを覚えつつ、それぞれの人物が複雑な人生を歩んでいくのだと思い巡らせてしまいます。

夢のことが際立ちつつ、これからアミュウが聖輝にどう接していくのか、今後も物語を読ませていただきたいです。
  • 投稿者: チャーコ
  • 女性
  • 2019年 11月10日 18時12分
チャーコさん、いつも誤字報告をありがとうございます。自分で見つけられたら一番なのですが、どうにも見落としてしまうことが多く、とても助けられております。

お忙しい中で最新話まで読んで下さり、ありがとうございました。
マリー=ルイーズとドロテに着目いただき嬉しく思います。

マリー=ルイーズは、ラ・ブリーズ・ドランジェ区枢機卿の娘。アミュウたちが王都へ入ることができたなら、いずれ彼女の父親と会うこともあるかもしれません。

ドロテに対して少し同調する部分があるとのことですが、彼女のパーソナリティーは多くの人が持っている「図々しさ」「ずるさ」「こだわり」がいくらか強化されただけで、けっして珍しいタイプの人間ではないと思いながら書いております。もっと申し上げるなら、筆者自身の悪癖の表れであるのかもしれません。

もうすぐ四章が完結するところであり、アミュウの夢について語れる部分はいよいよ残り少なくなってまいりました。引き続き物語をお楽しみいただければ幸いです。
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