エピソード217の感想一覧

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[良い点]
私もアカシックレコードは見ないほうが良いと思います。
メイ・キテラさんの仰るように…。
読まないことが希望を与え、読むことが絶望をもたらす。
そんなものではないでしょうか。

独りで負うには重過ぎます。

この作品には独りの人が多いですね。
独りと独りがぽつねんとしてそれぞれの場所に佇んでいる。
だから、アミュウちゃんは、そんな彼らを繋ぐ媒介なのかな、と思います。

深輝さんが彼女に希望を見出すのは、無理からぬことなのでしょうね。
深輝さんの独りは、月下に佇む人の中でも深いですね。
深淵を覗く。つまりはアカシックに最も近接した人間ですので。

伊勢の斎宮も孤高の存在です。
崇敬されますが、独りで長い年月を過ごします。

貴人として敬われる人の心に思いを馳せることがあります。




アカシックレコードは、ひとりしか負う者がいないのに、覗き込むことのできる深淵ではありません。
おっしゃるとおり、深輝の孤独はもっとも深いのだと思います。
アミュウが彼女に寄り添うことができるのは、彼女ほどではないにしても、孤独の意味を知っているからかもしれませんね。
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