エピソード2の感想一覧

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[良い点]
 就活で失敗してのアルバイトはモラトリアムではないけれど、モラトリアムっぽさはあるよなーとか。
 フリーターなんて言われて始めてからは、よりそんな感じの平成20年。

 日本では新卒での就活失敗が、実質的にはドロップアウト。それがきわめてリアリティを込められて表現されていたのが、なんつーか、社会派やと思いました。
 というか、この2話だけみれば、純文で普通に通用すると思いました。
[気になる点]
 とはいえ、2話はあまりにも氷河期世代には突き刺さるんじゃねぇかなとは思います。
 この時点で鬱になって読まなくなる人もいるだろうから、まぁ、かなりハードルは高いと感じました。


[一言]
 でもこういうリアリズム路線は、文学としては王道だから、自分的には「凄いなー」としか思わないっす。
 大衆路線としては、ここから大どんでん返しにならないと厳しいとは思いますが、、、という事で、第3話をこれから読もうと思いました。
感想を書いてくれてありがとうございます。読んで楽しいはずのラノベが・・納得です。

バブル期、氷河期を経て売り手市場の現在、現実から目を背けたい主人公の心情として書きましたが辛すぎますね。

その心の暗黒期がボルテージになり、異世界に来ても諦めない主人公になったことを表現したかった。
  • 青味泥
  • 2020年 11月08日 11時29分
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