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[一言]
『異世界について本気出して考えてみた』とあるようにかなり野心的で、異世界転生という現象をリアリズムとして追求されているのは、非常に素晴らしいと思いました。
また、そこにおいて、母親を主人公にしたのも鋭いと感じます。
遺体を盗まれるまでは、ストーリー展開というかテンポ的に素晴らしかったんですけども、そこから、迷走感が強くなった感じがあります。
それは内容というよりも、読みやすさの部分がかなり大きくて、たとえば『念写の回』と『呪術師の回』は完全に章分けして、読者に何か大きな展開があるぞ、と、期待させる感じにしたほうが良かったかなとは思いました。
やはり、遺体が盗まれた後は、「何を期待して読めばいいのか?」という所で、「どうすれば遺体を取り戻せるのか?」みたいなベクトルが読者の中に働くと思うんですけど、作品を読む限りにおいては、それがピンとこないんですよね。
で、同時展開されている、雅の日記におけるミステリー展開も、印象があまりない。本当は、この日記こそがもっとも大きな要素であるハズなのに、です。
で、これも、個人的には幕間とかを利用するというか、独立した話数として、流れが見える感じしないと、物語の全体像が追いかけにくい感じが個人的にはありました。
ラストの展開は個人的には、思ったとは違ったので、ちょっとがっかりしたんですけども、なるほどなーという納得在りました。
でもやはり、読了後の後味としてはあまりスッキリはしなかったです。
とは言っても、やはり、かなり野心的な作品であると思いますし、なろうテンプレに対する、新しいアプローチである事は確かだと思いました。
『異世界について本気出して考えてみた』とあるようにかなり野心的で、異世界転生という現象をリアリズムとして追求されているのは、非常に素晴らしいと思いました。
また、そこにおいて、母親を主人公にしたのも鋭いと感じます。
遺体を盗まれるまでは、ストーリー展開というかテンポ的に素晴らしかったんですけども、そこから、迷走感が強くなった感じがあります。
それは内容というよりも、読みやすさの部分がかなり大きくて、たとえば『念写の回』と『呪術師の回』は完全に章分けして、読者に何か大きな展開があるぞ、と、期待させる感じにしたほうが良かったかなとは思いました。
やはり、遺体が盗まれた後は、「何を期待して読めばいいのか?」という所で、「どうすれば遺体を取り戻せるのか?」みたいなベクトルが読者の中に働くと思うんですけど、作品を読む限りにおいては、それがピンとこないんですよね。
で、同時展開されている、雅の日記におけるミステリー展開も、印象があまりない。本当は、この日記こそがもっとも大きな要素であるハズなのに、です。
で、これも、個人的には幕間とかを利用するというか、独立した話数として、流れが見える感じしないと、物語の全体像が追いかけにくい感じが個人的にはありました。
ラストの展開は個人的には、思ったとは違ったので、ちょっとがっかりしたんですけども、なるほどなーという納得在りました。
でもやはり、読了後の後味としてはあまりスッキリはしなかったです。
とは言っても、やはり、かなり野心的な作品であると思いますし、なろうテンプレに対する、新しいアプローチである事は確かだと思いました。
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