感想一覧

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[良い点]
古いお伽噺を読んでいるような雰囲気のある物語でした。言葉一つ、一つが余韻があり、作者様の世界に浸ることができました。

ミーネ。ただ、一言の呼び声が、切なく、苦しく、とても愛しそうで。言葉少ないランベルトの色々な感情を見せてくれたように感じました。
[気になる点]
読み込みが甘かったら申し訳ないのですが、王女様がランベルトの罪を許した理由がわからず……ミーネとランベルトの夜のやり取りを察していたのでしょうか?
[一言]
最後まで余韻があるお話でした。タグに惹かれて読みましたが時を忘れました。ありがとうございました。
  • 投稿者: りすこ
  • 2019年 09月04日 13時20分
りすこ 様、ご感想ありがとうございます。
どうしてもお伽噺に出てくる森を書きたくなり、考えたお話でしたので、お伽噺のようとおっしゃっていただけると、とても嬉しく存じます。

王女様が罪を許した理由……描写が不足している上に、理解しづらい書きかたになっており、たいへん申し訳ございません。
おそらく理由はたひとつではなく、いくつかあったのだろうと考えております。
ランベルトが王女のお気に入りの有能な騎士で、いちおう命を救ったようなこともあったため、惜しまれたということ。兄王子のお妃の親族のため、大っぴらに処罰するのは気が引けたということ。心から謝罪したためや、王女の度量が大きかったためなどなど……。
忠誠を誓い、その証として描かれたのが、紋章に使われるうさぎだったのかもしれません。
ただ、夜のランベルトは、抜き足差し足泥棒よろしく行動していたので、王女がやりとりを察するのは、ちょっぴり無理だったような感じもいたします。
……つたない説明をお許しください。

お褒めの言葉、本当に嬉しく、心より感謝しております。
お礼を申し上げるのは私のほうです。お読みくださり&ご感想をくださり、ありがとうございました。
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