感想一覧

[良い点]
レビューから来ました、ここまでさくさく読めて面白いです

[良い点]
・あなたが天才に抱いている執念を存分に感じ取れました。
何も無い自分が、世の中に蔓延る天才を憧れるだけで終わらせたくない。
この作品は、天才に対するあなたの武器なのだと感じました。

・皇と柏城で思いをぶつけ、白月の感情を動かす。
それは、あなたが天才に望む普遍だと感じました。
白月が凡人のように折れた言葉を口にするわけではない。
ただ、感情までは天才に染まっていない。そんな天才と並び立ちたいという気持ちを感じました。

[良い点]

初めはタイトルに惹かれて読み始めました。あらすじ、プロローグ、1話、2話……と読んでいくうちに完全にのめり込みました。

なんといってもまずは、テンポの良い掛け合いです。一人称視点の地の文も含めた主人公の人間味あふれる感情。白月の不器用さ。それらが上手い具合に噛み合って独特の会話を生み出していて、思わずクスッと笑ってしまう部分も多々ありました。
その白月の不器用さがまたいい。完璧だと思われがちな天才の彼女が"弱さ"を見せることで彼女のかわいさが引き立っています。
そしてかわいさだけじゃなくて、後半に行くにつれて、それは彼女が一人の人間であることを読者に感じさせます。私は天才になったことなんてないはずなのに彼女に感情移入してしまいました。

「ジャンルは恋愛ではなくヒューマンドラマなのかー」と思いながら読み進めていたのですが、最後には理解しました。これぞヒューマンドラマですね。ゆっくりと着実に進んでいく2人の関係がもどかしく思いながら、ドキドキしてつい読み進めてしまいました。
後半はストーリーが少し重くなるのですが、それぞれの感情がぶつかり合うシーンは息を呑みました。
また、登場人物が全員"いい人"で、心が温かくなりました。

情景描写がそのストーリーを深めていました。空の描写だったり、星の描写なんかが幻想的な雰囲気を生んでいて、美しいです。


天才とはなにか、凡人とはなにかを考えさせられました。その人にしかわからないことがある、だから他の人との繋がりが大事なんだなって思いました。
いろいろ考えさせられる作品でした。
[一言]
完結おめでとうございます。
毎日投稿お疲れ様でした。

とても面白かったです！！！

長々と失礼しました。

[良い点]
天才と凡人の組み合わせはとてもいい観点だなと思いました。
主人公と蒼子の関係も仲が悪いというわけでもなく、完全でもない。そこが作品の特徴であり、面白いポイントだなと感じました。
[気になる点]
蒼子の心情がもう少し欲しかったです。

[一言]
私もあまり小説をたくさん読んできている方ではないので、あまり良い感想は書くことができませんが、自信をもって良い作品だと思います。これからも頑張ってください！

[一言]
嫌悪と言うかよりかは、普通に嫉妬にしか思えない。

[良い点]
晴人の『天才』に対する嫌悪感、蒼子の葛藤が鮮明に描かれている作品であり、他の人物が二人の間に割り込めないほどの関係を生み出していることがよくわかります。その中でも、『天才』を嫌いになった原因の蒼子に付き纏われても、しぶしぶ付き合う晴人はある意味お人よしであり、彼女を憎み切れないのだと思えました。そんな蒼子が彼に付きまとうのは、ただ『天才』に嫌悪を示した彼に興味があったからだけではなく、『天才』じゃない自分を見てほしい、『天才』でいることに疲れてしまっているからかも、と思ってしまいました。
今後も晴人と晴人、蒼子の父親、そして、蒼子と学校化関係者との関係の変化をどのように描いていくのか、目が離せません。
今後の活動を応援しております。

[良い点]
リズムよく読みやすかったです。
どこか懐かしい思いのするお話でした。
淡々と起こった事としてお話が進むので情感が欲しいです。