感想一覧

親鳥の焼き鳥、食べたことないですねえ。もんのすごい硬くてかみちぎれなさそう。やっぱりあの、腿のところを油びったびたで食べるものですよね、親鳥。まあそこはカーバンクルなんで、かみちぎれたということでひとつ。

ちょっとその、地元びいきが入っているとは思うんですが（ベアードはぼくの地元のブルワリーなので）、もう大好きなんですよね。

あと、ビール沼はあまりにも深く底なしで、人食い小エビでも泳いでいるんじゃないかってぐらい危険なので（平均アルコール単価が高すぎる）、

『もうベアードを一位ってことにしよう！』

って決めているフシがちょっとあります。二位はスプリングバレーブルワリー、三位はコエド。メジャーどころを抑えて楽しむのが一番です。

あー！　キョンシー要素入れてなかった！　これだからたまにしか映画見ないやつは！　アジア圏をすっぽり見落としやがってちくしょう……

これはもう、まるまるガイ・リッチーのパロディをやろうと思って実際その通りになったので、悪いのはガイ・リッチーですね。もうちょっと出てくるヤツの頭のネジを吹っ飛ばしたかったのですが、ぼくの資質が足りずにいつもの浪花節でオトしてしまいました。そこだけが心残りですねえ。

町田おやつデルタ、小籠包の店はかなり有名でさまざまな漫画に出てくるのですが、大判焼きとクレープは割と不当に扱いが小さいと常々思っているので大きく扱いました。あとは『リッチなカレーの店　アサノ』とか、塩ラーメンの『81番』とか、あのあたりはアツいですね。

実家が自営で飲み屋やってる、みたいなうっすい設定ありますからね、こういうのもお手の物なのでしょう。ちなみにいつものどうでもいい話として、『近所の干物屋』にもモデルがあって、そこのあじの干物は大変よくないやつです。

適当に書いてるとこういうことになるんですよね。康太さんの場合は割と一語一語を吟味してるので、そうそう起きないんですけど。

しかしまあ、柱よりも廊下をまるごと破壊して持ち上げる方が明らかにケレン味があって楽しいので、最初からそういうことにならないでしょうか。だめですか？　バーン！　て踏んだら廊下がシーソーみたいにバーン！　て跳ね上がって……みたいな。

ゾンビ映画といえば調子こいたカップルは死にますし、最後はカンフーで決着です。このエピソードのせいで方向性を見失った結果、執筆意欲が空中分解していきました。宅呑みっつってんのになんでゾンビとカンフーなんだよ。

ファンタジーと手りゅう弾のかみ合わせといったらモンティパイソンからの伝統ですからね。『ファイアインザホール』って登場人物に言わせたあたりで、自分がなにを書いているのかなにひとつ分からなくなりました。

ゾンビ映画といえばカンフー。これはもう外せない組み合わせです。渾身の手刀でグールのそっ首叩き折るシーン、ゲラゲラ笑いながら書いた後に『え……これなに？』って我に返りました。

チュンリーはチュンリーでも、せめてジャッキー・チェンじゃなくて実写版ストリートファイターにしてあげるわけにはいきませんかね。エージェントオブシールドでもお美しい限りでしたし。

スライムシードの元ネタ、アルセーの言及にもある通りチアシードなんですが、こいつならたぶん分離しないんじゃないかなと思います。見た目はカエルの卵みたいになっちゃいますけど。

この小説に関しては、『迷宮』と『宅呑み』しか設定していないので、とくにクロスオーバー的な要素はないのですが、ちょっと考えるのは楽しそうですね。ハガネとメイズイーター、果たしてどっちが強いんでしょうか。アルセーは割かし、どの世界に入り込んでも馴染めそうですけど。