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[良い点]
事あるごとに透花の待つ家に帰りたいと思うルカが、何故冒頭で留まり続けているのかという疑問を常に抱きながら読み進めていた為、少しずつ謎が解けていくにつれて、面白く感じる反面で心情を想像すると、切なさも増していきました。
退廃した未来が異界のように変化しているのは、時折見られる設定ではあります。
しかし、あらすじに謎解きという記載があるように、冒頭の暴漢などの最初唐突にも思えた状況が段々納得のいくものとして判明していく構成が非常に素晴らしかったです。
それでいて、桐人への反抗ではなく透花が繋いだ現在を汲み、過去に戻らなかったことが愛妻家としてのルカらしさなのだろうと思いましたね。
今後の活動を応援しております。
[良い点]
最後まで読ませて頂きました。

メインのルカ・トーカ・アリスだけでなく、シルフィーやカートライトといったサブキャラも丹念に描写されていて、それぞれのキャラに役割がしっかり与えられているのが良かったです。

あと、マナの設定には度胆を抜かれました。奇想というか、何というか――衝撃です。
[気になる点]
マナが万能すぎるので、読者がこの真相に推理でたどり着くのは、ちょっと厳しいかなと感じました。
[一言]
楽しい時間をありがとうございました。
先日に引き続き、感想いただきましてありがとうございます。

キャラに役割がしっかり与えられているとのお言葉、嬉しいです。彼らの物語をしっかり描くことが、執筆中の私の目標となっていた部分もあります。そういった点を評価していただき、作者冥利に尽きます。

マナの設定は、いわゆる異世界モノに捕らわれない発想が出来たかなと、自負しております。一方で、かなりご都合主義的に書いてしまったかなと、反省するところでもあります。ミステリを謳うなら、もう少し「世界の真実」についてのフェアな伏線を張りたかったです。
[一言]
『少女の願いⅢ【解答編】』まで読ませて頂きました。

和平交渉の行方、現実世界と異世界にまたがる謎、透花の秘密、気になる要素が目白押しですね~。絶対、最後まで読みます。

本作を見つけていただき、ありがとうございます。
「気になる要素」として挙げていただいた項目を見ていると、しっかり読んでくださっているのが伝わってきて、とても嬉しい気持ちになりました。

彼ら彼女らの物語をお楽しみくださいませ。
[良い点]
∀・)作品の構造ですね。すごく特徴的でした。作品の世界観の背景を推察していくという発想が面白かったです。ぶっとんだ想像力がなければ書ききれない作品だったかと思います。それでいてルカ君の主人公感がまた良し。良作ファンタジーでしたね。
[気になる点]
A・)そうですね~良い点でも書きましたが、やはりぶっとんだ発想(展開)が作品の個性となっているところ。それは良い点でもあるのですが、ともすれば読者からは難解だとみられる可能性も含んでいる点。
[一言]
∀・)色々書きましたが、みのり様のセンスの高さを感じられずにはいられない作品でした。ありがとうございました☆
IDECCHI51様

感想ありがとうございます。

本作はファンタジーとしてもミステリとしても楽しんでいただけるよう努力しました。イデッチさんのおっしゃられる「ぶっとんだ想像力」は、まさにこの作品におけるミステリ部分の根幹なので、そこを誉めて頂けるととても嬉しいです。そして私にしては珍しく、主人公が主人公していましたね笑

また、難解と感じられる可能性があるというご指摘も、その通りです。特に後半の説明不足感は否めないと思いました。

イデッチさんの言葉は、自分の作品を見つめ直すきっかけになり、いつもためになると感じています。
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