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[良い点]
スタンダードな勇者の追放ものであり、聖女が勇者に恋をする物語ですが、そこに加わるスパイスが絶妙で、王道という言葉が決して嫌味に聞こえることがない、そんな作品でした。
クララのツンデレは一周まわって最早、可愛らしいと思えなくもないのですが、周囲の人々、特にカインなんかは勇者への想いに気付いていたのではと思ってしまいました。
また、カインは一体、何者なのでしょうか。彼の正体が一番、気になりました。
一方、『追放された後』の内容だけでも、彼女の素直になれない思いを感じられますが、その前の部分にも焦点を当てて、読者にもっとじれったさを伝えられるような描写を入れても面白いのではないかと思いました。
今後の活動を応援しております。
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