↓ ↑ページトップへ

感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
1 2 Next >> 
[良い点]
こちら、完読してのレビュー全文です

先入観を覆す天使降臨、いつの間にか彼の魅力にどっぷりハマる。その結末は?

 あなたは『天使』に対してどんなイメージを抱いているだろうか。
 天使と悪魔が囁くなどと聞くと自分は良心と悪意。
 もしくは善と悪という言葉が頭に浮かぶ。
 だが天使と悪魔、どちらが人間的に感じるだろう?

 自分は正直、そういう意味では天使に良いイメージは抱いていない。どちらかと言うと温度を感じず、神から与えられた任務を淡々とこなすようなイメージを持つ。そこには情はなく、正しさが先行し、きっちりと善と悪を分けるような。
 そんな自分のイメージを覆す天使、ここに降臨。
 あなたもきっと彼の魅力にどっぷりハマるに違いない。

【物語は】
 主人公のある疑問から始まっていく。
 そして彼の苦悩の始まりとも言える、分岐の日の一場面から物語は展開されていくのだ。主人公は、その日何を失ったのか?
 恐らく彼が失ったのは、最愛の人だけではない。

【物語の魅力】
 この物語は主に主人公のミカエル視点で進んでいくが、群像劇でもあるので必要な部分では視点が変わる。
 そしてこの世界の中では【人、天使、悪魔】そして神までも【喜怒哀楽】などの感情を持っているのだ。感情と性格は密接な繋がりがあり、そこに加えて天使の特性、悪魔の特性というものが絡み合う。
 その中で誰よりも感情豊かで、慈愛に満ちているのが主人公のミカエルなのである。彼の魅力は後ほど語るとし、キャッチコピーに目を向けて欲しい。
 
 『彼女はなぜ剣を向けた?俺はなぜ彼女を手にかけた?神はなぜ世界を創った?』(作品のキャッチコピー引用)
 この全ての謎が解ける時、主人公はある決断を迫られる。
 そこまでの間では、兄弟や姉妹の考えていることが徐々に明らかになり、天使側と悪魔側の策略なんかも見えてくる。それを総合した時、良かれと思うことは本当に世界のためなのか? という疑念を持つ。
 最後までハラハラドキドキさせられる物語だ。

【主人公の魅力】
 彼に対しての印象は天使に対して持っていたイメージが少々、それを覆す部分が大半と言ったところだろうか。

 自らの手で堕天させてしまった最愛の双子の姉。
 彼は彼女を探すために、目撃情報があれば人間界へ出向くという天使にあるまじき行為を繰り返していた。これが人間だったら不思議はないが、彼は最高位天使であり、職務がある。
 任務に失敗してしまうドジっ子天使なら見たことあるかもしれないが、職務放棄して最愛の人を探しに行ってしまう天使なんて見たことないんですよ。
 例えばそんな総理が居たら、国がおかしくなっちゃうでしょ。
 そんな感じなのです。これは別にコメディではないので。

 けれども通常は職務を放棄するような天使ではなく、周りから頼られ尊敬されるような人物。(天使だけど)
 すなわち、どうかしていると思うその行動からは『理性を失うほどに彼女が大切な存在である』と伝わってくる。そして彼の言動は周りをも変えていくのである。良くも悪くもね。

【彼の持つ特性は危うい】
 彼の持つ最大の魅力は脆さだと思う。
 その脆さは最愛の人という一点の隙間しかない。けれども、失ったら彼は壊れてしまう。立場も忘れて。
 この物語を読んで感じたのは、最愛の人を失った絶望による『消えたい』という想いは切なくも美しいということ。
(どうかしていると言われそうだが)
 天使は死を選べない。永遠にこの世界に繋がれた存在。
 彼は真っすぐであり、一途であり、純粋。そして慈愛に満ちているからこそ、危うさがあってそこに引き込まれる。つまり放っておけない存在なのだ。

【人にはいつか終わりが来る】
 これは当たり前のこと。人は産まれたら、いつかはこの世を去る。
 その人生の中で、悲しみもあれば苦しみもある。それを乗り越えながら生きるのは、一種の試練なのかもしれない。もちろん楽しいことも嬉しいこともあるだろう。
 
 あなたは不老不死に憧れたことがありますか?
 俺はないです。
 人の命はいつか終わりがあるから、今を一所懸命に生きることが出来る。
 自分の周りの人を大切にすることができるのだと思う。
 そして永遠に生き続けることは、苦しみや悲しみから決して逃れられないということでもある。
 人が後悔するのは、時が前にしか進まないから。後悔しないために人は積極的に悔いのない人生を生きようとする。それは素晴らしいことだと思う。
 そんなことを今一度考えさせてくれる物語でもある。

【物語の見どころ】
 一番は主人公の選択にあるかなと思う。
 彼は恐らく一番ひどい目にあったのではないか。
 信じていた相手に裏切られたり、本心が分からずに苦悩したり。勝手なことをされて絶望に追いやられたり。
 いろんな疑念を抱いたのち、矛盾に苦しんだりもする。
 彼の心情が丁寧に描かれているので、ホント苦しくなってしまうの。
 どうしてこんなに頑張っているのに、彼は傷つき苦しまなきゃならないのか。そんなことを思いながらボロ泣きした場面がたくさんあって、それでも最悪の選択をせずにいて欲しいと思うあたり、エゴなのかなと感じたり。
 物語の中で魅了される部分って心情や感情なんだろうなと思いました。

 彼のような人が実際にいて、友人だったりしたら心配で心配で胃に穴が空きそうだなと思う。
 この説明では、どんな話なのか伝わらないかもしれない。
 強さと儚さという相反する特性に心惹かれてしまう人にはぜひ、お奨めしたい。沼にハマります。仮にハマって、抜け出せなくても俺のせいではないので(笑)
 宗教的なものではないので、ヒューマンドラマの好きな方や純愛の好きな方、もちろんファンタジーや天使や悪魔を愛する方、読まれてみてはいかがでしょうか?
 この世界が作られた理由を知った時、きっと驚きと納得が同時にやってくることでしょう。(なんだか不思議で複雑な気持ちになりますよ)
 お奨めです。
7さん、カクヨムに続き、レビューと感想をありがとうございますっ(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
[良い点]
遅ればせながら、少しずつ読んでいましたが完結してしまったのですね。
それでも、やっと最後まで読み切ることが出来ました。
最初から最後までキャラの心情が揺れ動きつつも、それぞれの道を歩み出せたことに成長を感じました。離れ離れになっても心は繋がっている、それだけで3人の心を強くさせる絆に感動します。
読んでいて楽しませ、時には感動させ、心に残る作品となりました。
完結ということで連載お疲れさまでした。
最高の作品をありがとうございました!
[気になる点]
エピローグでの話で
ミカエルの「ハルは、何が不安なの?」
という台詞に違和感を感じました。
優しい口調だと書いてあったからそれで大丈夫ならいいのですが…女性口調にも見える気がしました。
[一言]
ラジエルが義手をつけず片腕のまま…悲しいですが、ラジエル自身が決めたならそれはそれでいいのかな
  • 投稿者: はなさき
  • 女性
  • 2022年 11月11日 20時16分
最後までお読みいただきありがとうございます!
そして、すてきな感想までいただき嬉しいです♪

ご指摘の件ですが、当初、あの台詞は今までのミカエルが口にするような男性的なものでした。
しかし推敲段階で、あえてあの口調に変更しています。
というのも、ハルに対する心情が、以前のミカエルと今のミカエルとでは大きく変化しているからです。
そのため、はなさきさんの違和感は、ある意味作者の狙い通りといえます。
ですが、私の技量が足りず、どのような心情の変化があったのかが読み手に伝わりにくいと分かりました。ご指摘、ありがとうございます!

ラジエルの義手についてですが、彼の性格上『今』は片腕のままだと思います。おそらく、義手をつけようと思わせてくれる人物が蘇るまでは(^-^)
[良い点]
去年から少しずつ読んで更新分まで読みました。
オリジナル作品ですが、聖書を知っていたので個人的に理解しやすかったです。
ルシフェルとハルの親子のような絆、堕天したルシフェルを思うミカエルの心情、ミカエルを信頼するラジエル、誠実なガブリエルなどなど。キャラの心情が伝わってきて、活躍する場面など映像が動いているような感覚になり、本編外含めとても楽しんで読めました。
これからも読み続けたいなと思ってますので、気長に更新待ってます。
[気になる点]
話が進むにつれ減ってきているのですが、誤字脱字があったところが気になりました。推敲する前に誤字脱字の箇所がないか読み直しをするといいかもです。
縦読みで読んでいたので報告が出来ないのが申し訳ないです。
[一言]
推しが出来ました。
個人的にラジエルとガブリエルが好きです!
ミカエルを守るラジエルのシーン。片腕を失ってしまいましたが、咄嗟に身体を張って守る姿に惚れました!
もう一つ、結界を破ろうとするガブリエル。その前は酷いやり方でハルとルシフェルを離れさせようとするのが嫌だなと思っていました。
ですが、結果を破る時のシーン、限界がきているのにも関わらず、何としても破ろうとする姿が格好良いなと思い、惚れてしまいました!
これからの二人の活躍があるとしたら楽しみです!
  • 投稿者: はなさき
  • 女性
  • 2022年 05月15日 19時59分
作品を読んでいただき、さらには感想まで書いていただきまして、ありがとうございます!
各キャラクターの心情を丁寧に表現したいと思っているので、そこを褒めていただけるのが何よりも嬉しいです。

誤字脱字の件、おそらく二章辺りが特に酷かったのではないかと思います(汗)
作品の完結後、完成度を高めるために、全話の見直しを行う予定です。その際に、ご指摘の部分も重点的にチェックしようと思います。教えて下さり、ありがとうございます。

ラジエルとガブリエルが推し!
両者ともに泣いて喜ぶと思いますっ(特に、ガブリエルがw)

仕事やプライベートの都合でなかなか更新できず、皆さまをいつもお待たせして申し訳ないと思っています。
ですが、はなさきさんをはじめ、ほかの読者様からも「待っています」とのお言葉をいただき、自分のペースで執筆させていただいていることを本当にありがたく思っています。

当作品ももう少しで完結となります。
最後までお付き合いいただけましたら、幸いです。

重ねまして、感想及び貴重なご意見をありがとうございました!
[良い点]
天使と悪魔という壮大なストーリーが綺麗な文体で纏められていて作品にぴったりですね!

なので自然とキャラクターも美しく感じます。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2021年 02月11日 14時58分
管理
お読みいただき、ありがとうございます!

世界観に合わせて硬めの文体にしていますが、そこを褒めていただき、とても嬉しいです♪
[良い点]
文章力があって、素晴らしいです(*^▽^*)
[気になる点]
続きがきになります(*^▽^*)
[一言]
応援しています(*^▽^*)
いつもお読みいただき、ありがとうございます!
他サイトでも、ポイントやコメントなど、本当に励みになります!
次の更新は10月10日以降となってしまいますが、お待ちいただけますと幸いです(^-^)
[良い点]
・続きを期待させるプロローグの書き方が凄い。
[一言]
面白かったのでブックマークさせてもらいました。
これからも読んでいきたいと思います。
  • 投稿者: ゆうじ
  • 2020年 05月17日 14時55分
お褒めの言葉、ありがとうございます。
ブクマまでしていただき…本当に嬉しいです!

話数がかなり進んでいるので、のんびりお読みいただければ幸いです♪
[一言]
変に罵倒されずあしらわれる方が辛い、そんな感じですね
お読みいただきありがとうございます!

そうですね。罵倒は一瞬の爆発であとは燃え尽きて終わりな感じですが、ルシフェルの怒りは静かで、そちらのほうが根が深いために、与えられるダメージも深くえぐられる感じかなと。
[良い点]
描写が丁寧でとても読みやすく、各所の表現がとても綺麗だと思いました。登場人物それぞれにしっかりと個性があると感じ、まだ1章の途中なのですが、ルファとミカエルの今後がとても気になります。天使と悪魔、シリアスな関係にこそ、夢中になってしまいました。
[一言]
文章の表現がとても好きです。応援してます。
  • 投稿者: 藍ねず
  • 2019年 12月09日 22時22分
返信が遅くなり申し訳ありません。
そして、お読みいただきありがとうございます!

文章の表現を気に入っていただき、とても嬉しいです。悩める主人公なので、全体的に暗めのお話なのですが、重すぎず軽すぎずで進めていこうと思っています。
話数が多くなっていますので、ゆっくりお読みいただければ幸いです。
[良い点]
とても文章のクオリティが高く、読み進めやすいものでした。
具体的な描写があり、頭の中で物語をイメージでき、天使についても詳しくなれましたww

[一言]
応援しております!
読んで頂いた上に、感想も書いて頂きありがとうございます!

天使や悪魔のことが分からなくても気兼ねなく読めるようにと書いているつもりですので、読み進めやすいと評価して頂き、嬉しいです。

天使や悪魔に関し、ある程度調べてから作品に反映させていますが、諸説あったり、当作品に合わせてアレンジしている部分もあったりするので、その点だけはご了承下さい(ご興味があれば、どこがどう違うのかを調べてみるのも面白いかもしれません)

ルキアさんにガッカリされないよう、執筆して参ります。
お時間があれば、引き続きお付き合い頂ければ幸いです♪
[良い点]
とても読みやすく、的確かつ緻密な表現描写で、キャラクター達のやり取り、時に戦う姿が見えるようです。
また語彙力も極めて高く、天使学にも造詣が深く、ドンドンと読み進めてしまいました。
また、一般的なラノベとは異なり、しっかりとした読み物として格調高く、それでいて大変に面白い内容なので、これがネットで無料で読めるのは、なにか勿体ないような気分になりました。それほどのクオリティです!
[一言]
天使と悪魔という題材を、最大限に楽しめるエンターテイメントに引き上げた革新的な名作だと思います。
感想ありがとうございます!
文章の読みやすさや表現描写をお褒め頂きありがとうございます。語彙力や表現力もまだまだだと思っていますが、とても嬉しいです!『天使と悪魔』の題材は古典的ではあるのですが、その世界を最大限に表現できるよう、これからも精進して参りたいと思います。
お時間がありましたら、引き続き読んで頂ければ幸いです。

最後に重ねまして、ありがとうございました!
1 2 Next >>