感想一覧

[良い点]
なまことお嬢様とはこれいかにと思い読み始めてしまいましたが、ページを繰る手が止まりません。なんだこれ…！
当方も触手フェチ（健全）を患っており、海中生物ひいては棘皮植物にも多少なりとも造形があるつもりだったのですが、作中に溢れるほど詰め込まれたなまこ愛に圧倒されました。
もちろんそれだけではなく、緻密に練り込まれた古式ゆかしいローファンタジーな世界観や、人間びっくり箱のような主人公にわくわくしながら読み進められています！
特に優雅なようでいて、最終的には拳がものを言いますわよ！と言わんばかりの脳筋お嬢様がたまりません。やっぱ女の子は強くあってこそですね…！
[気になる点]
作中の話では無いのですがひとつお伝えしたいことが。
FAにはPicrewを用いたものがいくつか見受けられましたが、Picrewは現在規約で"有償無償問わず再配布を禁止"しているようです。その規約が公表されたのは今年の夏に入ってからなので、現状で公表しているFAを消さなければならないという効力はないのかもしれませんが、もしも今後同じようなことがあればそれは明確に規約違反となり作者様にも累が及ぶのではと思いました次第です。
もうどこかでこの件について言及されていたのであれば、失礼いたしました。どうぞ流してください…！

[一言]
　最近読み返したので、あらためて感想を。
　「第22話　ひすとりー・てぃーち・あす・なっしんぐ」のクリスティの一言「それは義務よ。愛ではないわ。」にしびれました。とはいうものの、政略結婚の相手と愛をはぐくめなどというのがそもそも多分に無理な話。そんな無理を強いればどこかにひずみが出るのが当然なのであって、おそらくそれはルシウスの方にもろに出たのでしょう。そして悪魔というのはそういうのに付け入るものです。いろいろ考えてみると、以前読んだときよりもルシウスに同情してしまいますな。
　前に読んだときから印象が変わったといえば、ガヴァンお祖父ちゃんもそうです。ハミシュとの決闘のときに怪しげな使い魔の向こうに登場して、そのうえアレクサンドラを一族の者にめあわせるなどという話が出てくるので、最初の印象はすこぶる悪かった。しかし時間を置いていま読み返してみると、単に孫娘の顔が見たかっただけのように思われます。何だかんだ言って手助けもしてくれるし、いいお祖父ちゃんではないですか。
　そのほか細かいところで面白かったのをいくつか挙げると、まず「第9話　もーにんぐ・あれくさ」。髪魔法の話から魔法の得意ジャンルの話に展開するのが、アクロバティックで面白いです。
　「第123話：防衛戦・前」。アレクサンドラ抜きの大規模戦闘というだけで相当な緊張感がありますが、とりわけサリアの突撃はかっこいいですな。アレクサンドラの得意技を使うのがまたいい。あまり意識したことがありませんでしたが、主人公に比べて力の劣る者が奮戦する挿話というのはなかなか燃えるように思います。

[一言]
ここまで英語のルビを一切読まずに日本で読んでたけど、スイジシキシダンでいいのかな。舌かみそう。

[良い点]
うるせえ全部食えが面白すぎてコメントしてしまいました。その前に台詞とのギャップよ…

[良い点]
『ユメナマコ』このナマコは実在する。
[一言]
食えない奴だコレ

[良い点]
まずは、完結に際しての感想がこうまで遅れましたことをお詫びします……どうもすいません。
ひたすらペコペコしておきます。ペコペコ。
そしてこれも今さらながら、お疲れさまでした。

いやー、しかし最終局面は大迫力かつ読み応えたっぷりでしたね。畳みかける展開に息つくヒマ無し。

そして最終戦はもうまさしく天変地異ＶＳ天変地異。えらいこっちゃ。
まあ、自然そのものとも言える神がぶつかるとなりゃ、そうなって然るべきってもんでしょうが。
……けど、その中にあってナッツクラッシュはブッ込んでくるとは。（笑）
これもまた、ある意味相手がゼウスである以上は、やって当然致し方なしといったところでしょうか。（笑）
ともあれ、クライマックスは映像化した場合、『画面が激しく明滅しますのでご注意下さい』の警告待ったなしの一大スペクタクル状態でしたね。まさかここまでいくとは。
でも、ああいうタイトル回収はハデでアツくていいですね。
……それに、鎌のくだりで特に顕著になる、概念勝負的なものも、ボンクラは好きなタイプです。ああいうの面白いですよね。
特になまこ師は要点を押さえた説明が上手いから、殊更映えてる気もします。

でもって、オーラスのあの簡素とも言えるシメにも、一種のこだわりを感じました。
普通に考えれば、重要人物の後日談的なものでもう少しは引っ張るんでしょうが……。
それを蛇足とばかり切り捨てたのは、クライマックスの興奮をそのまま最大限に余韻として残すためなのかな、と。
実際、あのまま続けると、「じゃあどこで切るの？」ってなりそうですし、これまでの構成と比較しても、間延び感は出てしまった気がしますし。
そう考えると、あのシメはやはり英断なのだろうなあ、と思います。賛否両論ありそうですが……って、まあそれはどうやってもあるものでしょうしね。

とにもかくにも……全体を通して、単なる小説におさまらず、裏にある壮大な設定も含めて、エンターテイメント作品としてしっかり結実しているのはさすがだなあ、と改めて思いました。
ボンクラごときが改めて言うまでもないことでしょうが、面白かったです。

[一言]
スタッフロールの末席に名を連ねていただけましたこと、改めてお礼を申し上げます。
……ぶっちゃけ畏れ多いですが。（笑）

[一言]
愛の力ぁぁぁぁぁああああ！！！！
末長く…爆発してしまうぇぇえええええええ！

[一言]
あの禁術はこの時のためにあったのかっっ

[一言]
ぅゎι゛ょιっょぃ

50話に続き100話でもなにやらサプライズが…
うむ。お子様だからまるでわからねぇや(血涙)

[一言]
自分も胃袋つかまれたいなぁ