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[良い点]
 1章は、序盤の不穏な感じから、成長モノになって、裏切りエンドからのクトゥルフ的展開は、胸アツでした。
 キャラクターの配置も無駄なくて、その存在性の意味が、頭に自然と入ってくる感じでした。
  文体(語り口)も好きですし、描写も景色が見える感じでした。
[気になる点]
 ただ、2章の『独り立ち』から、「あれ?」って感じになりました。ラインツとレイヴンのコンビの物語だと思ったからです。
 『孤児と貴族』で、さらに違和感がでてきました。この物語はレイヴンを第二の主人公とする物語ではない、と思ったからです。
 『謎の巨大毛玉探し』からは惰性で読んでいました。
 『泣き虫な暗殺者』で、実質的に断念しました。あくまで個人的にですが、話についていくのがしんどかったです。
 あとは簡単に流し読みで『剣士ラインツェールト』まで読みましたけども、物語の筋としてすっきりしなかったです。
[一言]
 1章は、語り口、描写、キャラクター、ストーリー、世界観、どれも完璧に思えました。もちろん、読者を選ぶ内容だとは思いますけども、完成度として凄いなと思わせる世界がありました。
 面白かったです。

 2章は、もはや別作品だと思いました。
 レイヴンとラインツが逃亡しつづける章とするならば、分かりやすかったと思います。
 もしくは、1章のラストの逃亡において、レイブンではなくアレックスと出会う形でエンドとし、2章へと続くなら、まだ分かりやすかったと思う。
 けども実際は、レイヴンの役割が、アレックスに引き継がれた後、ごちゃごちゃと物語が入り組んで、かなりのストレスでした。
クロスオーバー様、はじめまして。ご感想ありがとうございます!

とてもたくさんのことを書いていただき、また小説のキャラクターをしっかり見ていただけたこと、大変嬉しく思います!

一章の流れは最も書きたかったものなので、そのように仰っていただけて驚きと感激でいっぱいです…!

二章に関しましては、その場その場で書き続けているためとても読み辛かったと思います。それでも途中まで読んでいただき感謝いたします。全体的に改稿の余地が十分にあるので精進いたします!

作者自身もかなり混乱しながら広げた風呂敷を畳んでいる最中です。

差し出がましいこととは存じますが、もしもう一度「隻眼の悪魔が異世界の勇者になる日」を読む機会がありましたら、「ジークハルトという名の男」にて伏線を張っている通り、これから(未公開ぶん)のレイヴンの活躍を期待していただければ幸いです。

今後もラインツというとても不安定なキャラが、彼の周囲の人々が、人生の道標を見つけてしっかり歩んでいけるような物語を綴りたいと思います。


ご感想、とても参考になりました。ありがとうございます。
  • 傘丸
  • 2020年 11月27日 02時40分
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