感想一覧

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[良い点]
圧倒的な構成力に豊富な心理描写と文章の妙が、作品世界に素晴らしい存在感を与えている。
[一言]
初めまして、岳飛と申します。
御作を拝読させていただきました。個人的な感想ですが、実に面白い!!
死の超越、そんな世界など見たくもないし、存在してはならない、というのが個人的な考えですが、御作ではその悍ましさが充分に伝わりました。
死なない、ではなく死ぬ前の自分を産み出す。その歪さと社会の狂いっぷりは見ていて、ホラー映画を見るような背筋に悪寒が走る面白さになっていると思います。
それでも、そんな世界で懸命に生きる者たちはいる。社会と人とは全く異なるという事なのでしょうね。
そして、自己複製という方法ならではの身の毛のよだつ対立を見守る主人公……すばらしい!!
ちょっと、マイナスな単語が並んでいますが、作品としては絶賛できる面白さです。

  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 04月03日 21時01分
管理
岳飛さま

コメントいただきありがとうございます。
過分なお褒めの言葉の数々、恐縮です。
少し重めのテーマの作品ですが、お楽しみいただけたようで幸いです!

レビューまでいただき、ありがとうございました!
[良い点]
生と死、貧と富、自然と不自然、月と地球
そんな、対極に有るものが、心揺さぶられる愛(眼・アイ)によって纏められていて、上手く言えないんですけど、とにかく素敵でした。
切なさの中にある『確かな愛』が、だからこそより切ないんですけど、胸を締め付ける。うぅっ。
その先を想像させてくれる終わりかたも好きです。


[一言]
ロゴがまた、この世界観にピッタリ!!
  • 投稿者: m
  • 2019年 01月31日 20時52分
mさま

拙作をお読みくださりありがとうございます。

いろいろな想像をかき立てていただけたようで、私も書いた甲斐がありました。

ブーバンさんにいただいたロゴも素敵ですよねー。

感無量です!
[一言]
大変面白かったです。

何度も何度も自己複製を行う人間はもはや人間ではないのかもしれませんね。

おお、ブーバンさん、拙作をお読みいただきありがとうございます。

本作では、自己とは一体なんなのか? というテーマが根底にあります。

おっしゃるように、記憶を引き継いで自己複製しても、それは本人ではない、それどころか人間ですらないという考えもあるかもしれませんね。
[一言]
考えさせられるお話でした
これから先起こり得るかもしれないことを一人称で書くことによって、
臨場感が伝わってきました。
また、日記のように思い出を語っているようにしている点も
面白いと思います
  • 投稿者: 榛原郷
  • 2019年 01月17日 17時28分
榛原郷さま

コメントいただき、ありがとうこざいます。
また、お褒めのお言葉も恐縮です。
拙作をお楽しみいただけたようで、作者としても嬉しいです。
( ´ ▽ ` )
[一言]
ネタバレありの感想です。未読の方はご注意ください。

こんにちは。
実はエッセイ「満員電車のなかで居眠りをしていた男が目を覚ますと目の前にお腹の大きな女性が立っていました、というお話」を拝読しておりまして(感想欄に行っていない読み逃げですみません)、今回は短編を拝読いたしました。

読み終わって最初に出た言葉は「切ない」。感情としては、「苦しい」ですね。この真相のわからないもやもや感。きっと彼女も、オリジナルの彼も、複製の彼も、みんな互いに「愛」を持っているのに、それがうまい具合に相手には伝わらない。このすれ違いが苦しくて、ほろ苦くて、たまらないです。

月にいるオリジナルの彼は、世界を変えることで彼女と「対等」になろうとしたのでしょうか。そして地球にいる複製の彼は、世界を元にもどす(正確にはその作戦に参加する)ことで彼女と「対等」になろうとしたのだとしたら何というどうしようもない恋なのでしょう。

最後までわかりあえないまま彼女がなくなったとして、再生を希望しない彼女は、今度はふたりの男によって複製されてしまうような気がしてなりません。果たして彼女たちに平穏と幸せは訪れるのか。ほうっと、思わず小さく息をもらしてしまうような、なんとも満足感の高い作品でした。
石河 翠さま

コメントいただき、ありがとうございます。

「満足感の高い作品」とのお言葉、とてもうれしいです。
詳細なコメントの数々も、私の描きたかった世界観をご理解して頂けたと分かり、やはり大変うれしく思いました。

私の方も、石河 翠さまの短編を拝読させて頂きましたが、切なくも美しい素敵な物語だと感動しました。

今後ともお互いに執筆活動を頑張っていきましょう!
[良い点]
他の作品とは、雰囲気も作風も違っていて驚きました。
こんな小説を書いていたなんて、しかも星新一賞の最終選考に残ったなんてすごいです。
また、このような作品を書かれたら読んでみたいです。

  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 01月14日 21時38分
管理
あんどーなつさま

コメントいただきありがとうございます。
「このような作品を書かれたら~」とは嬉しいお言葉、ありがとうございます。
実は、雰囲気や作風が異なるものはPNを変えて公募に出してまして……でも、また考えてみますね。

[良い点]
卓越した構築力と心理の綾を克明に描出した傑作です。
並の作家ではこううまく書けるはずもなく、きら幸運さんの能力の高さをまざまざと知りました。
該博な知識も彩りを添え、佳作としかいいようがありません!(^_^)
[一言]
びっくりしました!(^_^)
  • 投稿者: 退会済み
  • 2019年 01月12日 18時35分
管理
緒形誠志さま

コメントいただきありがとうございます。
お褒め頂き恐縮です!
本作は私が小説を書きはじめた初期に公募に出したものです。
講評で指摘された箇所を踏まえて一部改訂していますが、緒形さんにびっくりまでしていただき、うれしい限りです。

てか、私の方こそ、緒形さんのショートショートも楽しみにしてまーす。
[良い点]
凄く練り込まれた構想に、抜群の描写力、登場するキャラ達の人生に切なくなりました。

とても、綺麗な題名と物語。
なのに、人類への皮肉?でしょうか悲しみや切なさがたまらなく良い話で面白かったです♪

良い物語をありがとうございます!!
m(_ _)m
[一言]
応援しています♪
(*`・ω・)ゞ
神戸 遊夜さま

本作を高く評価して頂き、とても嬉しいです。

応援もありがとうございます。

これからも共に執筆活動を頑張っていきましょう!
[良い点]
月はなんて無慈悲なの。
ハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」から、インスパイアされた小説なのでしょうか。

頭記しました一文が胸に迫る、切ないお話ですね。
恵美乃海さま

コメント頂き、ありがとうございます。

>ハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」から、インスパイアされた小説なのでしょうか。

文中の一文に気づいて頂けましたか。嬉しいです。

厳密には、本作の元々の発想は別にありますが、書き進めているうちに「月は無慈悲な夜の女王」を読んだ記憶がよみがえって来ました。

なろう小説の本流とは外れた作品だと思いますので、こうしてコメントを頂けたのはとても嬉しかったです。
[良い点]
しっとりとした語り口のお蔭で、先を急ぐ事なく、勝手に情景を想像しながらじっくりと読めました。
切ない終わりも良いな、と久しぶりに思いました。
[一言]
改定される前のものも読んでみたい…と思いました。
  • 投稿者: 夢想紬
  • 2018年 12月01日 18時54分
夢想紬さま

コメント頂きありがとうございます。

切ない終わり方を受け入れて頂けたのも嬉しいです。

改訂前のものは、申し訳ございませんがご勘弁を……

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