感想一覧

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[良い点]
企画ご参加ありがとうございます。

雪をめぐる言葉で、これだけバラエティ豊かに孤独を描ききる感性に、ため息が出てしまいました。


>僕の周りで塵やほこりのように漂う 君との思い出よ/核となって六花へ変わってくれないだろうか

美しい結晶となったところですぐに消えてしまうでしょうに、なんとも切なく美しい表現です。


>ガラス一枚隔てて存在した 僕と君の/心の温度差は結露を誘って 不透明に曇らせた

こちらも、結露という身近な現象に心情描写を重ねて、二人の間に決して崩すことのできない壁があることを視覚的に表現なさっています。
窓ガラスの透明感、結露の一粒一粒の水滴の煌めきが伝わってきます。


>慌ただしく浮かれる街で一人/僕は雪紐に縛られている

師走のせわしさから一人取り残されて、何もできずに動けないでいる様子が、「雪紐」という言葉が織りなすイメージで射止めるように描写されていました。
志茂塚さま
ご感想ありがとうございます。

一つの言葉で連想を広げるの、好きなんです。詩なので、存分にやれて楽しかったです。

六花へ変わってくれないだろうか、というのはいっそ六花になって溶けて消えてくれ、という願望も入ってます。

結露も主婦を悩ませる冬の現象(笑)ですよね。
二人の間の冷たい壁、そこに結露がついて余計に見えなくしている、そんな感じです。

最後はまさにそのまま。

楽しい企画をありがとうございました。
[一言]
あれ、こちらの企画にも、とは、遥さまも神出鬼没ですね( ̄▽ ̄)


もう、来年は春なんて来ないんじゃないかしら……
そんなことを思わせる空。
淡々とした自然の描写に心情をこすりあわせていくところが、さすがです( ̄▽ ̄)
檸檬さま
だってお気に入りさんとこで目にしたら!
ウズウズするじゃないっすかー!
檸檬さんも大概ですよね(笑)

春どころか、まだ冬がきたばかり……あ、初雪入れればよかった……。
ありがとうございます!
[良い点]
とても美しかったです。
六花のところでは、見えないはずの雪の結晶と、そこにいない女性の面影が見えるようでした。

あとがきの解説もありがたく、読み直しに大変有効でした(最近気づいたのですが、私は最低でも二回は繰り返し読むクセがあるようです)。
[一言]
六花って表現好きです。
もしいつか企画お題出すなら、六花の○○とか素敵よね、などとぼんやり考えるくらいには(^^)
日本語の言葉の別称は味があっていいですよね。


相内さま
ありがとうございます。
六花に女性の面影まで見てくださるとは。確かに、あの華やかな結晶は女性を思わせますよね。

あとがき、私なら入れてないと分からないので、意味を書きました。
本当は一回で分かって、読み直したい人だけが二回読めばいいようにした方がいいんですけど。

六花の表現って素敵ですね。
わお、六花のお題いいですね!ワクワクします。
そうそう。日本語って美しいなぁと思います。
[良い点]
拝読しました。
失ったものは容易に取り戻せない(恐らく彼女は二度と戻らない)
やり直すにしろ、前に進むにしろ、彼は自分を見つめ直すべきと思いました。

春と君…入れ替えて振られたルビに、去ってしまった彼女との距離を一層遠いものに感じさせられました。
[一言]
まさに雪三昧ですね。
六花(むつのはな)まで雪の事とは、最初は気付かなかったです。
雪でここまでバラエティーに富んだ表現、しかも『僕』の心情をより際立たせる使いどころ、さすがです。
  • 投稿者: 33R
  • 男性
  • 2018年 11月06日 21時00分
33Rさま
》やり直すにしろ、前に進むにしろ、彼は自分を見つめ直すべきと思いました。

その通りですね。まあ、ちょっと時間がかかるのかな。

春と君のルビ入れ替えは、温度差や距離、心の有り様などの意味合いだったので、そう感じてもらえると嬉しいです。

雪三昧でやってみました。
六花(むつのはな)の表現、響きが綺麗で好きなんですよ。
しかも目にも浮かびやすい。考えた人、凄いなあって思います。

今回は雪の季語から想像を広げて当てはめてみました。
褒めて下さり、ありがとうございます。
[良い点]
切なーい!
生活していくなかでのすれ違い、これだという理由はぼかされて。
雪の様子が所々、またそのものとして印象に残ります。
そして「君」と「春」
隣合っているのに相容れない。かー!切なーーい!

知らない言葉がたくさんあったので注釈?があって良かったです(笑)

  • 投稿者: みわかず
  • 女性
  • 2018年 11月06日 20時25分
みわかずさま
生活の中でのすれ違いって、ゆっくりすぎて気づかない。
理由も後から思えばありすぎて曖昧。
そんなもんなんじゃないかなー、と。

雪の季語って素敵で、心情を現すのにぴったりなんですよね。

》そして「君」と「春」
隣合っているのに相容れない。かー!切なーーい!

あ、いいですね、それ。使わせてもらお。
温度差とか受ける印象の意味で使いましたけど、考えてみれば冬と春って時系列てきにも重ならない。
より切ないかも。

私も知りませんでした。
注釈ないと分からないです(笑)
[良い点]
たくさんの雪の呼び名で重ねていく描写が非常に好みです。
歌詞にもなりそうですね!
[一言]
やっぱり遥様の詩はいいですね。好きだなあ(*´∀`*)
小鳩さま
きゃーっ、ありがとうございます!

》歌詞にもなりそう
バレてますね(笑) 意識してました。

好きだなんて(*´∀`*)ポッ
[一言]
あくまで私見ですが
落ち込んでいる男に雪の綺麗な情景描写が勝利を収めて

読後、綺麗な風景だったなぁ (•‾⌣‾•)
という感想が残っちゃいました (≧m≦*)
かませ太郎さま
感想はやっ!!

どっちかというと心情よりも情景描写の方へウエイトを置いたので、その感想はごもっとも!
雪の季語を使って作りましたから。

核心ずばりな感想をありがとうございました。
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