エピソード33の感想一覧
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[一言]
痛み……。そうですね。最近、ふと思えてしまったことと重なってしまったので、……少し、失礼します。
**
確かに物語の展開上、主人公以外のモブの不幸まで痛みを描写してしまえば物語の軸がぶれてしまうように思えてしまうことがあります。私は、そのせいなのかどうなのか、心情を描写出来ないキャラクターを物語に登場させることが苦手で書ききれる自信がないので、なかなか出来ません。たった数行のみ登場して命を落とすようなキャラクターは今の私では生み出せないのです。
面白げな行為をする人描写なら辛うじて出来るかもしれません。それも数人ですが……。その人物を個として描き出そうとすれば、背景に出来なくなってしまいます。
……最近、思うのは、そういった背景にすり込まれるような人々の描写まで出来るようになれば、もう少しだけ
筆力が上がったと言えるのかな……と、ぼんやり思えてきたことです。私は、文章を書くことが本当に下手くそですが、客観的な描写に徹することが特に苦手で……背景や物語の背景となるような名もない人々を描写することも苦手です。
**
……それは、上手く言えないのですが、想像が出来ないのではないのです。想像出来るように頭を客観的な目線に切り替える訓練が下手くそ……というのか、描写が苦手な根本はそこにあるように思えてなりません。
……例えば、物事の問題が、目の前に一つあるとします。事象
目の前のものだけに集中して物事を解決する目線さえあればその物語は進んでいくのですが、それだと、その一つの意識に集中すれば良いから、つい、深く心情描写まで入り込んでしまいがちなのですが……、
それって、客観的描写だけで表現出来る事柄であることだってあるわけではないですか……、私は、そこの書き分けが本当に下手くそで、人を絡ませての間接的な心情表現が出来ないのです、頭がごちゃごちゃになってしまって……余裕がないというのか……。私にとっては、こういったことは高度なことになっていて、頭が三回転ぐらいしないと出来ない芸当なのです、
……具体的には、一度、深く心情描写を書いた視点を書いたものを見ながら、その設定に他者を絡ませてもう一度同じ状況を別の書き方で書く案をもう一度書くような感覚です、
そういった複雑な頭の中の計算が出来ないのは、私が頭が悪いからなのだとも思いますが、それ以上に物語を書くという行為そのものが複雑で難しいからなのではないかとも思えてしまいます。
仰っているストレス展開だって、試練だって、痛みだって、書き方次第で……練られた展開で……描写力で、甘いも辛いも苦しいも、匙加減を変えるような気がして……。
……こういうのって、本当に考えると苦しいですね……。書くことを仕事にされている方に対して、頭が下がります、苦悩の連続にしか思えてならないです、
……すみません、弱音と愚痴になってしまいました……、m(__)m
痛み……。そうですね。最近、ふと思えてしまったことと重なってしまったので、……少し、失礼します。
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確かに物語の展開上、主人公以外のモブの不幸まで痛みを描写してしまえば物語の軸がぶれてしまうように思えてしまうことがあります。私は、そのせいなのかどうなのか、心情を描写出来ないキャラクターを物語に登場させることが苦手で書ききれる自信がないので、なかなか出来ません。たった数行のみ登場して命を落とすようなキャラクターは今の私では生み出せないのです。
面白げな行為をする人描写なら辛うじて出来るかもしれません。それも数人ですが……。その人物を個として描き出そうとすれば、背景に出来なくなってしまいます。
……最近、思うのは、そういった背景にすり込まれるような人々の描写まで出来るようになれば、もう少しだけ
筆力が上がったと言えるのかな……と、ぼんやり思えてきたことです。私は、文章を書くことが本当に下手くそですが、客観的な描写に徹することが特に苦手で……背景や物語の背景となるような名もない人々を描写することも苦手です。
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……それは、上手く言えないのですが、想像が出来ないのではないのです。想像出来るように頭を客観的な目線に切り替える訓練が下手くそ……というのか、描写が苦手な根本はそこにあるように思えてなりません。
……例えば、物事の問題が、目の前に一つあるとします。事象
目の前のものだけに集中して物事を解決する目線さえあればその物語は進んでいくのですが、それだと、その一つの意識に集中すれば良いから、つい、深く心情描写まで入り込んでしまいがちなのですが……、
それって、客観的描写だけで表現出来る事柄であることだってあるわけではないですか……、私は、そこの書き分けが本当に下手くそで、人を絡ませての間接的な心情表現が出来ないのです、頭がごちゃごちゃになってしまって……余裕がないというのか……。私にとっては、こういったことは高度なことになっていて、頭が三回転ぐらいしないと出来ない芸当なのです、
……具体的には、一度、深く心情描写を書いた視点を書いたものを見ながら、その設定に他者を絡ませてもう一度同じ状況を別の書き方で書く案をもう一度書くような感覚です、
そういった複雑な頭の中の計算が出来ないのは、私が頭が悪いからなのだとも思いますが、それ以上に物語を書くという行為そのものが複雑で難しいからなのではないかとも思えてしまいます。
仰っているストレス展開だって、試練だって、痛みだって、書き方次第で……練られた展開で……描写力で、甘いも辛いも苦しいも、匙加減を変えるような気がして……。
……こういうのって、本当に考えると苦しいですね……。書くことを仕事にされている方に対して、頭が下がります、苦悩の連続にしか思えてならないです、
……すみません、弱音と愚痴になってしまいました……、m(__)m
エピソード33
感想ありがとうございます。
……実は、私の周りには、かなりサクッと登場人物を退場させる人が多くてですね。すぐに命を落とすようなキャラを登場させることができないという意見はちょっと新鮮だな、なんて思いながらこの感想を読ませてもらいました。
でもまあ、物語を面白くするために軽々しくキャラを殺す人とは、私はあまり仲良くできない気がします。第一、私の場合だと、キャラを殺しても、要所要所でキャラがその人のことを思いだしたり心の中で語りかけたりしますからね。死=退場にはなかなかなってくれないのです(笑)
その辺り、自分が満足するように書けないのなら、とりあえず書くのを避けるのもアリだと思います。ただ、書くジャンルやテーマにもよりますが、死を扱えるようになった方が良い話というのは確かにあります。なので、訓練的な意味合いを込めて、短編とかで少し死を扱うことに挑戦しても良いのかな、とも思います。
時間をかけてしっかりと推敲する。書き上げたあと、すぐに公開せずに数日間寝かしておいてから読み返すと、いろんなことが見えたりします。一度公開してしまうと、なんとなく書き上げた気になってしまいますからね。苦手分野に挑戦しながら慎重に、今までよりも頑張ったと自分が思えるところまでは見直してみて、その上で公開すれば、たとえ上手くいかなくても、何か得るところはあるのかな、なんて思います。
◇
私の好きななろう作品に「かわいいコックさん」という人気作品があるのですが。作者の霜水無様はこの作品が初投稿作品なのでしょうね。初めて読んだときは私も読み専で、色々と楽しそうに書かれてるなぁなんて思いながら読んでいた記憶があります。……というかまあ、はるか雲の上の人なのですが(笑)
この作品の序盤の見せ場に「糧を得よう」という話があるのですが。この話、同じ話を視点を変えて、計三回も繰り返し書かれています。
・かわいいコックさん(https://ncode.syosetu.com/n7657bb/)
糧を得よう(ユーリ視点)
糧を得よう(エリエス視点)
・かわいいコックさん小話部屋(https://ncode.syosetu.com/n0390bd/)
糧を得よう(ディルナン視点)
……まあ、内一回はおまけ的な扱いだとは思いますが。それでも、この「伝わるまで同じ話を何度も書く」というやり方は、いかにも「なろう作家」らしい書き方かななんて、今でも思っています。
私もね、同じ話を形を変えてみたり別視点で書いてみたりということは何度かしたことがあります。例えば、少年少女の淡い恋愛話を書くのに、まずは少年側の視点で書いて、その後に少女側を書く。そうすると、何か気付きは出てきますからね。それを少年側に反映させて、さらに少女側に反映させてと繰り返す。まあ、最終的に公開したのは少年側の視点だけですが、だからといって少女側の視点で書いた原稿が無駄になった訳じゃないと、今でも思っています。
他に、同じ話を一人称と三人称、さらに客観的な視点で書いてみて見比べたこともあります。色々な書き方を試せば、何がしかの気付きはあると思います。なので、最終的に公開するのが一つだけでも、無駄にはならないのかなと。
◇
結局、自分が弱いところ、自分の苦手なところを何とかしようと思ったら、筆を動かすしかないと思います。人よりも時間がかかるかもしれないし、なお他の人には届かないかも知れない。……というか、私も執筆歴は四年弱かな? 文章力という点ではまだまだ初心者です。なので偉そうなことは言えないのですが。
それでもね、今の自分にできないことをしたいのであれば挑戦しないといけないし、どんな手を使ってでも一度は「自分の手で」生み出さないといけない。そして、一度でも結果を出せれば、それは自身への糧になる。そう信じて、とにかく書くのが、なんだかんだで一番かなと。
……まあ、そのスタンスは人それぞれで良いと思いますが。ただ、書く目的がどうであれ、「上手くなりたい」という意識は持ち続けた方が良いと、そう思います。
それを持ち続ければ、少しずつでも前に進むと思いますし、気が付けば遠くまで来ていた、なんてこともあると思うのですが、どうでしょうか? スマートになんてできなくても、最終的に望む姿に少しでも近づくことができればそれで良いのかなと、そんな風に思います。
……うん、また長文になってしまいました。少しごめんなさいです。
……実は、私の周りには、かなりサクッと登場人物を退場させる人が多くてですね。すぐに命を落とすようなキャラを登場させることができないという意見はちょっと新鮮だな、なんて思いながらこの感想を読ませてもらいました。
でもまあ、物語を面白くするために軽々しくキャラを殺す人とは、私はあまり仲良くできない気がします。第一、私の場合だと、キャラを殺しても、要所要所でキャラがその人のことを思いだしたり心の中で語りかけたりしますからね。死=退場にはなかなかなってくれないのです(笑)
その辺り、自分が満足するように書けないのなら、とりあえず書くのを避けるのもアリだと思います。ただ、書くジャンルやテーマにもよりますが、死を扱えるようになった方が良い話というのは確かにあります。なので、訓練的な意味合いを込めて、短編とかで少し死を扱うことに挑戦しても良いのかな、とも思います。
時間をかけてしっかりと推敲する。書き上げたあと、すぐに公開せずに数日間寝かしておいてから読み返すと、いろんなことが見えたりします。一度公開してしまうと、なんとなく書き上げた気になってしまいますからね。苦手分野に挑戦しながら慎重に、今までよりも頑張ったと自分が思えるところまでは見直してみて、その上で公開すれば、たとえ上手くいかなくても、何か得るところはあるのかな、なんて思います。
◇
私の好きななろう作品に「かわいいコックさん」という人気作品があるのですが。作者の霜水無様はこの作品が初投稿作品なのでしょうね。初めて読んだときは私も読み専で、色々と楽しそうに書かれてるなぁなんて思いながら読んでいた記憶があります。……というかまあ、はるか雲の上の人なのですが(笑)
この作品の序盤の見せ場に「糧を得よう」という話があるのですが。この話、同じ話を視点を変えて、計三回も繰り返し書かれています。
・かわいいコックさん(https://ncode.syosetu.com/n7657bb/)
糧を得よう(ユーリ視点)
糧を得よう(エリエス視点)
・かわいいコックさん小話部屋(https://ncode.syosetu.com/n0390bd/)
糧を得よう(ディルナン視点)
……まあ、内一回はおまけ的な扱いだとは思いますが。それでも、この「伝わるまで同じ話を何度も書く」というやり方は、いかにも「なろう作家」らしい書き方かななんて、今でも思っています。
私もね、同じ話を形を変えてみたり別視点で書いてみたりということは何度かしたことがあります。例えば、少年少女の淡い恋愛話を書くのに、まずは少年側の視点で書いて、その後に少女側を書く。そうすると、何か気付きは出てきますからね。それを少年側に反映させて、さらに少女側に反映させてと繰り返す。まあ、最終的に公開したのは少年側の視点だけですが、だからといって少女側の視点で書いた原稿が無駄になった訳じゃないと、今でも思っています。
他に、同じ話を一人称と三人称、さらに客観的な視点で書いてみて見比べたこともあります。色々な書き方を試せば、何がしかの気付きはあると思います。なので、最終的に公開するのが一つだけでも、無駄にはならないのかなと。
◇
結局、自分が弱いところ、自分の苦手なところを何とかしようと思ったら、筆を動かすしかないと思います。人よりも時間がかかるかもしれないし、なお他の人には届かないかも知れない。……というか、私も執筆歴は四年弱かな? 文章力という点ではまだまだ初心者です。なので偉そうなことは言えないのですが。
それでもね、今の自分にできないことをしたいのであれば挑戦しないといけないし、どんな手を使ってでも一度は「自分の手で」生み出さないといけない。そして、一度でも結果を出せれば、それは自身への糧になる。そう信じて、とにかく書くのが、なんだかんだで一番かなと。
……まあ、そのスタンスは人それぞれで良いと思いますが。ただ、書く目的がどうであれ、「上手くなりたい」という意識は持ち続けた方が良いと、そう思います。
それを持ち続ければ、少しずつでも前に進むと思いますし、気が付けば遠くまで来ていた、なんてこともあると思うのですが、どうでしょうか? スマートになんてできなくても、最終的に望む姿に少しでも近づくことができればそれで良いのかなと、そんな風に思います。
……うん、また長文になってしまいました。少しごめんなさいです。
- 市境前12アール
- 2020年 06月10日 02時24分
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