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[気になる点]
>消費税増税 = 個人の消費減少 = 国の税収増加 = 国の消費増加


このロジックがまず破綻している。
消費税の増税分以上に、消費が落ち込めば、消費税から得られる税収は、増税する前より減る。つまり『国の税収増加』は成立しない。

 もっと言えば、『個人消費の落ち込み』を、財政政策における投資(いわゆる公共投資)でカバーしようとすると、かなりの確率で、財政的にマイナスになる。
 何故なら、内需の割合を大きく占めるのは個人消費だからです。

 つまり、消費税の増税は、税収増加を目的にする為のものではなく、消費を抑える為にあります。

 消費税の導入前に、物品税というものがあって、主にぜいたく品に対してかけられていました。国民のお金の使い方を政策において、制限する為です。
 ちなみに、ガソリン税もある種の物品税ですね。日本は石油を外国に依存していますから、その消費をコントロールする意味があるのです。

 現在、マスメディアで語られている消費税の役割というのは、すべて嘘っぱちです。
 消費税が、福祉目的で利用されるというのも、むちゃくちゃな話で、その理由となっている『消費税は安定的な財源だから』というのも、まったくのでたらめ。
 消費税は景気に左右される超不安定な税制で、ただし、生活必需品が対象になる故に、ある程度のベース税収が見込めるだけなんです、、、が、国民生活を圧迫することとバーターである為(なにせ生活必需品に税をかける訳ですから)、その税収を国民生活を支え応援する『福祉政策』の為に使うという言い分そのものが、極めて皮肉としか言いようがない訳です。

 福祉、つまり、国民生活を安定化し、より充足させる事で、人々の幸福を向上させる事、、、これを考えるなら、消費税そのものを廃止した方が、よほど公共の福祉なんですよ。
 笑い話どころじゃない、欺瞞ですよ。
[一言]
 ネットのサイトとかを、いくらか巡れば、ここら辺の問題指摘は割と転がっていると思うんですけど。
感想ありがとうございます。

ここら辺の問題指摘は分かっています。
その上で、消費税増税が悪いのは分かった上で、景気と結びつけて語るのは間違いなのでは?
これを考えてみたエッセイです。
本文の通りですが、一時的・精神的要因を除けば、この ロジックは成立します。
残りの個人の消費減少原因は、消費税増税で税金で取られた分消費が減った、ですから。
純粋に学問的なもの。机上の空論で遊んでみるようなエッセイです。
長年の不景気を全て税金のせいにするのは間違いではないか?
基本的・根本的な不景気原因は消費税増税ではない。
消費税について言いたいのは、ココだけです。
消費税をいい税金だとも、増税推進だとも言ってないんです。

ご意見をいただき、丁寧な書き方になっていなかった。
趣旨が分かりずらかったと反省するところです。





  • 歌雅手ミル
  • 2018年 11月18日 07時13分
[気になる点]
論点がズレますけど、
マインドを無視して良いんですかね?

バブルが崩壊して以降、
日本人のマインドって、
あまり変わっていないような。
[一言]
現実に合わない結論が出る事には、
問題が無いと思いますが、
読んだ人は、
何故、
現実と違うのか?
に関心が行ってしまうと思います。
感想ありがとうございます。

マインドの話については、すみません。正直、議論を避けました。本当に消費税のせいなのか。十分な根拠はないので、どこまでいっても主観になるんです。僕の主観としては、根本的な原因ではないだろう、です。

僕が原則論を大事と考えているため、こういう書き方になりました。ご意見はもっともで、現実の経済との離反については、もっと書くべきだった気がします。今後の参考にしたいと思います。(今後はないかもしれませんが)


  • 歌雅手ミル
  • 2018年 11月17日 07時38分
[一言]
将来的に人口が減って先細りが見えて来た昨今、負債額は減らすに越した事はありませんからね。

むしろ、私は軽減税率に違和感を覚えます。

日常的に消費する必需品にこそ通常の税率を定めて買い控えできないようにし、高額商品になればなるほど軽減税率を段階的に適用するほうが効果的な気がしますね。

お金持ちに使って貰わないとです。

まぁ、世の中はピラミッド構造で低所得層が圧倒的なわけですから、民主主義の中では合理性の追求は難しいでしょうね。

平均的な国民の知識水準で賛同してもらえる案が最良に至る確率は低いわけで、本当の妙案は10人いれば9人は理解できずに反対すると言われるわけです。理解の上で反対されるのは失策ですけど(笑)
感想ありがとうございます。

このエッセイは景気に悪影響か否かで、国の借金返済を評価しています。
当然、別な観点はあるでしょう。

軽減税率について調べれば、ダメな制度である。これは、すぐ分かると思います。
賛成する専門家はいないのに、何故か導入決定した不思議な制度です。
  • 歌雅手ミル
  • 2018年 11月16日 06時25分
[一言]
はい。はい。

「国の借金返済を悪とする」ですね。

この、国の借金返済は日本にある財政法と法律に明記されていない官僚が作った60年(年数は間違っているかも知れません)償還ルール(財務省ローカルルール)に則ってしているだけなので、官僚的思考とはまた別の話です。

財政法を変える、このローカルールを止める。プライマリーバランスの黒字化なんて書いてある三党合意を破棄する等、枷を外してやれば良いだけです。

マニアック過ぎな内容でごめんなさいです。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2018年 11月15日 23時02分
管理
今さらですが、これは僕が自分で考えた理論なので、素直に凄い才能と褒められて光栄です。

感想ありがとうございました。
  • 歌雅手ミル
  • 2018年 11月16日 01時28分
[一言]
大丈夫です。仰りたい事は理解しております。

ただ、それは無駄なコストです。そんな余計なコストを掛けるなら素直に減税すれば良いだけですからね。

税は徴収にコストが結構掛かる上に滞納や抜けがかなりあるので、絶対に等価にはなりません(消費税5%の段階で3割近くは消費税の滞納があった筈です)。

今、増税の影響を減らす為にキャッシュレス化による還元であったり、プレミアム商品券の検討がされているニュースを見ましたか?

作者様のお考えが実務になるとこんな感じになります。これらのニュースを見て、どう感じましたか?

なので、最初に官僚の人達の使うロジックと書きました。

彼らの言い分はまさにこれなんですよね。今回のエッセイはそういう意味で本当に驚きです。

なお、格差是正で一番有効な方法はインフレです。借金をしても返済に困らない経済状況にするのが手っ取り早いです。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2018年 11月15日 22時34分
管理
えー、残念ながら「作者のお考えが実務になると〜」でやはり伝わらなかったと思いました。
僕は消費税増税に反対です。
実際には景気は悪化します。
本文に書いてあるんです。
学問は嫌いですか?
思考実験はどうでしょう?
机上の空論という意味で、官僚ロジックと言ったなら、まさに正解です。
このエッセイの趣旨は、消費税増税が悪なのか?
いや、国の借金返済が悪である、ですよ。
緊縮財政を悪としているのだから、カバ太様のインフレが良いというのと一致してます。
  • 歌雅手ミル
  • 2018年 11月15日 23時14分
[良い点]
はい。はい。これは消費増税を推進する官僚の人達の使うロジックですね。

なろうでこれを読めるとは思いませんでした。

作者様はこれを自分で考えたのですか? だとすれば、素直に凄い才能だと思います。
[一言]
日本の消費税はヨーロッパの付加価値税とその中身が違っているので、そこから始めないといけないのですが、それはまた別の話題ですね。

念のため、確認として書いておきますが、日本の消費税が一番駄目な理由が逆累進性です。

つまり、貧乏人がより貧乏になる税です。

なお、学術的に最も公平な税金は人頭税らしいです。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2018年 11月15日 20時38分
管理
追加で、すみません。
国の借金返済を悪とするのは官僚ロジックらしくないと思うのですが、そこはどうですか?
  • 歌雅手ミル
  • 2018年 11月15日 22時16分
感想ありがとうございます。

僕は消費税増税には反対です。増税推進理論に見えてしまったなら、残念です。
消費税の逆進性については知っています。
あくまで純粋理論として、消費税が悪なわけじゃないが、言いたかったのですが伝わらなかったでしょうか?
消費税の税収を貧乏人に全て配ったとしても、消費税は悪でしょうか?
僕は税金はその使い方もセットで考えなくてはいけないのではないかと思います。

格差是正政策としては、所得税や相続税の増税が有効ですが、それは今回の趣旨ではないので書きませんでした。

  • 歌雅手ミル
  • 2018年 11月15日 22時03分
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