エピソード39の感想一覧
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[一言]
まず始めに、限りなく個人的な感想で、きっと多分に書籍化という雲の上のような出来事への嫉妬羨望その他もろもろのドロドロした感情が入り混じった感想だということをご容赦ください。醜かったら、ただのやっかみだと捉えて切り捨てて構いません。むしろそうしてください。多数の読者の後押しのもと、書籍化に辿り着いたその時点で、素晴らしい作品に違いありません。
一言で言うならば、すごくバランスが悪いな、と思いました。
健気で可愛いキャラクターたちは非常に良く書けているのに、それを取り巻く世界環境が、どう考えてもそれを許していない。はずなのに、主人公たちはそこを平然と生きていく。そこに、どうしてもアンバランスなものを感じてしまった。ヒロインの朗らかさも本当なら簡単に受け入れやすいもののはずなのに、取り巻く環境の厳しさのせいで異質さが浮き彫りになる。世間知らずの良家(疎外されていようとも)の女の子が、女子供の無残な姿を見て、あれだけ粗悪な環境を目視して平然としているのが、たとえ創作なのだからと必死に頭の中で免罪符を掲げても、どうしたって不気味でした。
また、主人公の立ち振る舞いが明らかに「ズレて」いるなと思いました。
自ら面倒ごとはごめんだと言っておきながら、ナンパしてくる冒険者には煽るような物言いでぶつかる。念じるだけで高威力の魔法を放てる速攻性を有していながら、オークに蹂躙される村人をただ丁寧に描写し、助けようともしない。そのくせ、後になって救える命は救いたいだのと言う。そういう不安定さは年相応と捉えてしまえれば受け入れられなくもないですが、後になって善人ぶる描写にどうしても嫌悪感を抱きました。
「俺のファイアーボールならっ──」
「ダメだよっ! オーク以外にも当たっちゃう!」
などと、高威力のファイアーボールを咄嗟に放ち、オークだけでなく周囲の村人にまで被害が出てしまう、といった助けるのに躊躇する理由があれば捉え方もきっと違ったのだろうなと、勝手ながら思います。
他にも各キャラクターに対して違和感等を感じる部分はありましたが、それを書き連ねるのはさすがに自分の薄汚い嫉妬心が浮き彫りになり過ぎていて勝手にも読むに耐えないものになるので、割愛します。
ストーリー自体はとても先の気になる良い引きを保つ展開をしていて、その先を見たいと思わせる強さを非常に感じました。ただ、キャラクターがどうしても前述の理由で真正面から受け止めることができず、このままの方向性で行くのならとてもじゃないが読み進められないと思いました。
身勝手で個人的な感情に満ちた感想ですみません。
まず始めに、限りなく個人的な感想で、きっと多分に書籍化という雲の上のような出来事への嫉妬羨望その他もろもろのドロドロした感情が入り混じった感想だということをご容赦ください。醜かったら、ただのやっかみだと捉えて切り捨てて構いません。むしろそうしてください。多数の読者の後押しのもと、書籍化に辿り着いたその時点で、素晴らしい作品に違いありません。
一言で言うならば、すごくバランスが悪いな、と思いました。
健気で可愛いキャラクターたちは非常に良く書けているのに、それを取り巻く世界環境が、どう考えてもそれを許していない。はずなのに、主人公たちはそこを平然と生きていく。そこに、どうしてもアンバランスなものを感じてしまった。ヒロインの朗らかさも本当なら簡単に受け入れやすいもののはずなのに、取り巻く環境の厳しさのせいで異質さが浮き彫りになる。世間知らずの良家(疎外されていようとも)の女の子が、女子供の無残な姿を見て、あれだけ粗悪な環境を目視して平然としているのが、たとえ創作なのだからと必死に頭の中で免罪符を掲げても、どうしたって不気味でした。
また、主人公の立ち振る舞いが明らかに「ズレて」いるなと思いました。
自ら面倒ごとはごめんだと言っておきながら、ナンパしてくる冒険者には煽るような物言いでぶつかる。念じるだけで高威力の魔法を放てる速攻性を有していながら、オークに蹂躙される村人をただ丁寧に描写し、助けようともしない。そのくせ、後になって救える命は救いたいだのと言う。そういう不安定さは年相応と捉えてしまえれば受け入れられなくもないですが、後になって善人ぶる描写にどうしても嫌悪感を抱きました。
「俺のファイアーボールならっ──」
「ダメだよっ! オーク以外にも当たっちゃう!」
などと、高威力のファイアーボールを咄嗟に放ち、オークだけでなく周囲の村人にまで被害が出てしまう、といった助けるのに躊躇する理由があれば捉え方もきっと違ったのだろうなと、勝手ながら思います。
他にも各キャラクターに対して違和感等を感じる部分はありましたが、それを書き連ねるのはさすがに自分の薄汚い嫉妬心が浮き彫りになり過ぎていて勝手にも読むに耐えないものになるので、割愛します。
ストーリー自体はとても先の気になる良い引きを保つ展開をしていて、その先を見たいと思わせる強さを非常に感じました。ただ、キャラクターがどうしても前述の理由で真正面から受け止めることができず、このままの方向性で行くのならとてもじゃないが読み進められないと思いました。
身勝手で個人的な感情に満ちた感想ですみません。
エピソード39
感想ありがとうございます。
キャラクターの性格が気持ち悪いというか、ストーリーの進行や行動とチグハグになっているということですね。
実のところ、僕自身も書いていてうまくいかないなと思うことはありました。
これはキャラクターはコミカルに、ストーリーはシリアスにというコンセプトで書いている物語です。この作品だけじゃなくて、今後書く小説は大部分がそういう物になると思います。
これは僕の趣味なので仕方ないのですが、確かにキャラの性格と状況が乖離することはあると思います。
これがうまい作者ならすり合わせを器用にできるのでしょうけれど、僕にはまだその技量がないということです。
結果として、キャラがとんでもないサイコ集団に見えることもあるでしょう。そういうキャラクターも好きという、これも僕の好みなのですけれど、それも関係しているかもしれません。
できないことは仕方ないですし、書きたい物語の種類がそういう物というのも仕方ないです。
今後はさらに精進して、他の物語から学んで吸収して、数を書いていって改善をはかりたいと考えていますので、今後ともおつきあいのほど、よろしくおねがいします。
キャラクターの性格が気持ち悪いというか、ストーリーの進行や行動とチグハグになっているということですね。
実のところ、僕自身も書いていてうまくいかないなと思うことはありました。
これはキャラクターはコミカルに、ストーリーはシリアスにというコンセプトで書いている物語です。この作品だけじゃなくて、今後書く小説は大部分がそういう物になると思います。
これは僕の趣味なので仕方ないのですが、確かにキャラの性格と状況が乖離することはあると思います。
これがうまい作者ならすり合わせを器用にできるのでしょうけれど、僕にはまだその技量がないということです。
結果として、キャラがとんでもないサイコ集団に見えることもあるでしょう。そういうキャラクターも好きという、これも僕の好みなのですけれど、それも関係しているかもしれません。
できないことは仕方ないですし、書きたい物語の種類がそういう物というのも仕方ないです。
今後はさらに精進して、他の物語から学んで吸収して、数を書いていって改善をはかりたいと考えていますので、今後ともおつきあいのほど、よろしくおねがいします。
- そら・そらら
- 2020年 09月30日 00時40分
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