感想一覧

【一言】
再構築系の代表作って感じの作品ですよね。数年ぶりに読み直しました。

嫁の浮気はたぶんきついんだよね、男ってプライドの生き物って感じあるからさ、別の奴にマウント取られた感があるんだと思う。

ちなみに、知り合いの根が真面目なだけが取り柄だった男は子供を残して自ら○を絶った大バカ者だった、棺桶の中でも首に巻かれたタオル（紐あとを隠すため）が痛々しかったね。そして、近所では妻・子供を○して、自らの○も絶って発見された男もいた。見つかった時点でもう罪に問えないけどね。

最近、再構築系の小説がブームなのか、ちょくちょく拝読させてもらうんだけど、作者様の世界観なのでホント自由でハッピーエンドでバンザイなんだけど、トラウマなのかどうも結論に納得できない自分がいます。

読者様もするなら10000％ばれないようにお願いします。しないのが一番、オセッセしたいなら別れて身ぎれいにしてからが良いよ。まぁ人間だから、そうは上手くいかないんだろうけどね。

この小説の主人公とは違って、現実には頭がぶっ飛んで、理解不能な行動をする男もいますから、マジで・・・。

[良点]基本通りで安心して読めました。やっぱりハッピーエンドかな
[一言]鷲也君はクラジミア大丈夫だったのかな。浮気を訝った原因だったのでちょっと心配

[良い点]
ジャンル分けするなら「ヒューマンドラマ」と言う事になるのでしょう。
凄く難しいジャンルだし、裏切られた夫、壊れた家族の再生物語というテーマ自体、私ならビビるレベルの最難関です。

しかも家紋さん独自の人間哲学が組み込まれていて、それが物語を重くしていない。
理屈の部分がツーマッチになってしまう作品を随分読んできたけれど、家紋さんの場合、その弊害を軽やかに回避し、ラストのハッピーエンドも読む側が自然に受け入られる。
素晴らしい筆力と感性だと思います。

所々、ギリギリ・ラインのジョーク（例えば１０７話、立花さんが口説く時の「僕のシャトル」とか）があるのに、読後感があくまで爽やかなのは書き手の人柄の反映なのかな？

凄く良い刺激、頂きました。

[一言]
家紋さんが取り扱われる題材は本当に多彩ですね。
読んでいて視覚的に浮かんでくる描写が多いから、映画等をよく見ておられるのでしょうか？

まだ拝読していない作品が沢山あるから、次はどれを読ませて頂くか……どれも面白そうだし、じっくり考えさせていただきます。

[良い点]
78話のシゲさんの思いやりが91話の伏線となり、勇気を得た彩さんが「電話を掛ける」行為に繋がる。
心の流れが自然だし、緻密な構成だと思います。

ここからラストまで一気に物語が進みそうだし、敢えて一旦切り、感想を書かせて頂きました。
次は全編読み終えた後になりますが、そちらはそちらで書きたいことが一杯できそうなので……
[一言]
重い話になると思っていたら、明るく楽しく読める方向へドンドン変わっていきますね。
「すれ違い」をうまく使う感じ、古き良きメロドラマの趣も感じます。

[良い点]
この逆襲は強烈過ぎる……
近野さんのエピソード、彩が立ち直っていくエピソードが微笑ましいもので、読んでいても応援したくなる感じだっただけに、ヴィラン・西岡が目立っていました。
登場場面のインパクトが半端なく、これも又、凄く良いキャラ。
ひとつ前のエピソードのクズっぷりなんか、西岡主役で読んでみたいと思ったくらいでした。
今回のやられっぷりも期待以上で、コレからの活躍が楽しみです。


[一言]
前に頂いたメッセージの続きになるんですけど、田圃をお持ちとは凄い、羨ましい。
千葉の隅っこと言う中途半端な田舎に住んでいると、自然の中の水のせせらぎ音に憧れてしまいます。
でも、お話の中での水消費量を考慮した場合、憧れなんか吹っ飛ばすリアルな負担があるのでしょうね。
それでも、羨ましいと思っちゃいますけど……

[良い点]
近野さんとスズちゃんの関係、微妙な緊張感がリアルでした。
急に近野さんを拒否したと思ったら、まさか「おむつ」の問題だったとは……
ここら辺のリアルさは、独身じゃちょっと書けません。

近野さんの気持ちを受け止められない主人公の心情もよくわかったけれど……ここら辺をふっきれないのがオジサンの性なのでしょうか？
[一言]
近野さん、一歩間違うと「泥棒ネコ」なんて言われちゃう立場なのでしょうが、すごく恋にまっすぐで、時々不器用な辺り、好感が持てました。

彼女を選んだ方が幸せになれるんじゃないか、なんて思ってしまいました。

[良い点]
あまり細目に感想を書き過ぎると迷惑かな、と思い、50話時点でのレビューと感想を予定していたんですけど、33話と３４話が素晴らしく、思わず書いてしまいました。
失い得ないものを失った奥様の哀しみ、そして、あくまでシリアスでありながら、「パパのおちんちんだぁ」に持っていく展開の面白さとオリジナリティ。
悲喜の紙一重が織りなす絶妙。
感服です。
私もホームドラマは好きで、トライもしていきたいのでいい勉強をさせて頂いたと思います。
[一言]
離婚が成立してしまってから、どんな物語が動き出すのか……タイトルからして「再生」を期待してしまいます。

[良い点]
これは……きつすぎますね。
自分だったら耐えられないし、多分、離婚という名目で状況から逃げ出している。

家紋さんは敢えて夫の苦しい状況を作り上げ、そこに気持ちを入れ込む事で物語として作っておられるのでしょうが、その仮借の無さに脱帽します。
[一言]
妻の不倫って、夫の不倫と比べてあまり描かれていませんから、衝撃に加え、新鮮さも感じてしまいます。

夫婦がどうなってしまうのか、じっくり拝読させて頂きます。（新作の方も気になっているから、並行して読む事になっちゃいそうなんですけど……お許しを）

[良い点]
部下との意識していない行いが妻への欲求に繋がる所、流石のリアルさです。

そして子供がいる事によって生じる空白感……こんな感じなんですね。
妻の妊娠中に浮気する男性は、流石にゲスの極みだと思いますが、出産後に心の隙間を感じるケースは何となくわかる気がします。

このリアルな筆致が妻の何を暴いていくのか、今から楽しみです。
[気になる点]
何もありません。
[一言]
長編の構成、すごく巧みになされていますが、どれくらい練るのに時間をかけておられるのでしょうか。
私はそこに時間が掛かっちゃうタイプなので、家紋さんの物語に在る速度感、見習いたいといつも思っています。

[良い点]
久しぶりに読み返しましたがやっぱりいい話です！
素敵な復縁話をありがとうございました！